国土交通省が2008年に発表した海外旅行前の期待度と帰国後の満足度の差を比べた日本人旅行者の意識調査で、“がっかり度”の最も高い国の1つに選ばれた国、フランス。この調査からもわかるように、フランス旅行は“期待はずれ”だと思う日本人はとても多いようです。さて、そこで今回は花の都パリに期待するとガッカリすることを5つご紹介します。フランス旅行前に、一読して期待値を少し下げるようにしましょう。(笑)
キレイな街
パリといえば『花の都』と言われるほど美しい街として世界的に有名ですが、現実のパリは旅行ガイドブックの写真とは程遠い場合もあります。パリの街は汚いというのは、フランス人(パリジャンを含め)の常識です。街を歩けば、犬のふんやたばこの吸い殻、ファーストフードの食べた後のごみなどがよくあります。道端で食べたり飲んだりした後にゴミ箱にごみを捨てない人が日本に比べて多いようです。旅行ガイドや、パリの夜景の写真を見るととても美しく、それだけに期待値が高くなってしまうので、実際にパリの街を歩いてみてがっかりする旅行者がいるのでしょう。基本的に、日本の街のキレイさは世界的に見ても素晴らしいことを知っておくといいでしょう。
親切なパリジャン&パリジェンヌ
パリジャン&パリジェンヌが、高飛車で高慢だと言われるのはフランスでは有名な話です。日本では地方の人間が東京の人を“冷たそう”と言うこともありますが、フランスの地方に住む人がパリを嫌うのとはレベルが違います。それほど、パリジャンは気取ってて嫌がられるのです。パリに旅行して、日本と同じような親切なサービスが受けられると期待しない方がいいでしょう。高慢な態度にがっかりする人が多いようです。
英語が通じるインターナショナルな国
ヨーロッパ周遊旅行など、フランス以外の国も一緒に旅した人に多い不満がこれ。パリに着いたとたんに、英語が通じなくなったという声です。最近は、若い人を中心に英語を話せるパリ人が増えたという人もいますが、それでも他のヨーロッパの国に比べるとまだまだ英語が下手な人が多い国です。フランスに旅行に行く際は、英語だけに頼らず、簡単な意思の疎通が図れるように勉強していくことをお勧めします。また、フランス語がわからず、英語もわからない日本人は露骨に嫌な顔をされる場合もあります。そういった反応が気になる方は、どちらかの言語の習得からはじめましょう。
映画でみたムーランルージュ
映画でみたムーランルージュと同じものを期待すると、必ずガッカリします。実際のムーランルージュは、映画よりも会場も小さく、人数も少ない小規模なもの。映画のムーランルージュはハリウッド仕様で、大げさにしたものだと心得ておきましょう。
食べ物がうまい
フレンチ、といえば日本では高級で美味なイメージがあります。しかし、日本人旅行者がよく行くモンサンミシェルや凱旋門周辺、エッフェルタワー周辺などにあるツアーリスト向けのレストランは高いだけでさほどおいしくはありません。パリで本当においしいものが食べたい場合は、1) パリに長年住む日本人の知り合いに手ごろな値段で満足できるお勧めの店を聞いてみるか、もしくは 2) 5つ星レストランに行くといいでしょう。日本人のイメージしがちなフランス料理は、5つ星レストランです。ちなみに、フランスに住んでいて本当においしい!と思ったのは、旦那のおばあちゃんが作った家庭料理と、地元の人しか知らない隠れ家的なレストランの料理と、3か月先の予約をした1マカロンのレストランです。
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そんなこんなでガッカリ度が高いと言われるフランスですが、ガッカリの原因は“期待しすぎ”にあるのでは?と思います。パリを素晴らしい街であると飾り立てるメディアにも問題があると思いますが…。毎年地方と転々と引っ越している私ですが、フランスのおすすめはパリではなくて“地方”です!旅行ガイドブックには載っていないような地方(フランス人には有名な地方)が、人も穏やかで、のんびりとした空気で、食べ物もおいしくておすすめです。地方でワイナリーを訪れたり、トリュフを使ったお料理レッスンを受けたり、地元の人しかいないマルシェに行ってみたり…。そんな濃厚な“フランス”を感じる地方の旅こそ、フランスの魅力が一番わかりやすいと思います。
>ちなみに、フランスに住んでいて本当においしい!と思ったのは、旦那のおばあちゃんが作った家庭料理と、地元の人しか知らない隠れ家的なレストランの料理と、3か月先の予約をした1マカロンのレストランです。
このレベルになってようやく日本食と同じぐらいおいしいって意味?
旦那さんのおばあちゃんってどこの国出身?結構国籍や人種が混じってたりするじゃないですか、特に国境沿いだったりすると。
戦争中にドイツ軍が落下傘で降りて来るのを見てたりして。あ、落下傘は連合軍か。
フランス語に誇りを持ってるから、英語は話せるけど、あえて話さない、ではなくて、英語はもともと話せないんですか?
美味しいもの、確かにまだパリで出会ったことありません。お洒落なガイドブックにおすすめってかいてあるにも関わらず、騙された気分です。ほんとに美食の国かな?と疑いたくなりましたが、ニースやマルセイユではエクスではさすがフランス!というものを食べることができました。カフェ、仏人宅、レストラン、マルシェで。パリの犬の糞は下を見てあるかないせいかきになりません。街の汚さももう慣れたし、意地悪フランス人もいれば面白いフランス人もいてこれも街の風物詩と思えますが、一番嫌だったのが同じ日本人なのにパリ在住の人が意地が悪いことです。他の海外の都市ではあまりありえないことで、もともといい人だったのにパリに住んだらずる賢くなった人もいます。パリに5年住んでた知人がいうにはパリでは日本人の敵は同じ日本人でパリにはそういう人が集まってくると聞いて納得しました。
ここ10年間で50回ほどパリを訪問していますが、パリの人は本当に親切で優しくてユーモアがあって、、、帰国便の中でパリパリ~と叫びすぐブッキングしてしまいます。
7区のキャビアのお店で、たまたま朝に通りかかって白髭のムッシュと立ち話をし、その日の昼に訪れたらシャンパーニュを1杯ご馳走してくれました。道に迷って尋ねたらランチをご馳走してくれたムッシュもいます。日本人大好きとパリを案内してくれた方もいます。列挙したら切りがないので止めますが、毎回、必ず素晴らしい体験をさせてもらっています。
お惣菜屋さんのマダムにおまけしてもらったことも数え切れません。ダンススクールでも先生も生徒さんも本当に優しい♪
≪パリ信者≫です。
パリが好きで好きでたまりません。
あっ!南フランス、プロヴァンスも、、、誰もが親切で優しいです♪
ニースでもマルセイユでも食後酒をプレゼントしてくれたり、お店の花を包んでくださったり、、、フランス人は何と何と感じが良いのでしょう♪
初めて訪れたアルビではビストロのムッシュがお店に飾ってあったロートレックのポスターを剥がしてくれました。一緒にラボエームの曲で踊ったのも忘れられない思い出です。
そんな訳で、
どうしてパリっ子が、あるいはフランス人が冷たいと感じるのか、、、実は全く分からないのです。
むしろ日本の方が索漠とした感じがします。
自分語りでご不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんが、
一概にパリっ子、フランス人が冷たいとは言えないと思いました。