日本食ブームから約30年がたち、いまや世界中で愛されている日本食。しかし、欧米では日本食はまだまだ新しく進出した食の部類に入り、日本食に対する誤解や礼儀作法など知られていないことも多いです。美食の国として知られるフランスもまた例外ではなく、フランスのテーブルマナーやフランス料理の常識を覆すような日本の料理に戸惑ったり、誤解をしているフランス人も多いようです。
そこで今回は、日本食を初めて食べる(もしくはあまり馴染みのない)フランス人にありがちなおかしな食べ方を6つご紹介します。日本食をフランス人風に食べるとこうなるんだろうな~と、おかしなフランス人の日本食の食べ方を見ていると思います。
1. 三角食べができない
フランス人は飯と味噌汁とおかずを“順序よく減らしながら食べる”三角食べができません。これは、フランス料理がEntrée(前菜)、Plat(メイン)、dessert(デザート)の順で出てくるため一品、一品を片付けてから次の料理を食べるというフランス料理の様式で日本食を食べるからです。
私たち日本人は幼いころから、ご飯もおかずも一緒に食べるようにしつけられていますが、フランス人は前菜を全部食べてからメインを食べ始めるようにしつけられています。このため、日本の定食のように小鉢とメインのおかずに加え、汁ものとご飯が一気に出てくるとどの順で食べればいいのかわからなくなってしまうそうです。
2. ごはんに焼肉のタレをかけるのが日本食だと思ってる
パリの日本食レストランによく通うパリジャンに多いのが、日本食のご飯は焼肉のタレをどぼどぼかけて食べるものだという勘違いです。
一般的に、フランス人はメインとは別のお皿につがれたご飯をおかずと一緒に食べるという感覚がなく、三角食べができないことから、ご飯がいつもあまりがちになります。一つの皿(お椀)に盛られた料理はそれ一品で完成してあるべきであり、それだけでは味気ないご飯には何かをかけて食べるのが常識だと思っています。
パリの日本食レストランにも、甘ダレを置いている所が多く、この焼肉のタレのどぼどぼご飯の傾向は、中国人経営の日本食レストランが発祥になっているのではないかという説があります。
3. 味噌汁をスプーンで飲む
フランス料理のマナーでは、お皿や器に口をつけて食べるのはマナー違反です。食器に口をつけることを嫌がるフランス人も多く、フランス式のマナーをそのまま日本食にも適応させる人も少なくありません。
4. ラーメンやうどんなどの麺類が“のびる”ことを知らない
フランスにはスープのなかに麺類が入っているような食べ物はあまりありません。たまにスープのなかにショートパスタが入ってたりすることはありますが、スパゲッティのような長い麺を使ったスープスパのようなものがありません。
そのため、フランス人は麺類が“のびる”という感覚があまりなく、食事に時間をかけるフランス人は友人とおしゃべりしながらゆっくりと食べてしまいます。麺がのびきって、スープが冷めた状態になっても食べ終わっていない場合がよくあります。
5. 刺し身は醤油を両面べったりつける
パリの日本食レストランの刺し身やお鮨のお魚は分厚く切られていることが多いです。これはフランス人がネタにべったりと醤油をつけるからという人もいます。一般にフランス人は、醤油=ソースとして捉える傾向があり、醤油=調味料という感覚はあまりありません。
6. ラーメンやうどんなどの麺類はすすらない
パスタはスプーンとフォークを使って食べますが、日本の麺類も同じようにして食べるものだと思っている人が少なくありません。また、麺類などをすする行為(音を立てて食べる行為)は欧米ではマナー違反です。
そのため、れんげに麺と具を器用に一口大に入れて食べる人が多いです。ただでさえ慣れていない箸を使っているので、とても時間のかかる食べ方で、こういった理由からもフランス人は麺類を食べる時はやたらと時間がかかってしまうのかもしれません。
だから、音クチャクチャ立てて食うのは朝鮮人つったろが!
麺を啜るのは別に行儀悪くないんだよ。ヨーロッパ人がラーメン食ってるの見たことあるけどバカみたいに食い辛そうにしてたわw
麺すするのが行儀悪いなら飯食うとき靴ぐらい脱げ、ゲルマン土人どもめ
食事の仕方は1つの文化で、
昔から日本は畳の上に正座・あぐらで食器を口元近くにしないとこぼれる。
熱いものは口のまわりの空気と一諸にすすり食べやすくするためでは。
(中共は机・イスの文化当然、当然、口は机上に向かう・熱いものはレンゲ・匙を使う。)
(日本人は嫌う・日本にないマナーだから)、
勝手を知らない異邦人は他国で自分の文化をそのまま持ち込むからおかしく見える。
要はそれぞれの文化・食材の違いで食事の時の美意識も変わってくるのでは。
でも、素手で骨付き鶏肉をおいしそうに食べるのはうらやましいなー。
麺をすするのは別に日本のマナーでもルールでもないから、何もおかしくはない
じゃあ日本もスパゲッティにスプーンだすのやめようぜ
ワインのティスティングと同じなんです。口にワインを少し含んで空気を含ませながら口全体に香りと味をみますよね。
そばをすするのは実はそばつゆを食すからなんです。そばつゆはお店の顔です。何時間も寝かして作ったり、継ぎ足して何年も使っている代々伝わるそばつゆもあります。
お行儀が悪いのではなくそばとつゆのハーモニーを楽しみ、口いっぱいにつゆの芳醇な香りを楽しみ、喉腰にそば粉の風味を楽しむとかいろんな楽しみがあるのです。
ぜひ、日本の麺を外国人に食べるさせる時はそんな説明をしてあげてほしいです。
発祥やマナーがなんにせよ、「すする」という文化が重要なんです。
これをするようになったために日本人は、鼻の奥の粘膜まで使って
鼻腔で「すぐる」ことにより香・風味を重要視するようになった。
日本人の味覚が発達・・・というより、風味や香を気にする人がとても多くなった
のは、そこにある。 特に、麺が発達した要因にもなった。
外国人も今でこそ、うどん・そばなど好む人も出てきてますが、外国人のような食べ方では
まず、うどん・そばは美味しく食べられません。
豆腐ほか、日本には味が薄く風味を楽しむ食べ物が多い。
これらも、味覚が発達、または食べる技術がないと良さがわからない。
それが解らず、一方的に日本食を薦めたり、美味しさが解らないと意見してもしょうがない。
そういう意味でも、日本食は特殊と言えるのでしょう。