時間にルーズなフランス人。何事ものんびり、のん気に、自分のペースで。
大学の頃、私は外国人留学生の寮に住んで年間200人程の外国人と生活を共にしていた。花火大会だの、お花見だの、イベントがあれば連れて行ったりしていたわけだが、集合がいつもいつも同じパターンだった。つまり、
1.約束の時間前に現れる日本人。
2.オンタイムで現れる中国人or韓国人。
3.ちょっと遅れて香港人。
4.後に続くアメリカ人。
5.「フランス人は来ないのかな?」と思い、出発して800mくらい進んだところでフランス人の登場!!と、思いきや、「携帯忘れた!」だの、「部屋にかぎ掛けてなかった!」だの、「やっぱ寒いからジャケット着よう!」だの言って引き返す。
全くどこまでマイペースなん!?自由すぎる!…と、不機嫌になる日本人。
でも、正直に言おう。私はそんなフランス人が嫌いじゃない。というか、好きだ。
なぜなら私がどちらかと言うと、(いや完全に)遅刻魔だからだ。「決まった約束の時間」になぜかいつも行けない。毎回、「遅刻して本当にごめんなさい」と心から思ってるのに。だからフランス人の旦那とどこか出掛けるときはいつも、時間ぎりぎりで駅まで猛ダッシュ!するか、遅刻する羽目になる。毎回同じ展開になるのに学習しない私たち2人。
だがこんな遅刻魔の私でも、やっぱりフランス人の遅刻っぷりには敵わないと思う。そう痛感したのはフランスのテレビで、生放送に40分遅刻したジャンレノを見たときだった。番組のメインゲストが放送時間になっても現れないのである。MCはその間何を話せばいいのかわからず、タジタジ&グダグダ。いやむしろ、放送事故。つまらないジョークで引き伸ばす、引き伸ばす。
出演者全員に迷惑かけまくったところで、ジャンレノ登場!大して悪びれる様子もなく、「ごきげんよう」ってな感じ。
生放送に出演者が来ないなんてめったに見られないから、何かラッキー☆☆と旦那に話したところ、
旦那「生放送だからよくあるよ、そんなの。」だって。
さすがはフランス人!!その超マイペースなところ、私は大好きだ。
外国人の友人に「シブい」を説明する時にジャン・レノの名前を出すとわかってもらえます。
あせらずにゆったりと歩く姿が目に浮かびます。
無理しないマイペースが一番良いですね。
日本人同士でもそう思うよ。
主役は遅れてくると体現したジャンレノ(笑)
日本人は沖縄と対立せず遅刻に寛容で遅刻しても仕事等に支障なしの沖縄のマイペースなゆったりしたイライラの無い沖縄時間を体感すると良いと思う。
戦争に使われる基地はいらないと思うがなぜアメリカ人は沖縄にいたがるのか。
どこにも味方せずだれも敵に回さずゆったりマイペースに過ごす笑顔の絶えない沖縄県民の国際色豊かな平和を願うホスピタリティに心を撃たれてるからだ。