ディズニー・ワールドなど数々のリゾートがあるフロリダ州でもおもしろい法律がたくさんあります。
例えば、フロリダでは水着を着たまま一般聴衆の前で歌ってはいけません。プールサイドでは大好きな曲が流れて、思わず口ずさんでしまったら、さぁ大変!違法行為です。
象はパーキングメーターにしっかり止めておかなければならないという法律もありました。今ではフロリダで象を見ることもありませんが、以前にはたくさんの象がいたのかも知れません。
ヤマアラシと性的な関係をもつことは法律違反です。たくさんのとげを持っているヤマアラシと、そんな関係を持ちたいと望む人が果たして何人いるのでしょうか?法律が出来たということは、その手の人が以前はいたということなのでしょうが、なんとも奇妙な法律です。
また、日曜日の昼間に女性が裸でバンジージャンプをするのは違法になっています。逆にいえば、日曜日以外の昼間は問題がないということなのかもしれませんが、その趣旨がよくわかりません。日曜日は安息日なので教会的にも裸は良くないということなのかもしれませんが。
最後は、結婚前の女性が日曜日にパラシュートで降りてきた場合は、最悪逮捕されたり、罰金を科せられたり、牢に入れられたりしなければならないというものです。これも日曜日に関連していますが、どうして独身女性だけなのでしょうか?不思議な法律です。
フロリダ州は気候が1年中温暖でカリフォルニア州と並ぶ観光地となっていて、サンシャイン・ステイトとも呼ばれています。フロリダ州のナンバープレートには、必ずこの言葉が入っています。今回はフロリダ州のおかしな法律ですが、日本の政府や自治体にもこん手の法律が今でもあるのでしょうか?
もしかすると日本のおかしな法律は戦争てすべて消失したかも知れません。(良かった、よかった) それと法律として紙に書かなくとも人々が暗黙の了解で法律化していたものもあると思います。アメリカのような他民族国家でないことが、全国民の意思を統一するのに幸いしたのかもしれませんね!!
アメリカ社会の内側を切る-おかしな法律シリーズ-フロリダ州編、写真:Joe Gratz