日本では大学生の就職活動が12月1日から解禁されたが、将来は海外で成功してお金を貯めたい!と考えている人も少なくないだろう。しかし海外で働くと決めても、実際に現地で仕事があるのか否かは気になるところ。せっかく海外に行ったのに、仕事が見つからず帰る羽目になった…では色んな意味でもったいない。
そこで今回は海外で仕事がしたいと考えている人必見!海外で求人の多い仕事を基にした「とっておくと役立つ資格」を5つ紹介する。これがあれば、おそらく海外での職探しには困らないだろう。
1.美容師免許
海外の日本人が多い地区で重宝される資格。日本の美容院床屋ほどきめ細かなサービスをしてくれる場所を探すのは一苦労だ。さらに現地人とアジア人の髪質の違いなどから、注文通りにカットしてくれないことも多々ある。そういう理由もあって海外在住の日本人は日本人がやっている美容院に通うことが多いのだが、何といっても美容師さんが少ない。海外の日本語情報誌を見ても「美容師募集」の字を頻繁に目にするので、美容師免許があると海外で職探しに困ることはないだろう。
また美容院で働くのではなく、お客さんの家で髪を切るという出張カットをしている美容師さんもいる。この場合、価格も自由に決められるし、労働時間を自由に決められるので自由度が高い。
2.保育士資格
保育士さんも海外で働く日本人ママからの需要が高い。日本人ママは子どもを日本人に預けたいと考えている人も多く、そのため1年中ずっとベビーシッター募集の求人がある。もちろん資格がなくても採用されるが、「保育士資格を持っている」というブランドの力は大きく、ベビーシッターの相場価格よりも高額で雇ってもらえる可能性が高い。保育士の経験があれば、色んな家庭からひっぱりだことなること間違いなしだ。
3.調理師免許
海外で一番多い求人は飲食店・レストラン。調理師としての経験や技術があれば海外でも非常に重宝される。特に、寿司職人や板前など日本食の需要は高い。海外で本格的な日本食レストランをオープンし、成功させた人も多い。ただし、現地の就職にありつくには、使い物になる”経験”とやる気が必要。
4.心理カウンセラー
意外と知られていないが、カウンセラーは海外での需要が多い。海外で生活する日本人は慣れない土地でのストレスでホームシックになったり、うつ病になってしまう人もいる。誰かに相談したいのにできない、現地の言葉がまだうまく話せない…とういう人がたくさんいる。そういった人の心のケアを専門にするのも一つの手だろう。日本でカウンセラーとしての経験があると尚良し。
5.語学系資格
必ず仕事にありつけるとは言い難いが、定期的に求人のある仕事が「語学を教える仕事」だ。日本語講師や現地の言葉を日本人に教える仕事、単発の通訳業までを含めると、求人数は多い。安定した職につけるかとなると難しいが、最初はレストランなどと兼業しつつキャリアをスタートさせるというのもひとつの手だろう。特に駐在員の多い国や地域では、日本人家庭の子どもに「正しいきれいな日本語を教えたい」と考えている親の需要も多い。国語教師などの教員免許があると重宝するだろう。