世界の国々の違いやそれぞれの特徴を理解するのはとても難しい。「世界」を知っているようでわからないという人も多いのでは?そこで今回は米紙ワシントンポストで掲載された「世界を理解するための世界地図」より、面白いものを30ピックアップしてみた。
1. 人間が住んでいるところ、収入額で色分け
色がついている場所が人間の住む場所。黄色は年収995ドル以下、水色は最も高収入な地域で年収が12196ドル以上の地域。
2. 人間の移住の歴史
人間は約6万年前にアフリカで誕生し、その後世界各地へと移住した。地図を見る限り、日本に人間が初めて上陸したのは今から約5万年前になる。人種は違えど、人間みな同じであることがわかる素晴らしい地図。
3. 人口が増えているところ、減っているところ
青色が濃いほど人口増加の激しい国。反対に赤色は人口が減少している国。日本も数少ない人口減少国の一つである。
4. 世界の壁
赤はイミグレーションの壁。緑は政治見解の壁。
5. ノーベル賞受章者数
北アメリカ大陸とヨーロッパにノーベル賞受賞者が多いことがわかる。ちなみにアメリカ合衆国の国民は世界人口の4%にあたるが、ノーベル賞受賞者の34%はアメリカ人なのでいかに多いかがわかる。
6. 住宅バブルが起こりうる国
最近の経済調査によると、住宅バブルが起こる可能性のある国は17ヵ国ある。カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、フランス、ドイツ、スイスなど。
7. 最も幸福度が高い国、低い国
青色が濃いほど幸福度が高く、赤色が濃いほど幸福度が低い。一般に、経済が安定している国は幸福度が高いが、日本は先進国のなかでも幸福度が低いことがわかる。
8. 2012年のテロリスト攻撃
赤色の点は最もテロリスト攻撃が激しかった場所。
9. 家にトイレがある世帯数(インド)
青色が濃い所は80%の家庭がトイレ付きだが、それ以外の場所ではほぼトイレ付きの家庭はない。経済発展中のインドだと言われているが、現実はかなり厳しいようだ。
10. 第二次世界大戦中に日本が受けた焼夷弾の数
焼夷弾とは、発火性の薬剤を装填した、爆弾・砲弾・銃弾である。これを見る限り、日本全国至る所で焼夷弾の攻撃を受けていたことがわかる。第二次大戦というトピックでは原爆被害者に注目が集まってしまうが、実際は焼夷弾で亡くなられた人の数も原爆と同じくらいである。終戦までに、日本の60都市住民の30%がホームレスとなった。
11. アジアにおける領土問題
赤色は中国、ピンクが台湾、青色がベトナムの主張する領土範囲である。この地図を見ると、いかにアジア地域は深刻な領土問題を抱えているかがわかる。中国は日本とも問題を抱えているが、中国と領土問題になっている国はアジアにたくさんあるようだ。
12. 太平洋地域における海軍の軍事力
13. 所得差の激しい地域、差がない地域
青色が濃いほど所得差がなく、赤色が濃いほど、所得差が激しい国。日本が世界的に見ていかに所得差のない平等な国なのかがわかる。
14. 地球温暖化が進むとどうなるか
極冠 (惑星や自然衛星の氷に覆われた高緯度地域)が全て溶けると、世界地図はこのようになる。
15. 世界3千万人の奴隷が住む場所
奴隷とは労働を強いられる人、売春を強いられる人、少年兵などを含む。世界で一番奴隷の多い国は、アフリカ北西部に位置するモーリタニア。この国では人口の4%が奴隷である。インドも奴隷の数が多く、140万人が奴隷として現在も生活している。
16. アメリカ大陸地名のルーツ
21. メキシコの麻薬カルテルの縄張り
メキシコ麻薬戦争は、麻薬組織(カルテル)同士の縄張り争い、および麻薬密売の取締を推進するメキシコ政府と麻薬カルテルとの間で進行中の武力紛争のことを指す。メキシコ検察当局の発表によれば、2011年9月までのおよそ5年間に麻薬組織による犯罪や抗争に巻き込まれるなどして4万7515人が殺害されている。
23. ツイート数でみるヨーロッパ
ツイートの言語を色分けしたもの。注目すべきは、言語による国境があまりはっきりしていない点だ。
24. ヨーロッパに移住しようとして亡くなった人の数
円が大きいほど死亡者の数が大きい。青い円は移住しようとして溺死した人の数を指している。