筆者が「私の旦那は外国人です」と言うと、相手が日本人の場合は大体みんな同じような反応が返ってきます。国際結婚した人にありがちな”国際結婚あるある”ですが、実際にはどんなセリフを言われることが多いのでしょうか。
そこで今回は、外国人と結婚した日本人妻が周りの人に「耳がタコになるほど何度も言われること」を6つご紹介します。
1. 「素敵ね!」
とりあえず、この反応をする人が一番多いです。「国際結婚って何だかロマンチック!」、「いい結婚したね!」といった反応。それが本心なのか建て前なのかは別にして、言われた側としては何とも反応に困ります。国際結婚だからと言って、素敵な結婚だとは限りません。
2. 「どこで知り合ったの?」
やはり知り合った場所は気になりますよね。筆者も国際結婚カップルにはどこで知り合ったのか、気になって聞くほうです。国際結婚カップルのハーフの子どもも、「ご両親はどこで知り合ったの?」とよく聞かれるのだとか。
3. 「よくご両親が許してくれたね!」
国際結婚に抵抗感のある人はよくこう言います。「ご両親には反対されなかったの?」、「向こうのご両親はすんなりと受け入れてくれた?」なども、似たような反応です。外国人が結婚相手だと許してもらえないんじゃないの?と思っている人は少なくないようです。
4. 「やっぱり外人派?」
「やっぱり日本人よりも外国人の方が好きなんでしょ?」というようなことはよく言われます。日本人ではなく、わざわざ外国人だけを探して選んだような言われ方をすることが多いですが、(筆者の知り合いの国際結婚した人などは)外国人をえり好みして結婚する人は少数派です。好きになって結婚まで至った人がたまたま外国人だったというパターンのほうが実際には多く、違和感を抱いてしまう質問だと毎回思います。外国人と結婚した日本人女性は、当然ですが日本人男性も好きです。
5. 「ちょっと2人で英語で話してみて!」
外国人旦那と一緒に日本へ一時帰国すると必ず言われる台詞です。普段どのように会話しているのか見てみたい!といった感じでしょうか。筆者の主人はフランス人ですが、フランス語ではなくなぜか「英語で話して」とリクエストされることがあります。外国人との会話=英語というわけではないのですが…。
6. 「ってことは子供はハーフ?かわいいでしょ?」
これも頻繁に言われます。日本人と白人のハーフはみんなハンサム、みんなビューティフルだと思われているようですが、実際は(純日本人の場合と同じく)そうでもない普通の容姿の人が大半です。ハーフだけが妙に期待されて、逆にかわいそうに思います。筆者はまだ子どもがいませんが、今から可愛いハーフが生まれてくると期待されて若干プレッシャーです。
まとめ
これらは外国人と結婚した人の宿命のようなものだと思っています。いつもいつも同じことばかり質問されて面倒だと思っていた時期もありましたが、そのうちに軽く受け流す術を身につけるようになりました。外国人(特に白人)と結婚した日本人女性は多かれ少なかれ同じような経験をしているようです。
面倒ですが、逆に言えば、それだけ興味を持ってもらっているということ。日×日カップルに比べて数が少ないぶん、好奇心を抱かれやすいのは当然です。やはり、宿命というやつですね。今後、国際結婚カップルが増えれば、このような反応をする人が少なくなっていくのかもしれません。
