大統領や首相の夫人、ファーストレディー。以前は夫を支える献身さや国際親善の顔としての役割が一般的でしたが、最近はファーストレディーのルックスにも注目するというのが世界のトレンドのようです。
そこで今回は、海外ニュースサイトRichest Lifestyleより、世界で最も美しいファーストレディーをランキング形式で8人紹介します。あなたはどのファーストレディーが美しいと思いますか。
第8位 アンヘリカ・リベラ(メキシコ)
メキシコの現在のファーストレディーであるアンへリカが8位にランクイン。元女優という経歴をもつ彼女は、チャームポイントだったウェーブヘアをストレートにして、洗練された女性の美しさを表現。シックで地味なスーツ姿が多いが、そんな彼女のファッションとは裏腹に、700万ドルで購入した豪邸は工事会社との癒着があるのではないか?とスキャンダルになった。
第7位 シルビア・ボンゴ・オンディンバ(ガボン)
アフリカ、ガボン共和国の第3代大統領アリー・ボンゴ・オンディンバの妻、シルビアはアフリカで最も美しいファーストレディーだと言われている。ヴァレンティノやシャネルなどの高級ブランド好きなカメルーン育ちのお嬢様。その後はチュニジア、ガボンに引越し、フランスで経営管理論を学んだ。
第6位 ミシェル・オバマ(アメリカ)
アメリカ合衆国史上初のアフリカ系アメリカ人のファーストレディであるミシェル。彼女のファッションセンスは多くのアメリカ人女性からの注目を集め、2007年にはヴァニティ・フェア誌で世界のベストドレッサー10人の1人に選ばれた。2008年には、ピープル誌にてベストドレッサーリストに選ばれ、”伝統的で自信に満ちた”容姿であると賞賛された。 彼女をその洗練されているがされすぎでないスタイルからジャクリーン・ケネディと比較するメディアもある。
第5位 ジェツン・ペマ・ワンチュク(ブータン)
「 美人すぎる国王の妻」として、日本でも話題になったジェツン・ペマ王妃は第5位にランクイン。高校時代はバスケットボールチームのキャプテンを務め、卒業後は英国のリージェンツ・カレッジで国際関係論と美術史を学んでいたほか、ゾンカ語・英語・ヒンディー語に堪能。 2011年5月20日に結婚を発表、同年10月13日に古都プナカで華やかな仏教式を挙げた。
第4位 メーリバン・アリエヴァ(アゼルバイジャン)
その美貌で世界から注目を集めているアゼルバイジャンのファーストレディ、アリエヴァ。ユネスコ親善大使や非常に多くの慈善・文化組織の責任者を務めている彼女は、3人の子どもと2人の孫がいるおばあちゃんだというから驚き。現在50歳の彼女の動画を見ると、美容整形をやりすぎているような不自然な肌のツッパリがある。美しさを保つのも大変そうだ。
第3位 ラーラ・サルマ(モロッコ)
モロッコの現国王ムハンマド6世の王妃。史上初の庶民出身で、国立の情報処理学校を卒業後、コンピューター・エンジニアとして働いていた。21歳のときに当時皇太子であったムハンマド6世とパーティーで知り合い、2002年3月21日に国王と結婚。現在37歳、一男一女の母である。
第2位 アスマー・アル=アサド(シリア)
シリア大統領バッシャール・アル=アサドの妻、アスマー・アフラスはイギリス人。英国育ちでもある彼女は、とかく閉鎖的な印象をもたれがちなシリアを西側諸国にアピールするスポークスマンとしての役割をも果たしてきた。しかし、西洋料理を好み、子供達はシリア料理を一切食べた事が無く、昨年の最高額の散財は、4000万円以上のシャンデリアというように、シリアでの虐殺が続く中、夫人はショッピングを続けているという夫人に批判の声も大きい。
第1位 ラーニア(ヨルダン)
世界一美しいファーストレディーとして堂々の第一位に輝いたのは、ヨルダン王妃であるラーニア。その美貌と知性から中東一の才媛を謳われ、社交界の花形であり、国内外での人気が高く人脈も広い。王妃になる前は銀行勤務の経験があり、ビジネスウーマンとしての経歴を生かして、国内に女性のための職業訓練学校を作ったり、児童虐待防止計画を推進したりと社会的弱者の地位向上のために貢献している。一方で、ヨルダンには貧困層が多くいるにもかかわらず、ラーニア王妃の40歳を祝う誕生パーティーを盛大に行ったことなど批判も多い。
おわりに
どのファーストレディーも美しいです。中東国やどちらかといえば途上国が多いのが印象的でした。”美しい”と称される一方で、これらの国のファーストレディーは贅沢を国内外から批判されるケースが多いようです。
写真:Jaguar MENA