フランス大使館に電話で問い合わせようとしても繋がらない、メールしても返事がこない。必要書類は多いし、その取得方法もよくわからない。そんな国際結婚手続きをリポートします。
日本の役場で婚姻届を提出する時に必要な書類は以下の通りです。
- 婚姻届
- 婚姻要件具備証明書(フランス人配偶者)
- 日本人の戸籍謄本 (日本語)
- フランス人配偶者のパスポート
必要書類を揃えるまで
1.婚姻届・・・これは役場であらかじめもらっておいて証人2人に先に署名してもらう。記入の際は、氏名欄にはアルファベットで、よみかたの欄にはカタカナで記入する。 尚、外国人の氏名(よみかた)は外国人登録証に記されたカタカナ表記に合わせる。
2.婚姻用件具備証明書(certificat de capacité à mariage)・・・フランスの法律上婚姻を結ぶ条件(独身、離婚、死別)を満たしていることを証明する書類のこと。フランス大使館が発行する。
<婚姻用件具備証明書を手に入れるために必要な書類>
(フランス人)
1.出生証明書の謄本または抄本(3ヵ月以内に発行されたもの)
2.フランス大使館が指定する質問票
3.領事館カード、フランス国身分証明書またはフランス国籍証明書
4.パスポートのコピー
(日本人)
1.戸籍謄本の原本とそのフランス語訳(本人が訳したものでよい)
2.フランス大使館が指定する質問票
3.パスポートもしくは顔写真付身分証明書のコピー
上記の書類は、フランス大使館領事部に郵送する(住所:〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44)。郵送してから婚姻具備証明書が自宅(日本)に届くまで3週間くらいかかる。
※フランスでの婚姻を成立させるためには婚姻届記載事項証明書が必要になるので、役場で婚姻届を提出した時にもらっておく。