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フェイスブックでアメリカ離婚率上昇か?

 Product Reviewのニュース記事によると、フェイスブック等々のソーシャルネットワーキングなどによりアメリカでの離婚率が上昇傾向になっていることが判明しました。

これは、自分の伴侶に隠れてソーシャルネットワーキングで親しくなった相手と関係を持ったり、性的な会話をネットを通して行ったりして、伴侶に見つかり離婚を突きつけられている夫婦が増えてきているということなのだそうです。

もちろん、フェイスブックなどのソーシャルネットワーキングが一般的になる前からアメリカでは離婚率は毎年上昇傾向になっていたので、すべての離婚上昇率が、ソーシャルネットワーキングが原因であるとすることも出来ないのも事実です。

オンラインで離婚の手続きを行う弁護士のデータによると、離婚申請をした夫婦のうちの20%以上は、フェイスブックで知り合った相手との情事や会話がその発端となり離婚に至ったことを明らかにしています。

いくらフェイスブック上で知っている友達とはいえ、情事などは許せないのは当然ですが、伴侶がある身でありながら第三者と性的会話を交わすのは明らかに夫婦関係を破滅に導き、性的な関係がなくても許されるものではありません。

こんな単純な原則でさえもアメリカの夫婦の仲で守られていないのは、非常に寂しい現実といえるかもしれません。本来ならば、友達同士で楽しく情報を分かち合い、人間関係をより強くするためにあるべきシステムですが、犯罪者の手にかかると家庭破壊に至ってしまいます。

最新の技術や情報でも、使う側に高い道徳観念がないと犯罪の道具に成り下がってしまう良い例かもしれません。子供達に、新しいものを学ばせるのは必要不可欠なことですが、それ以上に高い道徳観念を植え付ける努力を行わないと犯罪がハイテク技術により、巧妙になるだけかもしれません。

皆さんは、この記事をどのように捕らえますか?

フェイスブックでアメリカ離婚率上昇か?―アメリカ社会の内側を切る、写真:Franco Bouly

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