イメージだけが先行して偏見を持ってしまったり、誤解してしまうことってありますよね?日本人は外国&外国人に対してどんなイメージを持っているのでしょうか?そして、そのイメージのなかで“誤解”だと外国人に思われるものはどんなものが多いのでしょうか?
そこで今回は、日本に住む外国人のブログや掲示板に寄せられた、『日本人が抱きがちな外国に対する誤解』を5つご紹介します。
四季があるのは日本だけだと思っている
そんな勘違いしてない!と思われる方も多いかと思いますが、外国人からの指摘で意外と多いのがこれです。四季があるのは日本だけだと思っている日本人の統計はありませんが、少なくとも「日本人は四季があるのは日本だけだと思っている」と外国人に思われているようです。これは、日本に住む外国人が周りの日本人に「あなたの国では四季があるの?」と質問されることが多いことから、四季があるのは日本だけだと誤解しているように思われるようです。
外国人は日本語がしゃべれない
これは長年日本語の勉強をしていたり、日本に長く住んでいる外国人からの指摘で多いものです。彼らの主張は、「日本語をいくらうまくしゃべれるようになっても日本語で話してくれない」というもの。自分が日本語で話しかけているのに、わざわざ英語(しかも片言)で返されることが多いそうです。確かに、いくら日本に住んでいる外国人でも、外国人は日本語が話せないイメージがありますよね。
欧米人=アメリカ人
ハリウッド映画やアメリカのドラマの影響でしょうか?外国人はみんなアメリカ人だというイメージが強いのが日本人の特徴のようです。これは、南米やヨーロッパ、アフリカなどアメリカ人ではない外国人による指摘が多いです。日本では、誰かに会った時に必ず「アメリカ人ですか?」と聞かれると、私のフランス人旦那も言っていました。だから、日本人は外国人(欧米人)はみんな英語が話せると思っているとのこと。日本人は英語が話せない欧米人はイメージがわきにくいのかもしれません。
日本のモノは海外で手に入らないと思っている
海外に住む…それは日本食や日本の商品とのお別れを意味する。確かに海外では日本のモノは手に入りにくいですが、絶対に手に入らないわけではありません。日本に留学した外国人が国に帰るときに、醤油や味噌汁、お米などを日本人から餞別としてもらうことが多いようです。しかし今や、欧米の地方のスーパーでも醤油ぐらいは手に入ります。日本のモノも結構海外で広まっているんですよ。
外国人は危ない

外国人イコール危険というイメージは、残念ながら根強いようです。麻薬取締法違反で捕まった芸能人などがテレビで、「外国人にもらった」と言うのが原因なのか、特に外国人はドラッグのイメージを持たれやすいようです。道を尋ねても無視されたり、逃げられたりすることも多いと聞きます。危ない外国人がいるのも事実ですが、外国人はみんなこういうものだという決めつけは時に人を傷つけることになってしまうのです。
写真:shuets udono