日本は“かゆいところに手が届く”ような便利な商品が多いことで有名です。海外でも「日本の○○があればヒットしそうなのに…」という商品はたくさんあります。
そこで今回は、外国人に思わず自慢したくなる日本の便利な商品を10コ紹介します。
アイボン
“あったらいいな”をカタチにする小林製薬は外国人に自慢したいメーカー第1位です。小林製薬からは色んなアイデア商品が開発されていますが、なかでも外国人にお勧めしたい商品は『アイボン』。ここフランスで花粉やホコリが目に入って洗いたいときは、目を洗うための『目薬』をしています。目を直接液体のなかに入れ、瞬きすることで洗浄するアイボンのような商品は海外では見かけません。「目にゴミが入った」と目をこする外国人にそっと渡してみたい!ウケること間違いなしです。
ホッカイロ
寒い寒い冬が毎年やってくるパリ。厳しい冬を越すパリジャンたちに是非紹介したいのが、ホッカイロです。これは日本に留学に来たフランス人がいつも大量に買って、持ち歩いていました。パリジャンにぬくもりを。ロンドンやパリ、シカゴ、ニューヨークなど寒い地域でヒットしそうな商品だと思うのですが…。逆にナゼないのか?が気になることろです。
泡髪染め
数年前に日本で登場したアワ髪染め。これって海外でも流行りそうな予感がします。海外のスーパーや薬局でも、自分で染めるへアカラーが販売されていますが、そのほとんどが1剤と2剤をヘラで混ぜるタイプのモノです。人によっては常にキレイなブロンドを保つために2週間おきに自分染めをしている人もいます。こなれた手つきでカラー剤を混ぜているマダムに教えたい!とっても簡単にムラなく染められる日本の泡髪染め。
カバー付綿棒
ただの綿棒ではなくて、ひとつひとつにカバーが付いているタイプの綿棒です。女性なら誰しもが知っていることですが、アイラインをぼかしたり、メイクを直す時にとっても重宝するのが綿棒です。これは日本だけではなく、欧米人女性もメイクの時に綿棒を使っています。カバー付の綿棒は化粧ポーチに入れても綿棒自体は汚れないという点がステキなのです!1つ1つにカバーをつけるなんていう丁寧な包装は日本ならでは!化粧ポーチのなかに綿棒を裸で入れている欧米人女性にぜひおすすめしたいです。
ヒートテック
さすがはユニクロのジャパンテクノロジー。寒い地方に住む外国人に是非ともおススメしたい日本の商品第2弾です。すでに海外に進出しているユニクロのヒートテックは海外でも好評のようです。ただ、まだまだ日本のようにヒートテック商品が浸透しているわけではありません。あんなに薄くて、あったかい下着は他にはありません。寒い地方に住む外国人へのおみやげにも喜んでもらえる商品だと思います。
汗脇パッド
貼ってはがせるタイプの汗ワキパッドは外国でもヒットすること間違いなしです。夏場になると、脇の汗ジミが目立つ人をよく見かけるので…。1回使い切りなら面倒くさりの人でもOKだと思います。
蚊取り線香
フランスの蚊取り製品は、コンセントに差し込むタイプのものが主流です。コンセント式蚊取り器も効果はありますが、より風情のある蚊取り線香を外国人にも教えたいです。左の写真のような蚊取り線香専用の豚の入れ物なんかも、海外ではあまり目にしないデザインです。日本の伝統的なお香(incense)で、かつ蚊取りもしてくれるとなると、試してみたいという外国人も多いのではないでしょうか。特に、日本に興味・関心の高い外国人には喜ばれる商品だと思います。
ウォシュレット
外国人にすすめたい商品といえば、やっぱりウォシュレット。もう、日本人のトイレにかける情熱は一体何なんでしょうか。特に、フランスではトイレの隣りに『おしりや足を洗うための洗面所(写真の中央)』みたいなものが設置されている家庭があります。フランス人の主人の実家に初めて行った時に「ここでお尻が洗えるのよ!」とさも得意げに説明されて、反応に困りました。
食品サンプル
レストランを経営する外国人におすすめしたいのが、食品サンプルです。本物と区別がつかないほどクウォリティーの高い食品サンプルは海外でも話題を集める予感大です。実際に、日本を訪れた外国人も「日本にはレストランの前に本物そっくりのサンプルがある」という話で盛り上がっていました。
クレラップ
海外のラップはもう、ホンットに使いにくい!引き出しにくい、くっつきにくい、切りにくいの三拍子が揃っています。とっても使いにくいラップを「これはこういうものだ」としてあきらめてしまっているフランス人たちに見せたい!クル・クル・クレラップ~♪のCMを。
写真:Danny Choo