ホームジャパンなぜ日本人は海外で若く見られてしまうのか? 6つの理由

なぜ日本人は海外で若く見られてしまうのか? 6つの理由

海外で自分の年齢を言って、現地の人に驚かれたという経験をもつ人も少なくないのでは?日本人は欧米では概して若く見られがちです。外国人から見ると、日本人の年齢を当てることはほぼ不可能だと言います。日本人に限ったことではなく、アジア人全般に当てはまる現象ですが、なぜ日本人は欧米人に比べて若く見られるのでしょうか?そこで今回は日本人が若く見られる理由としてよく挙げられるものを6つご紹介します。

 

1. 顔のホリが浅い

黄色人種(モンゴロイド)の特徴でもありますが、アジア人は平均して顔の彫りが浅いです。それは生物学的な理由からくるとされています。アフリカで生まれた人類はヨーロッパへ進出し、その後アジアにも進出しました。寒冷地で食料事情の厳しいシベリアなど経由する過程で、手足が短く、顔も凹凸の少なく、熱の放散しにくい体形に進化したと言われています。どの人種でも子どもは大人に比べて顔の彫りは浅いですから、欧米人が彫りの浅い日本人の顔を見て幼さを感じてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。反対に彫りの深い欧米人は目の下にクマができやすく、これが老けて見える原因だとされています。

 

2. 痩せ型

欧米人に比べ、日本人の体形は痩せ型で小さいです。日本人がいくつになっても欧米人から見てオジサン・オバサンに見えないのは、日本人の痩せ型体形からくるものです。反対にふくよかな人はがっちりとした貫禄があって、何もしていなくても堂々として見えます。

 

日本人が海外で若く見られてしまう6つの理由
日本人女性の平均顔

3. 化粧がうまい

彫りの浅い顔立ちのおかげで、日本人は欧米人に比べ、化粧で顔が変わりやすいです。日本人女性は身だしなみの一環として毎日のようにフルメイクをするのが当たり前となっていますが、欧米ではどちらかというとポイントメイクに力を入れる人が多いと言います。NHK放送文化研究所による20代女性の身支度時間の国際比較調査では、日本人女性は週に平均1時間27分、欧米6カ国平均では53分でした。もちろん人によりますが、日本人は平均してメイクにこだわる傾向にあるようです。

 

4. 肌がきれい

黄色人種(モンゴロイド)の男性はひげが濃くなりにくいという特徴があります。また、欧米では夏場のバカンスで日光浴をするという風習が一般的のため、男女ともに年齢を重ねるとしみやしわができやすいです。反対に、紫外線対策をしっかりとする日本人はいくつになっても肌がつやつやしていてきれいだと言われます。

 

5. 堂々としていない(ように見える)

海外旅行先の日本人は、言葉の壁や慣れない土地にいることから普段よりも挙動不審になりがちです。旅先ではどの国の人でも挙動不審になってしまいますが、欧米人との一番の違いは集団のなかでの行動です。“個”として主張することを躾けられてきた欧米人とは違い、「他人に迷惑をかけないように」と教育されてきた日本人は旅先の海外でも他に同調しようとする習慣(くせ)がでてしまいます。海外という“自分たちの土地”ではない場所でも個を主張する欧米人と、現地の人に迷惑をかけないように同調しようとする日本人。日本人の礼儀正しさが堂々といているように見えない理由なのかもしれません。

 

6. 子どもっぽい物への抵抗感がない

マンガやアニメはもちろん、ハローキティ―などのキャラクターなど、欧米では「子供向け」としてタブー化されてしまうものでも、日本では抵抗感なく身につけることができます。言い換えると、子どもっぽいものを大人が好きになることを許された社会なわけです。欧米人から見ると子どもっぽいものでも、日本人同士では「これおもしろい!」、「かわいい!」と躊躇いなく話すことができます。最近の海外での日本アニメ人気のおかげで、若い人を中心にそういった概念が少しずつ変化してきてはいますが、残念ながら、まだまだ子どもっぽい物に対して日本ほど寛容であるとは言えません。外国人から見ると、日本人は子どもっぽい趣味をしていると捉えられてしまうようです。

 

関連記事

22 コメント

人気記事

最新のコメント