経済協力開発機構(OECD)による「より良い暮らし指標」の最新版の発表によると、日本の暮らしの豊かさは36か国中21位。「安全」が10点満点中9・9点で世界1位、「教育」が8・8点で2位と高い一方、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」が3・0点で34位で、週に50時間以上働く長時間労働者が全体の約3割に上り、トルコの4割に次いで多いことなどが低評価の理由となった。
そんな働きすぎの日本人の健康が脅かされるような恐ろしいニュースが入ってきた。なんと、残業などで職場で長い時間過ごしてしまうと心臓疾患にかかるリスクが8割増しになるという。
この調査結果は1958年から世界各国2万2千人を対象に行われたフィンランド労働衛生研究所による12の研究によって明らかになった。これによると、1日8時間以上働く人は心臓疾患にかかるリスクが40~80%上昇するという。研究リーダーのDr Marianna Virtanenは「長期的なストレスが原因」と説明している。その他心臓疾患リスクが高まる要因として、限られた余暇の時間によってバランスの摂れた食事ができない“悪い食習慣”や運動不足などが挙げられる。また、2009年に同じ研究チームの報告によると、労働時間が長すぎた人はアルツハイマーになりやすくなることがわかった。これは喫煙した場合のアルツハイマーにかかるリスクとほぼ同程度であった。
中年で週に55時間以上働く人は40時間働く人に比べて脳機能のレベルが低くかったのである。知能テストや短期記憶テスト、単語記憶テストなどでより低い点数をとるという結果が出た。日本人は職場での労働や家事労働に1日平均9時間を費やし、 世界で2番目に労働時間が長い(経済協力開発機構OECDによる統計)。つまり、国民のほとんどが心臓疾患、アルツハイマーにかかるリスクが他国に比べて高いということになる。
また、長時間労働者の比率を見ても他国に比べて格段に多いことが明らかである。先に挙げた長時間労働による職場でのストレス、偏った食事、運動不足などが当てはまる人も多いだろう。
過労死の問題、あるいは少子化対策の柱として日本の長時間労働が問題視されているが、国民の健康のためにも労働時間を見直し、「働きすぎの日本人」が世界と同水準になることを願わずにはいられない。
参照:dailymail(英文)
フルタイム短縮でワークシェアリングできるし効率がいいのに、
なぜに未だに長時間労働を改正しないのか。
現行の長すぎる労働時間の労基法でさえ無視され長時間労働を超える超長時間労働が蔓延してるから、改正しても期待できないとあきらめてるのだろうか?
取締らない行政が無能なのか、取締らせない立法が無能なのか、裁かない司法が無能なのか。
どこを改善すればいいのやら。
どうやったら議員を納得させることができるのだろうか。
自分の椅子の事しか考えてないようだから、どうやっても無理なのだろうか。
日本は民主主義ではない。民主主義とは指導者が国民から直接投票されるものだ。
日本は明らかに官主主義に他ならない。
さきに民主主義にするべきなのだろうか。
いろいろ考えても私にできることは微塵たりともない。
はっきりいって投票なんて無意味なのではないだろうかとも思えてくる。
個人個人が出来る人から短縮労働や早く帰る運動をしていけばよいと思う。
江戸時代のように会社に依存しない複数仕事を持てば安心。
パリ島のように時間厳守やめてゆるーくいこうや。