2013年の海外旅行スタイルとして「ひとり女子旅」が人気を集めているって知っていますか?フォートラベルが運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の利用者を対象にした調査によると、半数以上の女性がひとり旅の経験があり、ひとり旅をしてみたいと考えている女性も6割にのぼることがわかりました。
このように注目の集まる女性の「ひとり女子旅」ですが、女性一人となれば安全に旅行できるか不安だという人も多いのではないでしょうか。語学力に自信がないという人もいれば、できるだけ安く旅行したいと考えている人もいるのでは?そこで今回は、パリのツアーコンダクターに聞いた「女性一人でも安心して初めての海外旅行を楽しむ方法」を6つご紹介します。
1. 現地情報をできるだけ手に入れる!
すでに行きたいところが決まっている人は、現地の情報をできるだけ多く集めることがまず大切です。例えばパリのエッフェル塔近くでランチしたいと思っているなら、ホテルからエッフェル塔までの地下鉄の路線や料金を調べることはもちろん、エッフェル塔の近くにはどんな人がいるのか、治安はどうか、周辺にどんなレストランやお店があるのかまで調べておきましょう。実際に旅行に行くまでに、旅行日程の1日1日がどんな流れになるのかを頭でシュミレーションできると、現地であわてることがありません。
誰かに頼ることのできない一人旅は、「備えあれば憂いなし」。逆を言えば、無知が災いの元ともなりかねないわけです。「知らなかった!」で済まされないこともあります。
また、現地情報に詳しくなれば一人旅への不安も解消にも繋がります。旅行前に「これだけたくさんの情報収集をした!」と言えれば、自信も沸いてくるはず。楽しみながら旅行計画を立て、好奇心を持って旅行先の国を知りましょう。
2. 現地に“馴染む”服装を
女性一人旅でまず気をつけるべきことといえば、服装。そして旅先での服装選びとしては、「現地の人になじむこと」を第一に考えてみましょう。例えばパリの街中を歩く日本人を見ていると、一目で観光客か在住者かがわかりますが、これは服装の違いによるところが大きいです。
女性の一人海外旅行では、なるべく現地の人から“浮かない&目立たない”服装をすることがポイントです。現地の女性のほとんどが長ズボンを履く国に行くのなら自分もそうする、現地の女性がヒールを履かないのなら履かない、ブランド物を持たない国では自分も持たないようにしましょう。トラブルに巻き込まれてしまう旅行者の大半は見た目が“旅行者っぽい人”です。これは現地に住んでいる人とは違い、旅行者は警察に被害届を出さない人が多いためスリや窃盗などのターゲットにされやすいからです。
海外旅行先でトラブルに巻き込まれないために、傍から見て旅行者だとバレないような服装を心がけましょう。
3. 現地の在住者にコンタクトをとってみる
現地の“今”を知るためには、実際にそこに住んでいる人に聞いてみるのが一番です。現地に住んでいるからこそ分かるおすすめの穴場スポットや現地人の間で話題のレストラン、日本のガイドブックには載っていないような買い物情報などを手に入れられます。また、「あの場所には何時以降には近づかない方がいい」、「あそこの場所の○○には注意したほうがいい」などの、現地で注意すべきことを教えてくれる点も心強いです。是非、現地の在住者にアドバイスを聞いてみて下さい。
それでは、このような海外在住者にどうやってコンタクトをとればいいのでしょうか。海外の大都市には日本人在住者のコミュニティーや日本人向けの現地新聞、情報誌などがあります。こういったものに目を通して、目ぼしい人に連絡してみるという方法があります。mixiのコミュニティを利用したり、海外在住者のブログをチェックしてコンタクトをとってみるのもいいでしょう。
こういった海外の日本人掲示板には個人で旅行のお手伝いをしている人もいます。旅の1日目に日本人在住者と会っておけば、様々な情報が聞き出せるのでおすすめです。
4. 自信がなくても「できるふり」
一人海外旅行で不安な要素と言えば、やはり“語学”なのではないでしょうか。しかし、さほど心配する必要はありません。実は旅行で必要になる語学力というのは高くなく、中学レベルの単語が並べられたら何とかなります。
海外旅行先では、語学力よりもむしろ“どれだけ堂々としているか”の方が大切です。「私は英語が話せないから…」と小さくなるのではなく、下手な英語でも“できるふり”をするほうがまだマシです。自信がないからと、おどおどしている旅行者は目立ちます。キョロキョロと自信がなさそうな旅行者がいて、しかもそれが女性一人だったら、鴨がネギを背負ってくるようなものです。
私は英語があまりできないから、と卑屈になる必要はありません。自信がなくても「できるふり」をして、堂々としていればいいのです。度胸をつける訓練だと思って、カタコトのコミュニケーションを楽しみましょう。
5. 夜&人通りの少ない場所は注意!
当たり前なことですが、夜の人通りの少ない場所は避けましょう。昼間は観光客の多い安全な場所でも、夜になると危ない人のたまり場へと変貌するような場所もあります。海外旅行の場数を踏んでいない人は、暗くなる前にはホテルへ戻って夜は出歩かないようにするのが無難です。もし、どうしても夜に移動が必要な場合はタクシーを利用しましょう。
日本ほど治安の良い国は海外にはあまりありません。日本と海外の治安の違いを自覚し、できるだけ危険を回避するようにしましょう。
また、女性の一人旅では現地の男性に何かと声をかけられると思いますが、これにも注意が必要です。ナンパされて付きまとわれても、いちいち応えてあげる必要はありません。
常識的な行動を心がけ、「自分の身は自分で守る」と肝に銘じましょう。
6. 思いつくままに行動してみる!
一人旅の醍醐味と言えば、誰に気を使うことなく、自分の意思で好きな場所へ、好きな時間だけ、思う存分に旅を楽しめることです。宿泊する場所も食事も移動手段も、予算に合わせて全て思いのまま。 誰に合わせる事なく、まさに自分ならではの旅。一人海外旅行は、自分へのご褒美とも言えます。
上記に挙げた最低限のルールさえ守れば、あとはあなたの好きなように旅行して下さい。
現地でオススメの場所を教えてもらったから予定を変更するのも良し、疲れたから観光はやめてホテルで休むのも良しです。
あなたの心が思いつくままに行動して、自由で気ままな海外旅行を思いっきり楽しみましょう。きっと心も体もリフレッシュできるステキな旅となることでしょう。
最近ほのぼのと楽しめる記事が多いですね。
個人的にはこの方向性は大好きですが、
ぶっちゃけ、以前の「だから日本人は駄目なんだ」的な記事のほうがある意味荒れて盛り上がりますよね
見事に釣られてツッコミ入れたいという気持ちもあったり(・∀・)
一人旅行大好きなので参考になりました!
とはいえ、まだ国内旅行しかしたことがありませんが・・・
夢はでっかく、一人世界一周!!