ホームジャパン【海外の反応】昔と比べて日本が良くなったor悪くなったところは何?

【海外の反応】昔と比べて日本が良くなったor悪くなったところは何?

「アベノミクス」の効果をめぐる議論が激化している。大胆な経済政策が本当の意味での好景気に繋がるかは難しいところだが、長い不景気と震災後に製造業で相次いだリストラなど、暗い経済のニュースが続いた日本で、国民の「期待」を煽ることができた点は評価すべき点だと思う。アベノミクスが日本の“良くなったところ”に挙げる人も少なくないだろう。
それでは、これまでの歴史で「日本が昔に比べて良くなったところ」は何だろうか。そこで今回は海外サイトJapanTodayより、日本に住む外国人たちが語る「日本に初めて来た時に比べて日本が良くなったこと、悪くなったこと」を紹介する。あなたは昔に比べて日本のどんなところが良くなったと思いますか?

 

iceshoecreamさん
喫煙が様々な場所で禁止されるようになったこと。神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例。他の都道府県も、神奈川県に続いてほしい。街宣右翼が少なくなったこと。

Brainiacさん
良くなったこと: コンビニエンスストアができたこと。僕が最初に来日した1980年代にはどこにもなかった。地下鉄の路線も増えて、駅もたくさんできたこと。輸入食品が増え、おいしいビーフステーキが食べれるようになったこと。日本に来て間もないころは、わざわざオーストラリアから牛肉を特別真空パックで持ってきてたから。
悪くなったこと: 終身雇用制度がなくなったこと。今では批判されることも多い制度だけど、当時はうまくいっていたと思う。日本で大企業と言われるところで働いていたけど、会社利益は社員にもよく回っていたし、スポーツ施設や社員寮など、会社が社員をよく面倒みてくれてた。日本の家族形態が変化して核家族化してしまったことも良くない傾向だったと思う。

【海外の反応】昔と比べて日本が良くなったor悪くなったところは何?Godanさん
・銀行のATMが飛躍的に良くなった。ATMのない頃は銀行窓口は9~3時までしかやってなくて、週末&祝日は休みだったから、金曜日にお金を下ろし忘れたら土日にお金がなくて大変だった。
・80年代は、電車のなかでのマナーが良かった。お年寄りが電車内に入ってみたら、若い人はみんなすぐに立ち上がってた。“優先席”を設ける必要もなかった。今では、優先席に座っている健康な人が席を譲らない時代になってしまった。

PeaceWarriorさん
良くなったこと: クレジットカードが使えるお店が増えたこと、道路の案内標識にローマ字表記が増えたこと(昔は漢字が読めなくて苦労した)
悪くなったこと: ボディコンが消えたこと

cleoさん
良くなったこと: 禁煙場所が増えたこと。家の外で飼われている犬が少なくなったこと。ベジタリアンに理解のあるレストランが増えたこと。学校が週休5日制になったこと。
悪くなったこと: 「食べる」テレビ番組が増えたこと。若者の就職が難しくなったこと。かわいいという理由だけで犬を飼い、きちんと躾せず、散歩で糞を拾わない飼い主が増えたこと。昔に比べて、夏がばかみたいに暑くなったこと。

Moonrakerさん
悪くなったこと: 意味のないアナウンスが増えたこと。どんな人でも“初めて来た人”として対応すること。

FireyReiさん
1992年の初来日にて東京で数年過ごし、1998年から現在まで関西地方で暮らしています。
良くなったこと: 外国人がゆっくりと少しずつ、一部の日本人に受け入れられるようになったこと。英語がゆっくりと少しずつ学校で教えられるようになったこと。タトゥーをする日本人が増え、タトゥーをしている外国人を以前よりも少しだけ受け入れてくれるようになったこと。
悪くなったこと: マナー。特に大都市ではぶつかっても謝らない人が増えた。優先席に座る若者や中年も多くなったと思う。優先席には座るべきでない人がそこに座ると言うのは、他人に対する思いやりや優先席が必要な人への配慮が欠けていると思う。私が日本に来て間もないころは、街で喧嘩や口論している人も見かけることが皆無に等しかったけど、これも増えた。特に最近は外国人に対して敵意をもつ日本人が増えたと思う。「外国人嫌悪」が高まっている。“ここは私たち日本人の国だ!外人はとっとと帰れ!外人は地獄に落ちろ!”というような発言をよく耳にするようになった。

Wakarimasen良くなったこと: 海外のおいしい食べ物が食べれるレストランが増えたこと。羽田空港でも国際線が飛ぶようになったこと。サテライトで海外の番組を見れるようになったこと。
悪くなったこと: 喫煙できる場所がないこと。喫煙者に厳しい人が増えたこと。人混みでの人々の態度やふるまいが悪くなったこと。日本のテレビ番組全般。中身のないポップミュージック。

tkoind2さん
良くなったこと: 1)たばこを吸う人が減ったこと、2)外国人が入居したときに特別な料金を請求する不動産屋がなくなったこと、3)ここ数年、私から走って逃げるような人がいなくなったこと(私が来たばかりの頃は、こういう店員さんも多かった)
悪くなったこと: 1)右翼的な人が増えていること。橋本知事のような人ではなく、安倍総理のようなタイプの人が日本の未来の脅威になると思う。 2)インターネット上でしか人間関係を築けない人が増え、意味ある社会的なつながりをもてなくなったこと。 3)最近では“かわいい”カルチャーの度が過ぎるようになったこと。昔からあった文化だけど、今では何でも“かわいい”と結び付けようとしている節がある。 4)子どもを性的対象としているとも言える社会。AKB48のおかげでますます悪くなっている。 5)生活の質そのもの。最近、礼儀がなっていない人や攻撃的な人が増えたのはこれが原因ではないかと思う。貧困層が増え、賃金は停滞、価格は上昇し、多くの人がこの状況をやりすごすのに苦労してる。 6)敗北主義は悪くなる一方。1960年代の街頭スト何かにあった日本魂はどこにいった?1970年代のもっと日本を良くしようと戦った精神は?今では、多くの人間がお酒やアニメなんかに逃げて、現実から目をそらそうとしているように見える。

 VicMOsakaさん
日本に住んで25年になります。好景気の頃は、日本人はみんな快適な暮らしをしていました。でも現在は、一部のラッキーな人を除いて誰もが生活に必死です。最低賃金はとても低く、お年寄りのきちんとした福祉制度もない。技術のあった専門職にそれに見合った賃金を払う場所がなく、時給850円という低賃金でアルバイトしながら生計を立てなければならない社会…。
政府は必要のない税金を国民に課していると感じることもあります。誰でも年金を納めなければならない今の制度は意味がありません。生活するだけでも大変な人は年金を払わなくてもいいようにすべきです。
日本は深刻な問題について、どんどん事態が悪くなっているように感じます。良くなったことと言えば、昔に比べてモノが安くなったことでしょうか。しかし、これも現代の日本人がそれだけ消費できるお金を持っていないことの証拠でもあります。他には、たばこを吸う人が今でもいて、たばこの値段が外国のようにバカ高くないことです。喫煙室を設けることは、ノンスモーカーに受動喫煙させないための画期的なアイデアだと思います(私自身はノンスモーカーです)。
道路を走る車の数も減りました。これも国民が車を買うお金がないことを表しています。大阪府の高速道路料金は昔の2倍近くになりました。私はこれまでいつも日本の味方をしてきましたが、これからは違います。政府が国民の生活レベルの改善をしない限り、もう日本の味方はできません。

GyGeneさん
1980年代に日本に来ましたが、当時からコンビニはありましたし、外国人でも不動産を買えましたよ?
良くなったところ: たばこを吸わない人が増えたこと、高速道路が以前よりも空いていること、電車の路線が増えたこと、ATMが改善。おいしい食事で健康な暮らしができること…などいっぱい!
悪くなったところ: 離婚するカップルが増えたこと、学校でのいじめなど
概していえば、日本はとても住みやすい国だと思う。日本に来てもう何十年になるが、良いところも悪いところも醜いところもわかったうえで、それでも私は日本が大好きだ。

 

まとめ
外国人が挙げる「日本の良くなったところ」には、外国の物を手に入れやすくなったことや、標識のローマ字表記など外国人を受け入れてもらえるようになったと言う意見が多かった。反対に悪くなったことでは一番に、やはり景気が挙げられた。景気が悪くなり、日本全体が“暗く”なってしまって残念だという外国人が多かった。時間にともなって良くなったことと、反対に悪くなってしまったことがあるが、今後の日本が「素晴らしい国に成長した」と褒められるような明るい国になることを願わずにはいられない。

参照:JapanToday

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