日本好きの外国人が増え、日本のファッションを外国人がヨーロッパの人が真似る、これまでとは逆の現象が起きてきている昨今。日本ツウな外国人なら、日本でのファッションがどんなものか、どういうところが欧米とは違うのか熟知している人もいます。
日本好きのアメリカ人女性、チェルシーさんもその一人。アメリカ人のご主人と東京で暮らしている彼女は、日本のファッションに興味があり、原宿によく行ってファッション観察をするそうです。「日本人はとってもおしゃれ。私よりずっとイケてる服装をしてるなと思います。」と語るチェルシーさんですが、そんな彼女にも理解できない”意外な”日本のファッションがあるそうです。
そこで今回は、日本在住チェルシーさんが語る!想像とは違って意外だった日本人のファッションを5つご紹介します。日本人には普通のファッションでも、アメリカ人からはこう見えるそうです。
1.シュシュ
日本では2009年頃から人気が再復活したシュシュ。日本ではシュシュをした女性を探すのは難しくないですが、アメリカではシュシュをしている人は少ないそうです。チェルシーさんいわく、シュシュは90年代のイメージで、ふわふわしてファンシーなシュシュは幼稚な印象があると言います。ちなみに上の写真は、アメリカンアパレルの広告写真ですが、この広告も海外では不評だったそうです。
確かに、ここフランスでも髪にシュシュをつけている女性を見たことがありません。日本特有のファッションの流行なのかもしれません。
2. ストッキング
日本では働く女性のほとんどがストッキングを履いていますが、アメリカではあまりいないそうです。チェルシーさんは日本は保守的な社会なので、女性の肌の露出を避けるためにしているのではないかと分析しています。彼女自身、日本で仕事に行くときにスカートをはくことも多いそうですが、いまだにストッキングには挑戦していないそうです。
日本では生足でスカートをはくのは不格好と思われるのではないかといつも不安になるそうです。
3. ハイヒール
日本の女性は日常的にヒールの高いパンプスやサンダルを履いていますが、アメリカはペタンコ靴が一般的。チェルシーさんは、日本では”全て”の女性がヒールを履いていることにとても驚いたそうです。高いヒールの靴を履いて何事もなく颯爽と歩く女性を見てびっくりしたと言います。逆に、日本では完全にヒールのないペタンコ靴を探すのが難しく、またサイズもアメリカに比べてかなり小さめなので、靴選びにはとても苦労するそうです。
確かに海外では3~4センチくらいの低めのヒールの靴はなく、パーティー用の10センチヒールの物か、フラット靴のような両極端のものしかありません。日常的にヒールのある靴を履くというのも、日本独特のファッションと言えそうです。
4. 女子高生
日本ではどの高校でも制服を着ることを義務付けており、町じゅうに制服を着た女子高生がいますが、これもアメリカ人には珍しい光景です。スカートを短くして、ブラウスを着て、ハイソックスを履くようなスタイルはあまり教育現場にはふさわしくないのではないかと疑問に思うそうです。
私たち日本人には普通の女性高校生でも、制服のない国から来た外国人から見ると、全てがポルノ映画に出てくるようなコスプレのように思えてしまうのかもしれません。
5. タトゥーはタブー
チェルシーさんの出身地カリフォルニアでは、「みんながタトゥーをしているんのではないか?」というくらいタトゥーをしている人が多いそうです。しかし、日本ではタトゥーと言えば刺青のことで、やくざを連想する人が多く、ネガティブなイメージを持つ人が多いです。実際に日本ではタトゥーをしている人はごく少数派で、小さくて控え目なタトゥーでもしているひとは珍しいと言います。
時代とともにタトゥーへのイメージは変わりつつありますが、ファッション感覚で取り入れる日本人は確かに少ないですよね。
参照:Lost In Travels blog
結局ファッションって、文化的背景、宗教的背景といったことや、生活環境、価値観、体型等々に影響されるだけに、これらの点で欧米とは何かと異なることが多い日本におけるファッションは、魅力的にも奇異にも映るのが実情だと思う。
タトゥーにしても、日本においては元々罪人やヤクザ等が入れるものというところからスタートしているだけに、日本ではファッションの一つとして広く捉えられる状況にはまだないと思う。
タトゥだけの問題ではなく、日本人は身体を傷つけることを嫌う人も多いです。
ピアスですら、受け入れられるのに時間がかかりました。
現状、タトゥは悪のイメージしかありませんので、一般に受け入れられるには
まだまだ時間がかかると思いますね。
イメージを作るのは、実際にそれをしている人達です。
この人達の言動が、悪から離れない限り、難しい問題です。
外国人がタトゥをしていても、日本人と違うので許容出来るのでしょうけどね。
こういった背景を知ってもらいたいです。
制服については、うちの子の学校では、短すぎるスカートは禁止です。
他の高校の校則は判らないですが、校外に出ると短くしている人は多くいます。
決して、短いスカートを学校側が許容しているわけではないと知って欲しいです。
街で見ただけでは、ウエストで折り曲げていることなんて見えないでしょうから、
わからないと思いますが。
自分の学校は中高ともに公立でしたが、中学ではスカート以外にも女性用ズボンとキュロットから選ぶことが出来ました。
自分はズボンをはきたかったのですが、悪目立ちするといわれてキュロットをはきましたが、自分以外にもキュロットの生徒はいました。
また、スカートとキュロット両方持ってる生徒もいましたね。
むしろ、公立ならスカートしか女性用制服を用意してない中学校は少ないかも?
大多数がスカートだから、って理由でスカートであることに違和感を感じずに受け取っている生徒は多いのではないでしょうか。
高校は私服で制服はなかったので、ちょっと高校の制服事情はわからないですが、公立ならキュロットタイプもズボンタイプも一応選べる状態ではあると思います。
ハイヒールに関しては、最近はペタンコの靴をはく女性もいますが、全体でみればまだ少数かもしれません。
実際ハイヒールは足の骨に悪いという話は聞きますし、なぜここまでハイヒールが広まったのかは不思議なところですね。
タトゥーは体に二度と消えないものを入れるという点でも、なかなか受け入れられないのかもしれません。
タトゥーシールのような、簡単にはがしたり消せるものなら抵抗なく受け入れる人もいるかもしれませんね。
ただ、ワンポイントタトゥーシールぐらいが日本人の許容範囲かな?ってイメージです。
もっとずーーーっと歴史を遡ると、魏志倭人伝に書かれた所によると倭人は皆身分の貴賤無く「黥面文身(げいめんぶんしん)」だったそうで、縄文人弥生人あたりは普通に入れ墨文化だった模様。
それが神武天皇以降に大陸からの渡来人が中央集権を握るようになった段階で鯨面の習慣は廃れていったらしい。
罪人に入れ墨をする文化も大陸から来た人々が始めた。大和王朝以降罪人や被差別民の象徴になっていったのはその為だと思う。
チェルシーさんの周囲にはハイヒールはいている人いなかっただけじゃない?
アメリカ人女性がハイヒールはいてないような記事の書き方、まるで日本のTV番組みたいだ