ホーム国際人海外生活を始めてやらなくなった「日本人なら思わずしてしまう行動」

海外生活を始めてやらなくなった「日本人なら思わずしてしまう行動」

海外で生活していても、人と目が合ったら思わずお辞儀したり、うんうんとうなずきながら話を聞くなどの習慣から身についた日本人っぽい行動というのは、なかなか抜けないものです。しかし、逆に「海外生活を始めたらピタッとやらなくなったこと」というのもあります。

そこで今回は海外生活7年目の筆者が今振り返ってみて思う「海外生活を始めて、気がついたらしなくなった日本人っぽい行動」を10ご紹介します。海外在住者の方、あてはまるものはありますか?

 

カメラの前でピースサイン

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」日本人はカメラを向けられたら自然とピースサインをしますが、海外ではあまりしません。筆者も海外生活を始めたばかりの頃は当たり前のようにピースをしていましたが、ポーズを決めているのは自分だけだということに気がついて、気がついたらピースはしなくなりました。

「どなたですか?」と聞かないで、玄関のドアを開ける海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」

日本ではドラマなどでもピンポーンとベルを鳴らして、「はーい」と言うのと同時にドアを開けるシーンなんかがありますよね。でもこれは平和で犯罪の少ない日本だからできる行動です。筆者はフランス生活を始めたばかりの頃にこれをやってしまい、フランス人に怒られたことがあります。海外では防犯のためにきちんと相手を確認してドアを開けるというのが常識です。

横断歩道で信号が青になるのを待つ

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」横断歩道で車が全く通っていなくても、律儀に信号待ちをする日本人。子どものころに信号が赤のままで渡ったら、きつく叱られたものですが、フランスでは子連れの親も信号無視です。基本的に、歩行者の信号は「青なら迷わず進め」、「赤なら車が来ていなかったら渡ってもいいよ」という暗黙のルールがあるように思います。

店員に待たされてイライラする

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」

昔はちょっとでも待たされたり、態度の悪い店員さんがいると、イライラしていました。海外で接客態度の悪い店員や待たされることに慣れると、それが当たり前になってしまい、今ではイライラするどころか気にも留めません。

夜中でも平気で外を歩く

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」日本ではあまり時間を気にして外出することはありませんでした。学生の頃は、終電を逃して一人でネットカフェに泊まったりすることもありましたが、今海外の常識で考えてみると恐ろしいと思います。海外では基本的に終電を過ぎた時刻に一人で出歩くのは男性であっても避けたほうがいいです。夜道への警戒心は海外生活を始めて、強くなりました。

鼻水をすする

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」

海外の人は鼻水をすする音をとても嫌がるという話を聞いて、意識的に気をつけるようにしました。今では現地の人のように、鼻水が出そうになったらすぐにティッシュでかむようにしています。

のどが渇いて、自販機を探す

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」

自販機の数自体が少ないのが理由ですが、海外の自販機は壊れていることが多いというのも理由のひとつです。筆者もこれまでにフランスの駅に設置されている自販機で飲み物やお菓子を買って、商品やお釣りが出てこなかったことが何度かあります。逆に、何も買っていないのに「お釣り返却」のボタンを押したら500円近く出てきたこともありました。本当にいい加減ですね。

レシートやお釣りをそのまま財布にしまう

イラスト:すのか
イラスト:すのか

こちらで生活するようになって、買い物したあとは必ずレシートとお釣りの額を確認するようになりました。たまに間違えていることがあるからです。日本にいた頃はこんなこと気にしたことなかったのになぁ…と今になって思います。

安いものを細々と買う

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」

消費行動にも違いが出てきました。日本にいた頃は「安いものを細々と買う」頻度が多かったように思います。100円ショップやコンビニがどこにでもあるからという理由もありますが、日本は安くても質のいい商品が多いので”ついつい買ってしまう”ことが多かったです。逆に海外では”安かろう悪かろう”で、安いものはやはり大抵質が悪いです。そうなると、どうしても高いものを買う傾向になり、細々と買い物することがなくなりました。しかし、今でも帰国したりするとちょこちょこと安いものを買ってしまいます…。

ヒールの靴を毎日履く

海外生活を始めてしなくなった「日本人なら思わずやってしまう行動」

日本にいた頃は、頑張って毎日ヒールを履いていたものでした。しかし、フランスに来てからは、日本のように綺麗に道路が舗装されていらず、石畳のままになっている所も多いので、ヒールの靴だと日本にいたころ以上に疲れてしまいます。ハイヒールを日常的に履いていた生活はなくなました。こちらで生活している日本人も、フラットシューズやスニーカーを愛用している女性が多いです。

 

まとめ

このように海外在住日本人は次第に日本人らしさを失っていってしまうものなのでしょうかね…。だとしたら、ちょっと悲しいです。海外で暮らしているみなさんは、どんな時に「日本人っぽくなくなった」と思いますか?

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1コメント

  1. ①アメリカに来て最初にやめたのは「お辞儀」(露骨にバカにされた)。
    ②「はたく(たたく)」行為。日本から来て日の浅い日本人や、日本人としか付き合ってない人はけっこう「いやだあ~」などと言って他人をパシッと軽く叩くことが多いので、「この国に馴染んでいないんだな」とわかったりする。
    ③笑うときにやたらと口をおおう行為。
    ④目の前にいる人に手を振る(冗談でならやるけど)。
    それと・・・日本人の女の子同士で手をつないでるのは、レズビアンに見えるようになった。

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