恋愛観や結婚観は人それぞれ。私たち日本人が当たり前だと思っている「恋愛のステップ」も、外国人から見ると独特で理解しがたいこともあるんです。そこで今回は、日本独特の恋の仕方と欧米の恋愛ステップの違いを4つご紹介します。外国人と恋愛中の女性は参考にしてみて下さい。
1. 決まった型はない
日本では、「つきあってください」という告白から交際がスタートし、デート→プロポーズ→結婚という段階をふむというお決まりの恋愛ステップがあります。しかし、事実婚も多く自由な恋愛を好む欧米人から見ると、この型にはまった交際の仕方は「堅い」と感じてしまうようです。
外国人との恋愛では、「つきあってください」と相手にわざわざ了解をたてるような恋愛はありません。デートを重ねる=つきあっているという関係なので、日本人同士の場合と比べると、いつから彼氏と彼女の関係になったのかわかりにくいのが特徴です。逆に言えば、デートをするというのは「つきあってもいい」という意思表示と同じ意味をもちます。国際恋愛の始まりの段階では、相手との「恋愛関係の認識」にズレが起きやすいので注意が必要です。
アドバイスとしては、「恋愛はこのように始まって、こうやって段階を踏むもの」という固定概念を捨てるようにしてはどうでしょう。恋愛の仕方は十人十色。いつもの恋の始まり方ではないからといって不安に思う必要はありません。
2. 結婚を目指しすぎ
日本人とつきあったことのある外国人に多い意見が、「日本人は最初から結婚を目指している」というものです。これは恋愛の始まり方が日本人とは違うことで不安になった女性が、「私のことどう思っているの?」と問い詰めることに原因があります。もちろん、母国語が違う相手との恋愛ではコミュニケーションをうまくとることが重要ですが、日本人女性はこの問い詰めのタイミングが早すぎる傾向にあるようです。
欧米流の恋愛では、デートを重ねている間にだんだん将来のことを考えるようになるという感覚でいる人が多いです。これから相手のことを知ろうとしている段階で、「私のことどう思っているの?」と問い詰められても、誠実な男性は何と答えればいいのか答えに窮してしまいます。結婚の相手になるかどうかを相手のことをよく知らない段階で聞かれるのも酷な話です。
アドバイスとしては、「遊ばれているのでは?」と疑心暗鬼にならず、彼のことを知ろうという努力をしましょう。彼のことを知って、それから将来を考える相手かどうかを判断するのです。この順序が外国人と日本人では、逆になりがちです。
3. 「両親に紹介」の意味
日本では、恋人の両親に会うというのは「結婚を視野に入れた真剣なつきあい」を連想させるものです。最近はこの風習も変わりつつありますが、真剣な交際でなければ両親に会わせないという男性も多いので、両親への紹介はそれだけ重いといえます。
対する欧米人との恋愛では、この考え方は必ずしも当てはまりません。結婚を考えていなくても両親に会わせる人が多く、両親のほうも結婚を期待していません。日本で恋人に自分の友達を紹介するように、外国人はフランクに両親を紹介します。外国人の彼に「今度うちの両親と食事でもどう?」と言われても、結婚を考えているというところまでには結びつかないので注意しましょう。
4. 同棲生活なしで結婚?
日本では一緒に生活するという経験なしに結婚するというカップルが少なくないですが、欧米ではこれはとても珍しいです。外国人は同棲生活が結婚までの大切なステップの1つだと捉えている人が多く、実際に一緒に生活してみて本当にうまくいくのか見極めようという考え方が一般的です。パートナー選びは慎重なので、結婚を決める前に同棲でお互いの相性をしっかり確かめておこうとします。
欧米では、自由で何の約束事もなく始まった恋愛が次第に”真剣交際”になり、結婚まで視野に入れるようになって初めて「一緒に住まない?」と告白をしますが、日本は「恋人になるかどうか」という入り口の段階が厳しく、逆に結婚へのステップは外国人と比べて割とゆるいです。
最後に
このように「恋愛のステップ」に関しては多少のルールの違いがありますが、やはり大切なのは彼とコミュニケーションをとること。互いに考え方のズレや価値観の違いなどを理解することが大切です。
また、彼の考え方を聞くだけではなく、自分の考えもきちんと伝えましょう。出会ったばかりの頃は違いやズレがあっても、交際が深まり、良いコミュニケーションを積み重ねていくと、互いに価値観をすり合わせられるようになります。
そもそも欧米全体が同じなのかと言う疑問もありますが、恋愛にしろ結婚にしろ、欧米型が世界の主流かって言われたら違うように思います。世界では恋愛自体が難しい国も少なくないわけですし。
日本でも世代によって随分違ってきており、その違いはここで書かれた日本と欧米の違い以上に大きいように思います。母方の祖父母は、結婚するまで相手の顔すら知らなかったという話を聞いた事があります。流石に今の日本でそういうケースはもう無いでしょうが、世界ではまだまだあるようです。
この記事を見ると、欧米人は日本人より結婚に関しては慎重みたいに読めてしまいますが、実際は日本より離婚率が高い国ばかりと考えると、そうでもないような気がします。最近は事実婚というカップルも多いようですが。
欧米人=恋愛に自由って発想も一種の偏見のような気もしますので、あくまで日本人と比べてそういう人が多いという程度に思っていればいいかと。
日本ではどんなに仲が良くても、告白がない限りは「お友達」
曖昧な相手にどういうつもりでいるのか聞くのが悪いことだとは思いません
アニメで日本では告白という文化があるのを知って
北欧では紳士的と話題になっていた