国際恋愛には付き物といっても過言ではない遠距離恋愛。結婚まで至った人のなかでも、付き合っている間に遠距離恋愛を経験したという方も少なくないです。すぐには一緒になれないという事情もあり、やむなく”遠距離”という形をとっているカップルもいますが、もし「遠距離をしようか迷っている」というならば、筆者は「国際遠距離恋愛はしない」という選択をおすすめします。
そこで今回は、2009年に国際結婚した筆者が「遠距離恋愛はしない」と決めた理由を3つご紹介します。これらの理由に共感する国際恋愛中の女性は、「遠距離しない」という選択肢を考えてみるのもいいかもしれません。
1.男女には一緒にいなきゃいけないタイミングがある
結婚はタイミングだとよく言われますが、恋愛もタイミングだと思います。筆者は結婚を意識している相手なら尚更、一緒にいて今後の人生を考えるべきタイミングがあると信じていました。2人の人生を真剣に考える時期は、そばにいて結束と絆を深めていくべきなのでは?と思ったのです。
国際恋愛が結婚へ向けて走り出したとき、そこには様々な「事情」が生まれます。住む場所は日本か?、家族や友人に反対されたらどうするか?、仕事はどちらが辞めるのか?結婚式はどちらの国でするのか?生活は安定していけるか?言葉の問題はどうか…などなど。こういった「事情」を別々の場所で乗り越えていくよりも、2人でそばにいて助け合いながら一緒に乗り越えるほうがカップルの絆が強くなり、「安定した家族」がつくれると思い、「遠距離しない」と決めました。
2.マメに連絡しないくせに、連絡はほしい
これは性格的な話ですが、旦那も筆者も、あまりマメに連絡をするほうではありません。特に筆者は、付き合っているときから「電話に出ない」、「メールを返さない」くせに、連絡はしてほしいという何ともわがままな性格でした。こんな性分なので、時差もある国際遠距離恋愛でマメに電話したり、メールするのはきっと自分にはできないだろうなぁ…と思っていました。
国際遠距離恋愛では自然消滅になるパターンが多いのを知っていたので、筆者も遠距離になればそのパターンになるだろうと何となく感じていました。自分の性格を考慮し、遠距離恋愛するくらいなら「別れる」という気持ちでいたので、「遠距離はしないで彼についていく」という決断をしました。
3.恋愛と結婚は”早い者勝ち”だから
「早く結婚する人ほど魅力的な人が多い」とは思いませんが、恋愛も結婚も「早い者勝ち」だと思います。就職活動の時期に、多くの企業が早いうちから優秀な人材を確保しようと競争するように、魅力的な人は男女関係なく取り合いです。しかも、女性は妊娠できる年齢というリミットがあるので、将来性のない人とダラダラ恋愛を続けるのは非生産的だとずっと思っていました。
ですので、遠距離で長い期間付き合っても数回しか会えないなら、短い期間で同じだけ会いたいというのが筆者の考えでした。国際遠距離恋愛で半年に1回会うような恋愛を長く続けるよりも、恋愛期間が短くても毎日会って相手のことが知りたい!と思っていました。
事実、交際期間が1年でも毎日会っていれば、1週間に2日会う関係を4年続けるのと一緒にいる時間は変わりません。恋愛にはこれといった答えがなく好みの問題ですが、筆者のように考える方は遠距離恋愛はしないほうがいいのかもしれません。
さいごに
「国際遠距離恋愛はしない」というと、遠距離恋愛を否定しているように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。実際、遠距離恋愛を経て、今は幸せな結婚生活を送っている国際カップルもたくさんいらっしゃいます(筆者はそんなカップルを尊敬しています)。
大切なのは、「遠距離するか?」という決断を迫られる状況になったときに、自分の性格や恋愛&結婚に対する考え方を考慮して選択すること。そして、その自分の考えを相手に伝えることです。恋愛の仕方に正解はありません。あなたが「幸せになれる」と信じる道は何なのか、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
写真提供:Tony Lâm Hoàng
あー 1年の交際を経て今年から
遠距離交際になってしまいました。
既に耐えられない気がします…
でも、なんとか寂しさ凌いで
この間に自分に磨きをかけたいです。
遠距離交際のコツ、成功例ありましたら
ぜひ載せてください!
成功例かどうかは分かりませんが、相手もしくは自分が早急に移動するしか無いですね。
というのも、長い時間遠距離恋愛が続くと、自分のライフサイクルが確立してしまうのか
いざ、相手が会いに来るみたいな話になったとしても、面倒くさいと思うようになります。
遠距離恋愛をするぐらいならば、覚悟を決めていつまでに相手もしくは自分が移住するか
を決めた上で、それを実行する方がいいですね。遠距離交際のコツもなにも、具体的な
プランなどがないならば、厳しい言い方になりますが、無駄に時間を浪費してしまい
その間、もしかしたら他にもいい人と巡り会えた可能性もあったのにそれらのチャンスを
全て逃す結果になり得ます。どちらかが全てをなげうってでも相手の近くにいる気概
がないならば、やめるべきですね。どのみち、長続きはしません。
遠距離恋愛は厳しいですね。なぜならば、会いたいときに会えないのが一番のボトルネックです。
そう言う意味で、徐々に心が相手から離れてしまうケースが多いですね。私も2度程遠距離恋愛
を経験しましたが、辛かったです。クリスマスや誕生日に電話やメッセージで相手からメリークリスマス
や誕生日おめでとうの一言はあるものの、隣にいない。それが続くと自ずと心が満たされなくなり
空虚になりますね。全員が全員では無いですが、その隙間を埋める事が出来ないのであれば、
遠距離恋愛に労力を費やすよりは、近くにいる人を探すべく、そちらに労力を費やした方が
よいと思う。
お返事ありがとうございました。
全く仰る通りだと思います。
お互いが寂しさを埋めることに努めちゃってるような今日この頃です。前向きぶってるけど2人の恋愛発展にはまるで逆効果な感じでいます。
アドバイスを頂き、私は早く一緒に過ごせる状況に踏み出すか、恋愛を解消するしかない よく見極めたいと思います。
ご助言ありがとうございました。
遠距離だろうと近距離だろうと
縁(運命)がある人とは後々上手くいくだろうし
縁がない人とは近距離だろうと上手くいかない。