ホームつきあいカップル国際結婚がうまくいかない原因はこれだ!国際離婚するカップルの特徴6つ

国際結婚がうまくいかない原因はこれだ!国際離婚するカップルの特徴6つ

マダムリリーの周りには、離婚する人がなぜかとても多いです。あまりに離婚する人が多いので、最近では当の本人よりも早く離婚を予測できるようになりました。「あぁ、この傾向のカップルは将来離婚するかもなー?」と思ったら、やはり数年後に離婚していたというパターンもよくあります。

それだけ国際結婚は難しいという証明でもあり、明日は我が身なので、離婚話を聞くたびに身を引き締める思いになるのですが、どうやら国際離婚するカップルにはいくつかの共通点があるようです。

そこで今回は、パリ在住のマダムリリーが、これまで国際離婚したカップルの話を聞いて思った「国際結婚がうまくいかない夫婦の特徴」を6つ紹介します。これが当てはまると絶対に離婚するというわけではないですが、離婚に繋がる要素を含んでいると知っておけば、早めに対策を打てるのではないでしょうか。

※前提
ここで紹介する夫婦は、妻が日本人で、外国(欧米)に移住したパターンを主に語っています。夫のほうが日本人の場合や、日本で生活する場合では、ここに書かれていることとは少し違うかもしれません。

 

出会い→結婚→出産までの期間が短すぎる

出会って付き合って、結婚。そして出産…。人生のわくわくするようなイベントが次々とやってきて、何もかもがトントン拍子に進んだ、というカップルは少し注意が必要です。

互いの人間性を深く理解しないままに結婚し、コミュニケーションや夫婦喧嘩を通して、夫婦の絆がしっかりと出来上がっていないまま出産して、家族になったタイプの夫婦。最も大切なチームワークがないうちに外堀だけが先に出来上がってしまった夫婦は、離婚する危険性大です。育児が少し落ち着いて、夫婦の時間が持てるようになった頃に離婚するカップルを何人も見てきました。

忙しい毎日のなかでどれだけ質の高い「夫婦の時間」を持てるか、が離婚するしないの分かれ目になるように思います。相手の気持ちをないがしろにせず、コミュニケーションをとって互いをもっと理解しあえるように努めましょう。

できちゃった結婚

日本、もしくは外国で出会い、付き合っているうちに気がついたら子どもができていた!それなら夫の国で生活しようという話になり、出産してすぐに海外移住をした。

こういうカップルも離婚する可能性が高いです。慣れないことばかりの海外生活と初めての育児で、妻が抱えるストレスレベルが半端ではないからです。さらに現地の言葉を全く話せない場合、妻はかなりの孤独と不安感を抱えることになるでしょう。ここでいかに夫が妻を支えられるかが、離婚するしないの分かれ道になりますが、この場合もやはり育児が少し落ち着いたころに、妻が子連れ帰国して離婚するパターンが多いです。

もちろん、このストレスと孤独に耐え、たくましくやっていくパワフルなお母さんもいますし、不可能ではありません。ただ、国際結婚での出来ちゃった結婚はかなりリスクが高いことを覚悟しておいた方がいいと思います。

夫婦の語学力が低い

国際結婚がうまくいく可能性と、夫婦の語学力は比例するのではないか?と思うくらい、国際カップルにとって語学力は大切です。語学力が低いほど離婚する可能性が高く、語学力が高いほどうまくいく可能性が高いと思います。

うまくいく夫婦になるために最も必要な要素である「コミュニケーション」ができなければ、時間とともにどんどん心が離れていくのも、ある意味当たり前ですね。夫婦のどちらも互いの言葉を話せるのが理想ですが、実際にはあまりそういう夫婦は多くはありません。夫婦のどちらかが外国語で話すというパターンが一般的ですが、この場合は「外国語で話してあげている側」の不満がたまりやすいので注意が必要です。

愚痴が多い妻

「この人、愚痴が多いな」と思っていたら、数年後に離婚したというパターンも結構多いです。愚痴が多いから離婚されたのか、離婚するほど不満がたまっていて愚痴が多いのかはわかりませんが、妻の愚痴が増えたら離婚の危機サインだと覚えておくといいのではないでしょうか。

特に、国際カップルの場合は、相手の国やその国民を悪く言う人が多いです。少しの愚痴なら誰にでもあることですが、それが悪口に聞こえるほどしつこいものだったら、パートナーへの愚痴とすり替えて言っている可能性が大です。愚痴が多いわりに、自分をあまり出せずにオープンなコミュニケーションができない女性は国際離婚しやすいです。

子育てに集中しすぎる妻

母親が子供にべったり、子どもも母親にべったりという家庭は離婚するパターンが多いです。傍から見ていて、「これでは父親が入る隙間がないだろうな」と感じるようなカップルは数年後に離婚します。

日本では出産すると、夫婦間でも「パパ」、「ママ」と呼び合うカップルが少なくありませんが、欧米では、親になっても「カップル」であることを大切にします。実際にはそううまくはいかない夫婦ももちろんいますが、カップルとしての「男女関係」を大切にしようという意識は、日本よりも深く根付いているように感じます。

日本人妻との国際離婚では、「妻からのセックスレス」が度々原因として挙げられますが、これは妻が「母親」になってしまい「妻の顔」を忘れてしまったことが一つの原因だといわれています。子育てに一生懸命になりすぎて夫をないがしろにしていると、気が付いたころにはバランスを崩しています。

収入が少ない夫

国際結婚は、普通の結婚よりもお金がかかります。お金持ちである必要はないですが、それなりに貯金ができて、欲しいものが買えて、年に一度帰国しようと思えばできるくらいの収入は、最低でもあったほうがいいと思います。子どもがいないうちは、夫が失業したり働いていなくてもなんとか夫婦関係を続けていけますが、子どもが生まれたら夫婦関係は一気に悪化します。

もちろん、夫に収入がなくても妻が稼げればいいですが、実際にはそういう夫婦はかなり少数派です。海外の現地採用でそれなりの給料を頂くというのは、そんなに甘いものではないからです。

収入がなく働かない夫と、子どもを、妻の少ない収入で支えるという国際カップル家庭も案外いるものです。そして、こういうカップルはやはり長続きはしません。夫に働く気がなかったり、働いてもすぐに辞めて転職を繰り返したり、夢ばかり追って地に足がついていなかったり…。

こういう男性と国際結婚すると、妻は確実に苦労します。そして残念ながら多くの場合、離婚に至ります。国際恋愛中で、将来結婚を考えている女性は、この点をシビアに見極めることをおすすめします。

 

まとめ

実際には、マダムリリーの周りの離婚カップルはこれらの複数が当てはまっている人が多いです。国際離婚の危険信号としては、

  1. 夫婦でのコミュニケーションがとれない
  2. 夫婦の絆がない
  3. 妻が「女」ではなくなった
  4. 夫が働かない
  5. 相手の性格や文化を受け入れられない

この5つに集約できると思います。このなかのどれか一つでも当てはまったら、危険信号です。すぐに夫婦関係を改善するように舵を切りましょう。

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