「英語が話せるようになりたい!」
そう思う人も少なくないはずだ。あるインターネット調査によると、有職者の30代から40代の男女65.5%が、子どもの頃にもっと勉強しておきたかった教科に「英語」を挙げている。
そんな誰もが身につけておいて損はないと思っている語学力であるが、英語学習をしている人のなかには“できる”かどうかばかりに気をとられ、語学習得における根本的な部分が見えていない人がたまにいる。そしてこういうタイプの人はいつか伸び悩んでしまう。
私もこれまで英語とフランス語の学習をしてきたが(現在も継続中)、経験上、語学学習に一生懸命になればなるほど“この先できるようになれるのか?”と不安にかられるようになる。
しかし、この“不安”が語学上達の最大の敵であり、不安によって語学の習得を途中であきらめてしまう人がいるのだ。
それでは、「英語が話せるようになりたい!」と思っている人はどんな心構えをすればいいのだろうか。語学学習をしている時に何度もぶち当たる“不安”とどう向き合えばいいのか。そこで今回は、英会話スクールや大学でTOEIC対策や英会話の指導をしていた筆者が思う「英語を話せるようになりたい人がすべきたった1つのこと」を紹介する。
誰にでも英語が話せるようになるのか?
まず、英会話を始めよう!と考えている人には、「やれば必ずできるようになりますよ」と言うようにしている。
単純に元気づけるためではなく、本当に英語は誰にでもできるからだ。だから今、英語を学んでみようかと迷っていて、「でも自分にできるかな?」と不安に思っている人がいたら安心していい。
必ずできるようになる!
If you can believe, all things are possible for him who believes.
どんなに効率の悪い勉強法であっても、時間をかけて努力すれば誰にだってできる。例え中学&高校、大学に行っていなくても、記憶できる脳の持ち主ならできる。
なぜこれを強調するかといえば、語学学習をしている人のなかには「このまま勉強して英語が話せるようになるのだろうか?」と心配する人が多すぎるからだ。話せるようになりたいという願望が強いとなってしまいやすいが、そんな心配をすること自体がナンセンスで、いつかはできるんだから不安に思う必要なんてないのである。
「英語が話せる」というのがどのレベルを指すのかは個人個人違うが、もしあなたの目標が「洋画を字幕なしで見たい!」だったとすれば、それに向けての努力をすれば必ず実現できるのだ。
もし、時間がかかるのならやり方が悪い。覚えられないなら覚え方が悪い。いつまでたっても上達した気がしないのなら、上達をはかれる場(ネイティブと会話)を設ければいい。
とにかく、やればいつかはできるのだから「自分にできるのかな?」と不安に思うのは時間とエネルギーの無駄に他ならない。しかも、「自分にできるのかな?」なんて考えながら学習している人はいつまでたっても上達しない。
まずは、そんな心配や不安はとっぱらって「自分は絶対に英語ができるようになる」と信じることが大切だ。イエスは「信じる者に不可能はない」といったが、英語学習者にもそのまま当てはまる。
英語ができる人とできない人の違い
あなたの目標にしているような人、“英語ができる人”は周りにいるだろうか。その人に「英語の勉強してますか?」と聞くと、「いいや、もう勉強なんてのはしてないね」と言うかもしれない。
しかし、その英語ができる人は本当に何もしていないのだろうか。
答えはノーだ。
本人が気が付いてないだけで、英語ができる人は日常的に英語を学習しているのだ。洋画を見たり、英語のニュースを見たり、好きな洋楽の歌詞を噛みしめたり、インターネットで何かを検索するときも日本語以外に英語でも調べてみる…というようなことを日常的にやっている。それが彼らの日常なのだ。
反対に今英語ができていないという人はどうだろうか。自分でできないと自覚している人はよく「英会話を勉強して〇年です」、「今年の春から英会話を学び始めました」というような言い方をする。
つまり、英語を学ぶことが“非日常”であり、“特別”なことなのだ。英語が現段階でできていない人にとって、英語に触れるというのは、“いつもとは違う”ことなのである。
本人がどう思っているかは別として、周りに英語ができると思われている人は決まって「英語が日常生活の一部」となっており、いつまで経ってもできない人は「いつまでたっても英語は特別」なのである。
「できるようになる」ことを目標にするな
言ってみれば、英語ができる人とできない人の差なんてたったそれだけだ。英語が今できる人もできない時代があったわけで、できない時代にあきらめずに学習を続けたからこそ、今では日常の一部となったわけだ。
逆に言えば、今できない人もできるまでの道のりの途中にいるというだけで、その道を進んでいくうちにいつのまにか英語が日常になっている。
学習さえすれば誰にでもできる英語学習なのだから、「話せるようになること」、「できるようになること」を目標にする必要はない。話せるのようになることはもうすでに決まっているのだから、そんなことで気をもむ必要はない。できないかもしれないからと、あきらめる必要もない。
ただ、「英語が日常になる」までやり続けること。
英語ができる人のように生活すること。いつかは話せると信じてあきらめないこと。ひたすらひたすら、やり続けること。
英語ができる人は特別頭がいいわけでもないし、特別語学のセンスがあるわけでもない。
ただ、やってきただけだ。
話せるかどうか心配するのではなく、ただひたすら学習し続けること。これが、筆者が思う「英語を話せるようになりたい人がすべきたった1つのこと」である。
これはマジで正論ww
スピードラーニングも10年間8時間ずつ聞いてれば身につくんだよなww
生活習慣や環境を変えてやっと得られる所が少しだけダイエットに似てますね。
スピードラーニングを10年以上していますが、全く効果がありません。あれは糞です。
石川遼君がいい例でもあります。彼聞き取れてないですしね。
聞いてればいい、なんて教材は糞です。