筆者はこのブログを通して、外国人との恋愛に悩める日本の女性たちから毎日相談メールが来ます。彼女たちのメールを読んでいて気が付いたのは、日本人女性が国際恋愛で悩むポイントはどれも同じようなことだということ。だから筆者も毎回同じようなことをそれぞれの女性にアドバイスしています。

　そこで今回は、現在外国人男性と恋愛で悩んでいるという日本人女性に対して筆者がアドバイスしたいことを４つご紹介します。これを参考に、納得のいく素敵な恋愛ができる女性が増えたら…と思います。

１．　もっとコミュニケーションをとるべし

　恋愛相談メールで一番多い内容は、「彼はこう思っているんですか？」、「彼はこう言いましたが、これってどういう意味ですか？」といった外国人の彼の気持ちを聞く内容のものです。正直なところ、メールで彼の気持ちを聞かれたところで筆者にはわかりません。外国人の彼とは何の面識もない人に聞くのではなく、この場合は彼本人に聞いてみてはどうでしょうか。

　外国人との恋愛で最初に”障害”となるものは、言語です。母国語が違うということは、それだけ彼の言葉とその意味を理解するのが難しいということ。特に彼がどういう人かがわからない段階では、相手がどういう意味で何を言っているのかを納得がいくまで聞き続ける必要があると思います。これは女性側だけではなく外国人の彼も努力すべきところです。２人でコミュニケーション能力を高め、相手のことを理解しようと努力することが大切です。

２．　外国人だから…と構えすぎ

　次に多い質問は、「外国人はこういうことするのって普通なのでしょうか？」といった内容のものです。この質問は多くの場合、“普通”じゃないことが多く、”彼特有”の場合がほとんどです。外国人男性との恋愛と日本人男性との恋愛は別物だと思っている女性が少なからずいますが、そんなことはありません。男と女の恋愛は、世界中どこでも一緒だと思います。

　”外国人だからこれは普通なのかな…”と一人で勝手に納得し、相手に合わせてばかりが続くと、後々うまくいかなくなってきます。仮に恋愛がうまくいき結婚まで至ったとしても、結婚生活ですれ違いが生じ、一緒に生活しているのに相手のことが全然わからないカップルになってしまいます。やはり、彼とのコミュニケーションを何よりも大切に、疑問に思うことはぶつけていくのが一番だと思います。

３．　彼の家に行く＝セックスと心得よ

　よくこういう人がいます。

「外国はホームパーティーの文化があるので、外国人男性なら何もないと思って、彼の家に行きました。」

　外国人男性であろうと、日本人男性であろうと、女性が一人で男性の家に行くというのはセックスを了承していると受け取られてもしょうがないです。体の関係をもった後になって、「やっぱり遊びだったのでしょうか？」と心配になる女性がいますが、それはあまりにもとんちんかんな心配です。彼に言わせると、「了承したから家に来たんでしょ？」と思うのではないでしょうか。

　「家に遊びにおいでよ」と誘われても安易にOKせず、彼と本当にそういう関係になりたいのかをまず考えるようにして下さい。思春期の恋愛じゃあるまいし…とあきれられてしまうかもしれません。

４．　もっと自分を出していこう

　恋愛相談する多くの女性に、「もっと自分を出して下さい」とアドバイスしています。重たい女、うざい女だと彼に思われてしまうのではないかと遠慮している人が多いですが、そうやって自分の気持ちを相手に隠すよりも“いかにして自分を相手に理解してもらうか”にエネルギーを使ってみてはどうでしょうか。面白くないことがあれば怒り、納得がいかないことがあれば抗議し、不安に思えば聞いてみる…。それくらいのことをしても、我の強い外国人女性を相手にしてきた男性からすれば何ともありません。

　これは恋愛に限らず、外国人との人間関係を築いていく上でのポイントですが、日本人相手のように”空気”を読んでくれない相手には思っていることを言葉にすることが大切です。さらにもっと言えば、単純に言葉にしただけでは足りず、どういう意味で発言しているかを噛み砕いて説明してあげることが必要です。骨を折るこのようなコミュニケーションを続けるうちに、相手との距離が近くなり、深い関係が築けるようになるのだと思います。

　「言わなくてもわかる」は通用しません。自分というキャラクターをどんどん出して、彼に自分の良い面も悪い面もわかってもらい、それでも好きになってくれた相手と恋愛しましょう。逆に言えば、自分を出して好きになってくれなかった相手とはどんな小手先のテクニックを使って、頑張って関係を続けようとしたところでうまくいきません。 

日本女性のみなさん、価値あるあなた自身を大切に。