100円ショップと飲み放題の店は日本にいる外国人に人気のスポットである。「日本でお気に入りの場所は?」この質問を日本にいる在日外国人にしてみると、アジア人の大半が「100円ショップ」と答え、欧米人の大半が「飲み放題の店」と答える。類は友を呼ぶとはまさにこのこと。同じところに同じような人が集まるのだ。
まず、100円ショップに集まるアジア人。アジアでは日本のキャラクター(ドラえもん、ハローキティー、キキララなど)が人気なので、こういったキャラクターもの(本物の)が100円で手に入るなんてまさに夢のよう!お土産に買っていく人も多い。そしてこうしたアジア人は暇さえあれば100円ショップに行くようになる。「え!これも100円なの!」と驚きの声を上げながら、あれこれ物色。確かに日本の100円ショップは優秀で、安くて品ぞろえが良くて、質も良い。日本で滞在する部屋の中は100円ショップで調達した雑貨でかわいくデコレーションし、100円ショップで調達したコスメを使い、100円ショップで買った食器でご飯を食べる。100円ショップが大好きなアジア人。
そして、飲み放題の店に集まる欧米人。「飲み放題」(All you can drink)は、欧米人にとっては幻のようなもの。アメリカ、フランス、カナダ、メキシコ・・・どこを探しても日本のように飲み放題の店が多い国はない。彼らは毎週金曜日&土曜日になれば、飲み放題のクラブや居酒屋に行き、朝まで飲み明かす!これは私が受けた印象だが、どうも欧米人の方がアジア人に比べてお酒に強い。飲み放題であることをいいことに、かなりの量のお酒を飲んでベロンベロンになって帰る。日本にいるとこれが習慣になってしまう在日欧米人。傍から見ていて、「アル中ですか?」と思ってしまうほどに飲み放題に夢中になり、ことあるごとに飲み放題の店でパーティー。今日はチャーリーのバースデー、今日はマックスのバースデー、今日はリッキーのバースデー、今日はハロウィン、今日はミシェルのバースデー、今日はウィルのバースデー、今日はフェアウェル・・・っておい!キリがないやんけ!
ま、そんなこんなで多くの在日外国人と生活していた私は、外国人が集まる場所をだいたい予測できるようになった。
アジア人を喜ばせたければ「100円ショップに行け!」
欧米人を喜ばせたければ「飲み放題に行け!」
在日外国人と仲良くなりたかったら「アニオタになれ!」である。
それ ロークラスな英語教師などの欧米人ですか?
イングリッシュティーチャーと、医者や、弁護士、エンジニアなどを同じ国籍だからって、ひとくくりにしていません?