女の子としては毎日欠かせない「お肌のケア」。フランスで生活するとなれば、スキンケア事情も日本とは異なる部分が多い。私は日本にいた頃は混合肌で、合わない化粧品が多い敏感肌ではないし、化粧品に対してもずぼら人間だった私。だからフランスに行く前は、「まぁ現地で何とかなるだろう・・・」と軽く見ていたわけだが、ぶっちゃけフランスで自分に合う化粧品に出会うまでは結構大変だった。そこで今日はフランスのスキンケア事情で「驚いた!」ことを5つ挙げようと思う。これからフランスに行く予定のある女性の参考になれば、と思う。
混合肌が「乾燥肌」になって、驚いた!
湿度の高い日本の気候とは違って、フランスの空気は本当に乾いている。この気候の違いに悩まされるフランス在住日本人女性は多い。私もフランスに到着後1週間(9月)で肌が乾燥し始め、そのままほっといたら顔全体の肌が粉ふき始めた。日本では、冬になると口の周りなどがカサカサになることはあったものの、顔面全体がカサつくことなど、それまで1度もなかったのでかなり驚いた。私がこうなるのだから、乾燥肌の人は本当に大変だろうと思う。
「洗顔クリーム」が売ってなくて、驚いた!
これは未だに不思議でしょうがない。何でないの?おそらく探せばあるのだろうけど、フランスでは決してメジャーな商品ではない。仕方がないから、石鹸(乾燥肌用)や面倒なときはボディーソープで顔を洗ってます。でもやっぱり、洗浄力がきついような・・・。もうちょっとお肌に優しくて、かつ汚れもすっきり落とせるようなものがフランスにもないだろうか?私は未だに「コレだ!」ってのに出会ってない。
化粧落としが「ふき取り」ばかりで、驚いた!
フランスのスーパーに売ってあるクレンジングはほとんどが、コットンに染み込ませて「ふき取る」タイプのもの。日本ではオイルクレンジングですっきり派だった私としては、この「ふき取り」っていうのがイマイチ信用できない。これで本当に化粧落ちてるのかなぁ?と、毎回不安になる。しかも、このタイプのものは結構早く消費してしまう。化粧品ずぼら人間の私は現在、2ユーロショップ(日本でいう100円ショップ)に売ってあったでかいボトルの化粧落としを毎日惜しみなくガンガン消費している。たくさん使っても、何かねぇ~、スッキリした気分にならない。これは気分の問題?
化粧水があんまり売ってなくて、驚いた!
おそらくフランスでは主力商品ではないのだろうと思う。種類も少ない。スーパーでも、化粧品陳列棚の「へ?こんな所に!」って場所に置いてあるのが、化粧水。でも品質は悪くないし、値段も日本と大して変わらない。私がいつも使っている「DIAERMINE」は結構気に入っていて、石鹸もなかなかいい。
コットンがケバケバで、驚いた!
写真がわかりづらいでしょうが。日本の100円ショップとかドラッグストアで売ってる一番安いコットンと、フランスで割と高めなメーカーのコットンを比べてみても、やっぱり日本のものの方がクウォリティーが高いような気がする。フランスのコットンは化粧水をあまり吸い込まないし、パッティングすると肌に綿がついてきたり。まぁ、それにももう慣れましたが。
ちなみにコレは、フランス人の旦那の家族全員が愛用しているニベアクリーム。おじいちゃんもおばあちゃんも、お父さんもお母さんも、お姉さんも弟も何故かみんな揃いも揃って昔から愛用しているらしい。「こりゃ、あたしも混ざるっきゃない!」ってことで、肌の乾燥対策として愛用中。毎朝&晩、化粧水の後に顔全体に薄く塗っている。臭いがよく、ベタつかないのでおススメ。
毎日の素肌ケアが10年後の肌を作る。
皮膚科の先生がそんなこと言ってたっけ。
今後また、「おぉ!こりゃあイイ!」っていうフランスの化粧品を見つけたら、ブログにアップしていこうと思う。私自身、まだまだ模索中なので「これいいですよ~」的なメッセージ大歓迎!おススメ商品があったら、是非とも知りたい。いずれにせよフランスに長く滞在する場合を除いて、化粧品はやっぱり日本で使い慣れたものを持っていった方がいいと思う。フランスに長く住む場合も、乾燥肌で敏感肌の人は注意が必要。私は化粧品フリークではないので結構テキトーだが、化粧品にこだわっている人もやっぱり日本から持参したものを使うことをお勧めする。