ホーム国際人日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例

日本人がフランスに住むと食生活はこう変わる!7つの例

 環境が変われば食生活も変わる。フランスに住んで1年半。食生活・食習慣は日本にいた時とすっかり変わってしまった。それではフランスで生活するようになると食生活はどう変わってしまうのか?人によってその変化も異なるが、私の場合はこのように変化した!

ごはんの友が“バゲット”に!

日本で、食事に欠かせないものと言えば白ご飯。フランスではフランスパン(バゲット)です。最初はパンを片手に食事するフランス人を不思議に思っていましたが、いつの間にか私も、毎日のバケットが欠かせなくなっていました。そう!フランス人の毎日の食事を支える、ごはんの友はバゲットなのです。

気が付けば肉ばかり肉食です。

肉と魚はどうしても日本のモノと比べてしまいます…。フランスのなかでも魚介がおいしいといわれるニースに住んでいますが、それでもやっぱり魚の国、日本には敵いません。フランスの魚は品質もそうですが、魚屋さんの下処理もあまりよろしくないような…。その代り、フランスのお肉はおいしい!ビーフステーキも日本より安く、肉汁たっぷりで種類も豊富。結果的に1週間の献立は、気づけば「肉ばかり」になってしまいます。

一日中、乳製品ばかりチーズの国、フランス

さすがはチーズの国、フランス。チーズはもちろん、乳製品の種類もとても豊富です。朝はココア、毎食後にクリームチーズとパン、夕飯はフレッシュクリームを使ったキッシュ、食後はヨーグルト。一日中、カルシウム摂取!フランスにいれば、骨粗しょう症になる心配はないかも。

食後のデザートは欠かせません!おいしい市販のデザートがいっぱい!

これはフランス人の食習慣なのでしょうか?食後はどうしてもデザートが欠かせないようです。食事が終わると、たいていチーズ→デザートが待っています。家庭によっては、チーズ→果物→デザートの順で食べるところも。いつのまにか私も、デザートがないと食事が終わったような気にならなくなってしまいました。メインでお腹いっぱいにしないように、腹八分目に食べるのがポイント。

お茶はコーヒー、紅茶と同じジャンルお茶の立ち位置?

日本では毎食お茶を飲んでいましたが、そんな習慣のないフランスでは水ばかり。すると、何となくお茶に対する価値観も変わってくるものです。お茶は水分補給としてガブガブ飲むものではなく、休憩時やおやつの時間に飲むものというように捉えるようになりました。不思議なもので、飲む回数が少なくなるとカフェインの心配までするようになりました。

朝は軽くいきましょうプティ・デジュネ

朝食に白ご飯とお味噌汁と塩鮭。こんな元祖日本の朝ごはんメニューは考えるだけでも重たい…。よく食べるグルメなフランス人ですが、朝は軽く!が基本のようです。日本食の朝ごはんはあくまで「1回の食事」としてのごはんという位置づけですが、フランスでは「おまけ」ごはんのような気がします。フランスでの朝食は、シリアルやブリオッシュ、ビスケットやクロワッサン、パン・オ・ショコラなどが主流です。

Tremper(トンペー)これが、トンぺー

クッキーやパンを、カフェオレやコーヒー、紅茶に浸して食べることをフランス語で「Tremper(トンペー)」と言います。トンペーはフランス人の常識なのでしょうか?誰もが飲み物に浸して食べるのです。最初は何となく気持ちが悪いと思い、私がトンペーせずに食べていました。すると周りのフランス人が「何でこの日本人はつけないの?」と不思議な顔をされることもありました。そんな私も今ではすっかりフランス人の仲間入りです。何となくトンペー食べせずにはいられなくなりました。

写真:Sarah Horrigan

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