たまに日本に帰国すると、驚くことの1つに日本人の反応がある。『フランスに住んでいます』というと、大体みんな同じような反応が返ってくる。フランス在住者同士で『あー、それってあるある!』と盛り上がることもある。そこで今回は、フランス在住者に聞いた『フランスに住んでますと言った時のありがちな日本人の反応』を7つご紹介します。
1. 「素敵ですね!」
まずは、これが一番多い。とりあえず「ステキ」だと言ってくれるパターン。その後、『いいなぁ私も海外に住みたい!』という人と、『でも大変でしょ?』という人の2つに分かれる。
2. 「フランスって寒いでしょ?」
フランスはとても寒いイメージを持たれているようである。確かにパリの冬場はとても寒いが、フランスでも南になると日本よりも気温が高かったりする。「夏場で35℃になった」とか、「冬でも-1℃以下になることはない」なんて言うと、大抵驚かれる。
3. 「建物がきれいよね!」
これまでにフランス旅行したことがある日本人がいうセリフのなかで一番多いのがコレ。確かにフランスの建物は東京とは違って、古くて趣がある。
4. 「中山美穂もフランスよ!」
何故だかよくわからないが、ここ数年中山美穂の登場率がやたら多い。特に女性からよく言われる。雑誌やテレビなどで取り上げられたのだろうか。
5. 「よく決心がついたね。」
結婚してフランスに行ったというと、こう言われることが一番多い。「不安じゃなかった?」だとか、「それだけご主人を愛しているのね」とも言われる。「私だったら決心つかないかも…」、「期間限定で海外に住むんだったらいいけど」といった、自分に置き換えて考えてくれる人もいる。
6. 「ご主人とはどこで出会ったの?」
外国人と結婚したと聞くと、やはり聞きたくなるのがこの質問なのかもしれない。かくいう私も、外国人と結婚して海外に住む日本人に日本で出会ったら「どこで知り合ったの?」と聞きたくなってしまう。
7. 「よく親が許したね。」
私の両親の気持ちになって考える人はこう言う。おそらくこういう人は同じように、結婚して親元を離れた子どもがいるのだろうと思う。海外に子どもがいる親も、「よく許しましたね」と言われることが多いらしい。
んん~
フランスに限ったことじゃない部分もあるよね。
薄っぺらいステレオタイプや誤解だけは絶対に言うまいと神経を遣うと何も言えなくなります。そんなに気の効いた適切な言葉はめったに出てきません。
挙げて頂いた例は確かに不適切かもしれませんがどうか許してください。外国人のかたがたも。