昨年公開した記事「海外旅行に行くなら!世界一治安がいい国&都市ランキング」はとても多くの反響がありました。それでは逆に、世界一治安の悪い国はどこでしょうか。宗教的·軍事的過激派テロや犯罪など平和を脅かす活動により、重大かつ深刻な問題を抱えている国もあります。そこで今回はあらゆるトップ10を紹介する米サイトTOP10LISTより、「Top 10 Most Dangerous Countries in 2012(2012年世界で一番治安の悪い国ランキング)」をご紹介します。これらの国の人は毎日絶え間ない恐怖のなかでくらしているため、旅行者は当面の間行かないことをおすすめします。
1. シリア
激しい内戦の続くシリアで日本人ジャーナリストの山本美香さんが亡くなられて1か月以上がたちました。シリアでは現在も、爆撃、殺人や虐待などのニュースが絶えません。シリア騒乱による死亡者はこれまでに3万人以上と言われ、罪のない住人や旅行者、外国人ジャーナリストまで被害は拡大しています。隣国トルコの大統領は8日、隣国シリアでは「最悪のシナリオ」が進行中だとし、自衛のためにあらゆる手段を尽くすと発表しています。
2. イスラエル
イスラエルを説明する上で、外すことが出来ないのが「パレスチナ問題」。パレスチナとの和平交渉を強調するネタニヤフ首相が就任した今でも緊張状態が続いており、今日に至るまで、パレスチナ問題は解決の目途が立っていなません。最近では、聖地(ホーリーランド)の旅行は比較的安全だと言われていますが、観光客はテロリストや過激派の活動がある可能性を十分に理解しておきましょう。イスラエルを訪問する必要がある場合は、ヨルダン川西岸地区やガザ地区のような高い緊張状態にある地域は避けましょう。
3. ソマリア
1990年にソマリア内戦が始まって以来、それまで人気観光地だったにも関わらず、観光客は激減しました。内戦に加え、薬物に関する軍閥間の暴力など、ソマリア国内の混乱は続いています。ソマリアにどうしても行かなくてはならなくなった場合、ボディーガードを雇うようにしましょう。
4. 南アフリカ共和国
南アフリカと言えば、多くの人がネルソン・マンデラや2年前のワールドカップを思い浮かべるでしょう。アフリカ大陸にあるこの国を観光する際、十分に注意を払って用心しておけば、忘れられない素敵な旅になるでしょう。南アフリカの一番の問題は、増加する犯罪率であり、世界で最もレイプ事件が多い国とされていることです。しかし、夜道を一人でウロウロしたりしない限り、安全に旅行できるでしょう。
5. アフガニスタン
アフガニスタンでの戦争が終わってしばらくたちますが、観光客が無視できない旅行危険情報は現在も残っています。アフガニスタンには現在も多くの過激派組織が存在し、過激派による暴力事件が現在でも頻繁に報道されています。アフガニスタンは悪名高いアルカイダのテロ組織の本拠地であり、この過激派グループのメンバーはヨーロッパやアメリカの市民を誘拐または抑制することを躊躇しないという事実も考慮しなければなりません。
6. パキスタン
2011年5月にウサーマ・ビン・ラーディンがパキスタン国内で殺害されて以降は、米国との関係は悪化しています。外国人が被害を受けたパキスタンでの紛争も報じられ、自爆テロや誘拐などの犯罪がますます増えてきています。ユダヤ人新聞記者のダニエル・パールさんがパキスタンで誘拐されて殺害されるなど、まだまだ治安は落ち着かないようです。
7. イラク
他の中東の国と同様、フセイン氏と彼の過激派政権はとっくにいなくなっているという事実にもかかわらず、イラクは今でもテロ活動によって影響を受けています。イラクは戦争によって多くのインフラを失ってしまった戦争地帯です。アルカイダと過激派クルド人反政府勢力の本拠地であるイラクでは、イラク人も観光客も、この国で安全でいられる人はいません。
8. コロンビア
南アフリカはレイプ犯罪率の高い国として知られていますが、コロンビアは最も身代金狙いの誘拐の多い国として有名です。それに加え、コロンビアの誘拐犯やコカインディーラーは、“the devil’s breathe(悪魔の息)”と闇の世界で知られる新しいドラッグを使い始めているといいます。この新しいドラッグはどんな人でも命令に従わせることができると現地リポーターは主張していますが、現在のところこの新しいドラッグに関する正式な報告はあがっていません。というのも、この薬を使用すると何も記憶できなくなり、誰と一緒にいたかも思い出せなくなるからだそうです。武装したゲリラ集団に加え、誘拐やドラッグなどの脅威がちらつくこの国に行かない方がいい理由がわかるでしょう。
9. ロシア
ロシアは比較的安定、繁栄した経済国ですが、暴力事件の報告はますます増えています。同時に、ロシアは誘拐発生率の高い国の上位10カ国に入る国です。ロシアで報告された進行中の犯罪は、ロシアの政治問題や過去と現在の戦争に関与しているとされています。毎年何百万人もの観光客がこの国を訪れますが、用心するに越したことはないでしょう。
10.ブラジル
ブラジルと言えばカーニバルで有名な国ですが、この国の上昇する犯罪発生率についてはあまり知られていません。ブラジルの犯罪発生率はアメリカ合衆国の4倍で、サンパウロ州では1日825件の犯罪が起きていると言われています。ブラジルの犯罪の多くは激しい貧富の差からくると専門家は説明しています。ブラジルには中流階級はなく、大富豪と貧窮者しかいません。
この記事は参考になります、有難うございます。
個人的には南アフリカが一番危険だと認識していました
ロシアは暴力が蔓延していると、ユーチューブ等の動画でも沢山見ましたが
想定外に上でしたね。
マフィアだけでなく一般人も暴力的で恐ろしい印象です。
ブラジルも以外でした、有難う。
パキスタンでのダニエル パールさん殺人事件はかなり前だったような気がすしますが。
このリストのほとんどはマスコミでも絶賛報道中の、超有名な紛争国ばかりで、一般人が観光に行くってことはないでしょうね。
そういう点では、このリストは日頃の報道の二番煎じの領域を出ておらず、新しい発見はありませんね。
シリアで亡くなった女性も、戦争状態の国にジャーナリストとして行く以上覚悟は出来ていたと思います。
それに比べて、ルーマニアで亡くなった女性は、ルーマニアでは非常識などと書かれていますが、ルーマニアの治安の悪さは普通は誰も知らないでしょう。
紛争中の国は、戦争中の国リストで発表し、それとは別に、一見平和に見えるけど実は治安が悪い国リストを作り、発表すべきなのです。
一般人は最初から紛争国になんて関係ないし、後者の国のリストの方が、重要なのですよ。
私の知り合いの中では、安いから、という理由でルーマニア航空を利用し、荷物をしこたま盗まれた人が何人かいましたが、レイプ殺人が起きるレベルの治安とは思っていませんでした。
コロンビアもブラジルも、2012年は危険ではありません。ウリベ政権(アメリカ寄りの右派政権)以降、コロンビアの治安は飛躍的に改善されましたし、ブラジルもオリンピック景気でファベーラ(スラム)を警察が徹底して取り締まっているので、かなり治安が良くなりました。
コロンビアもブラジルも、危険な地域にさえ行かなければ女性一人でも安全に旅行できます。
ブラジルのサンパウロには日本人の民間企業駐在員が沢山住んでいますが、ほとんどの人はサンパウロの治安の向上を実感しています。
いま、あまり知られていませんが、中南米で最も治安の悪い国は、ベネズエラ(カラカス)とホンジュラスです。
イラン人 東京や 名古屋
愛知県 神奈川県はイラン人
イラン人 いらんことばっかりして日本人に犯罪する
イラン人 テレカ
日本人は海外を誤解しているとか他の記事で言っておきながら、このランキングみたいな「間違った情報」を流していいのか?
筆者は、実際、ブラジルやコロンビアなど、南米のことを知っているの?
実際は素敵な国だよ。
>せにょもんさん
おっしゃる通りです!
コロンビア在住者として、
>武装したゲリラ集団に加え、誘拐やドラッグなどの脅威がちらつくこの国に
行かない方がいい理由がわかるでしょう。
という書かれ方にはまったく納得がいかず、
悲しい気持ちになりました。。。
危ないと言われる地域を夜間外国人が
一人でうろうろすれば、
それは強盗に遭う確率が高いでしょう。
でも危ない地域には立ち入らないようにし、
海外旅行では当たり前の注意を払っていれば、
コロンビアは決してここで言われているような
治安の悪い国ではありません。
女性一人でも十分、楽しく安全な旅行ができます。
またブラジルにも以前住んでいましたが、
>ブラジルには中流階級はなく、大富豪と貧窮者しかいません。
は言いすぎだと思います。
日本に比べると中流階級が少ない、
というだけで、中流階級は存在しますし、
旅をしてとても楽しい国です。
コロンビアが誘拐犯罪で有名だったのは
もう過去の話です。
今はボゴタに日本企業がどんどん進出していますよ。
日本がランクインしてないんですね……
以外も以外!!!