「えぇ?こんな所にも日本の~が!」フランスに住んでいると、ふとした時に日本文化を目にすることが少なくありません。日本文化が世界でまず注目されたのは浮世絵などの美術品だったといいます。わりと早い時期からヨーロッパで広がっていった日本文化ですが、現代はどんな日本文化が広がっているのでしょうか。そこで今回は、フランスに住んでいて「日本文化が広がっているな~」と改めて感じる瞬間を8パターンご紹介します。
1. どこの日本食レストランに行こうか迷っている時
海外での日本食ブームから約30年。フランスにおける日本食レストラン数は現在約1,500件にのぼります。これだけ多くの日本食レストランがあるので、日本食レストランを“探す”というより、“選ぶ”状態です。中国人経営のお店も多いパリでは200メートルおきにお寿司屋さんがある場所も少なくないです。フランス人経営者による宅配sushiのチェーン店も多く、日本のお寿司が広くフランス人に愛されていることがわかります。
2. 普通のスーパーで醤油や即席麺を買った時
最近では、アジア食品専門のスーパーでなくても、醤油とインスタントラーメンくらいは買えちゃいます。大型店舗なら海苔や酢、お米などのお寿司を作るのに必要な材料がそろっちゃうことも。
3. Fnacの漫画コーナーで立ち読みしている若者を目にした時
Fnac(フナック)はフランス国内に68店舗(2006年1月)を構えるフランスでナンバーワンシェアの電気製品チェーン店。そのフナックには、日本でも人気のある『ワンピース』や『ナルト』などを陳列したマンガコーナーがあります。そしてその漫画の棚の前で漫画を立ち読みしている人も…。日本と全く同じ光景をみると「日本文化も広がっているな~」と思います。
4. 雑貨屋に行ってBENTO箱を見つけた時
パリでは密かなBENTOブームと言われています。そこらへんの雑貨屋でもBENTO箱や弁当用アクセサリーが売ってあります。フナックにもBENTOの作り方の本が売ってあります。なかには「キャラ弁」を毎朝作っているというパリジェンヌもいるそうです。
5. コスプレやロリータファッションをしている若者を見た時
ジャパンエキスポでのフランス人によるコスプレはあまりにも有名ですが、普通に街中で日本のファッションやコスプレをしている人をたまに見かけます。もちろん多数派ではありませんが、何年か前にはなかったことです。↑ビデオに出てくるような格好をした若い女の子に出くわしたことも何度かあります。
6. フランスを代表するワインショップ『ニコラ』でニッカや山崎のウイスキーを目にした時
ワインショップの『nicolas』は、フランス各地にある大手チェーン店です。その国民的ワインショップで近年、日本ウイスキーのニッカや山崎などが販売されるようになりました。「4週間で2000本売れた」という店舗もあるそうです。大手チェーンだけでなく、小さな個人のお店でも日本のウイスキーを取り扱っているお店もあります。日本のウイスキーブームはこれからも続くと思います。
7. 何気なく行った観光地で「日本庭園」を発見した時
フランス各地で見つける「日本庭園」。フランス語では「jardin japonais(ジャルダン ジャポネ)」と言いますが、私が行ったフランスの日本庭園だけでも、パリ、トゥールズ、モナコ(仏じゃないけど)など意外と至る所にあります。フランスのドキュメンタリー番組で日本庭園がブームになっていると言っているのを見たことがあります。
8. キレイな箸使いをするフランス人が増えたなーと思う時
外国人が箸を持つとどこかぎこちない印象を受けていましたが、最近はきれいな箸使いをする若い人たちが増えてきたように思います。箸を渡されても当たり前のように使いこなしており、箸が使えないからフォークで食べるという人が以前よりも少なくなったと言います。日本食を始めとしたアジアの食べ物がフランスの家庭でも身近になった証拠だと思います。



