このブログを通して、外国人男性と恋愛中の女性からの相談メールが度々来ます。なかでも多い相談は、「彼とは言葉があまり通じませんが、大丈夫でしょうか?」といった内容のものです。言葉が通じなくても恋愛はうまくいくのか?結論から言えば、答えはNOです。
むしろ筆者は、相手の外国人が日本語ペラペラな場合を除いて、外国人との恋愛でうまくいくために最も必要なことは”言語を習得すること”だと思っています。特に、日本で外国人の彼氏を作りたいと思っている人は尚更です。そこで今回は、なぜ外国人との恋愛に言葉の習得が必要なのか、その理由を3つご紹介します。
1. 言葉は後からついてこない
よく国際恋愛のコラムなどを読んでいると、「言葉は後から!思いやりと優しさがあれば言葉が通じなくても愛し合える!」のような記事を見かけますが、これは正直、生ぬるいアドバイスだと思います。言語を習得しながら恋愛すれば良いというのもひとつの意見ですが、やはり”言葉”というベースがあってはじめて「恋愛できる状態」なのではないでしょうか。
「恋に落ちる理由は言葉にできない」とよく言われるように、確かに人を好きになるのに理由はいりません。言葉が通じない人でも恋に落ちることはできます。ただ、それで終わりです。深い恋愛の関係に持っていくには自分を表現する方法=言葉がどうしても必要になります。コミュニケーションに障害があると、常に互いに「相手が何を思っているのかわからない」という状態が続き、関係がなかなか進展しません。最初はそれがミステリアスで刺激があって楽しいですが、時間と共に飽きてしまいます。
単純に恋愛を楽しみたいのなら言葉が通じない相手でも十分ですが、何でも話し合って一緒に生きていくパートナーを求めているのなら、やはり言葉ができるに越したことはありません。
2. 他の日本人と差別化できる
日本で外国人の恋人と付き合いたいと思っている人は特に、言葉を習得するべきだと思います。理由は、他の日本人と差別化してアピールできるからです。幸運にも、ほとんどの日本人はあまり英語や他の言語が話せません。そして日本にいるほとんどの外国人もあまり日本語ができません。
日本にいる外国人は、毎日自分がわかる簡単な日本語での会話ばかりしています。簡単なことしか言えないので、日本人とは内容の薄い上っ面な会話しかしていません。そんななか、英語が流暢に話せる魅力的な女性が現れれば、自分のことを深く、色々語ってみたくなります。
他の日本人よりも明らかに英語ができると、彼にとって特別な存在になれます。これだけで恋愛に発展する可能性が他の日本人女性よりも高くなるのです。
3. 壁がある=結局はうまくいかない
言葉の壁があるまま、結婚までしてしまう人もいます。いまいち相手の言っていることがわからないので、うまく喧嘩も話し合いもできません。なかには、夫婦のコミュニケーションを「グーグル翻訳」を使って会話している人もいます。互いに壁をなくす努力をしている場合はいいですが、出会って何年も経つのに一向に壁が薄くならないというカップルは要注意です。
結局のところ、言葉が通じないカップルはうまくいかなくなってしまいます。話しても通じない相手には話す気がなくなってしまいます。話していても疲れます。そのうち、だんだんコミュニケーションをとるのが億劫になってしまい、会話のないカップルになってしまうでしょう。実際に、これが原因で離婚に至るケースが国際結婚には多いです。壁をそのままにしていると、後々うまくいかなくなります。母国語が違う相手との関係には、普通の人間関係で必要なことに加えて、語学の習得が欠かせません。
まとめ
ここまで、外国人との恋愛で言葉の習得がいかに重要かを語ってきました。しかし、言葉ができないからといって彼との恋愛を躊躇するのは、勿体無いと筆者は思います。実際に会ってみて言葉の壁がどの程度かを知り、彼と本当にもっと仲良くなりたいと思うなら、語学の勉強をしましょう。
言葉が通じなくても恋愛がうまくいくとは思いませんが、出会った時点で言葉ができなくてもこれからうまくいく可能性はあります。彼とうまくいきたいと思うなら、語学の習得に励みましょう。
国際恋愛に言語習得が重要というのは納得できますが、
「幸運にも、ほとんどの日本人はあまり英語や他の言語が話せません。そして日本にいるほとんどの外国人もあまり日本語ができません。」
というのは、何を見てそう思ったのでしょうか…
私の経験上は、英語のうまい日本人も日本語を流暢にしゃべる外国の方もたくさんいると思います。.
「英語さえしゃべれればアドバンテージがとれる」というような考えはあまりにも時代錯誤で狭い考え方ではないでしょうか。
>私の経験上は、英語のうまい日本人も日本語を流暢にしゃべる外国の方もたくさんいると思います。.
うーん。ここでいう「英語のうまい」の程度と、「たくさんいる」の程度が私のイメージとJGさんのもつイメージとは違うのかなと思います。
私が思う英語がうまい人というのは「ネイティブ並みに話せる人」で、「たくさんいる」というのは過半数を超えた場合だと思っています。ですので、日本はやはり現状ではこのケースには当てはまらないのではないでしょうか。実際に、TOEICの点数なんかもアジアの中で低いほうですし。
ネイティブ並みに話せる人が過半数以上いる日本であれば、「英語さえしゃべれればアドバンテージがとれる」とは言えません。ミスコミュニケーションがなく英語が話せる人がそこらじゅうにいる環境だからです。ただ、今の日本にこの環境があるといえるでしょうか。やはり、日本に住む外国人を町にいる日本人とランダムに会話させた場合、スムーズにいかないケースのほうが多いと思います。
超正論。
私は学生で今、海外に住んでいて、英語でコミニケーションは取れます。だけど、専門的な言葉などはまだ勉強中でわかりません。英語が話せるというのはどのくらいまではなせればいいんですか?このレベルでも大丈夫ですか?
「英語が話せる」というレベルは、人によって全然違うと思います。
私も日本にいた頃は、「英語が話せる人」と周りに言われて、自分でもそう思っていましたが、海外で生活してみると全然話せないことに気がつかされたり…。
どのレベルから話せると言えるのかというのは、その人の言語レベルによりけりです。母国語しか話せない人からすれば、ちょっとでも話せるように見えれば、それは「話せる人」です。逆に、マルチリンガルは高いレベルを要求します。
ただ、恋愛に関して言えば、彼とのコミュニケーションに支障がないレベルのことを「話せるレベル」というのではないでしょうか。英語を話すことが苦にならず、1日中英語しか話せないような環境でも疲れない人。TOEICで言えば、900点以上だと個人的には思っています。
「外国人の恋人と付き合いたい」この発想はいやらしいと思いますね。
なぜ、まず外国人という枠を決めるのか理解できません。
私の妻は外国人なんですが、私も妻も外国人と付き合いたいなんて考えたことはないです。
お互い、たまたま好きになった人が外国人なだけで、お互いの母国語が話せたからです。
満足に意思の疎通ができないと、恋愛どころか何も始まらないです。ありえない問題だと思います。
私の恋人はアメリカ人。遠距離恋愛です。定期的に彼が日本に私に会いに来てくれます。彼は日本語が話せず、私はあまり英語ができません。コミニケーションツールはGoogle翻訳。涙。
彼はそれでも未来を築く事、または努力を忍耐強く続けようと言ってくれます。私が不安で嫌になったらいつでも言って欲しい旨伝えますが大丈夫と、片言の日本語で答えます。結婚と言う未来はないかもしれないですが、彼との経験は無駄にせず、英語の勉強を頑張りたいと思います。これも何かのご縁だと思います。私は彼に英語が話せる方が喧嘩を引き起こす?と訪ねたことがある。付かず離れず客観的な視点は恋愛にいかがかと思うが、年が離れているので付かず離れずというより、上手く手のひらで転がされています。彼は言葉は大切だと私に言います。ですから今英語の勉強をコツコツ焦らずにしています。翻訳を使いメールで色々な話をします。深い話から、ジョークまで。翻訳のおかげでどれ程助けられているか…..幸せです。今。