海外旅行の長いフライト時間をいかに快適に過ごすか。これは旅行者の永遠のテーマといっても過言ではないかもしれません。
しかし、飛行機の中で客室乗務員に何をどこまでのお願いしていいのかわからず、遠慮してしまうという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は海外の旅行情報サイトより、『元客室乗務員のベスさんが明かす!機内で客室乗務員に頼めるサービス』を8つご紹介します。
1. 丸ごと1缶もらう
機内でのドリンクサービス時。コーラやスプライトなどの飲料を注文すると、客室乗務員は缶を開けてプラスチックのコップに注いで渡してくれますよね。しかし、機内に乗るまで飲み物を買うのを我慢していたり、乾燥した機内で喉が渇いている人はコップに注がれた飲み物の量では足りないという場合があります。そんな時は、乗務員に礼儀正しく「1缶ごともらえますか?」と聞いてみましょう。缶が不足している場合を除いて、ほとんどの場合は快諾してくれるそうです。仮に缶をあげることはできないと言われた場合でも、後で飲み物を注ぎ足しに来てくれるそうです。
2. 薬、手当て用品
慣れない旅行で急に熱を出してしまったり、飛行機の揺れから頭痛になってしまったり、フライト中に体調が悪くなる人も多いかと思います。そんな時、機内持ち込み手荷物のなかに薬があればいいですが、ない場合は客室乗務員にお願いしましょう。航空会社によっては、機内に頭痛薬や痛み止め、胃薬などの基本的な薬を常備しています。なかには、客室乗務員が乗客に薬をあげることを禁止している航空会社もありますが、もしもの時は乗務員に聞いてみましょう。
3. 水筒ボトルの詰め替え

4. おかわり
機内で出されたナッツを食べたら、余計にお腹がすいてしまったという経験はありませんか。ベスさんいわく、全ての機内食が乗客に配られた後に残っていれば、おかわりを注文できるそうです。フライトが短い昼の便などでは難しいですが、夜をまたぐような長いフライトの場合は、おかわりが認められる場合が多いそうです。
5. 席の変更

6. 一時的な子守
親は自分ひとりで、小さな子どもを連れて飛行機に乗る場合。トイレに行っている間は客室乗務員に子どもの世話をお願いできます。赤ちゃんを抱っこする場合も、航空会社は客室乗務員が転ばないように、席に座って抱っこするように教育しているそうです。
7. コックピットの見学
「昔はコックピットの見学ができたのに最近はできなくなった」と言われますが、アメリカの航空会社はコックピットの見学に比較的寛容なようです。目的地に到着した後に客室乗務員に頼んでみましょう。コックピットを披露したいというパイロットも多く、特に目を輝かせた子どもはウェルカムなのだとか。
8. 抗菌ウェットティッシュ
多くの乗客を乗せる飛行機。いろんな人が触った椅子が本当にきれいなのか気になるという人もいるかもしれません。ひじ置きやトレイなどを拭きたいという人は客室乗務員にウェットティッシュを注文しましょう。これを頼まれることはあまりないそうですが、客室乗務員は大体いつもウェットティッシュを持ち歩いているんだそうです。