以前書いた「2ヶ国語以上話す人は使う言語によって性格まで変わる」という記事では、多言語を話す多くの方から様々なコメントやメッセージを頂きました。確かに日本語だけを話していた時代と比べると、自分のなかで「何かが変わった」と感じる人が多いようです。
そこで今回は、2カ国以上話す多言語話者が日常的にやってしまっているだろう独特な行動をまとめてみました。あなたはこれにいくつあてはまりますか?また、ここには載っていない「多言語話者あるある」があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
1. 外国語を話す自分のキャラの違いに戸惑う
その言語の国民性のようなやつがでてしまいます。
2. 「ちょっと○○語で話して!」と言われて、正直困る
そんなムチャ振り止してくれ…何を話そうか正直困ります。
3. 自分が使う言語を全て理解している人との会話が一番楽だ、と思っちゃう
結局、「この言語のみで話さなくてはいけない!」というバリアがないのが一番楽です。
4. 日本人に「今何て言ったの?」と急に聞かれて焦る
同時通訳が苦手です。ほとんどの人は通訳をする時間を与えてくれないので、言われた端から忘れちゃいます。
5. 外国語では理解できていたのに、それを日本語で説明すると支離滅裂になる
全く違う言語はただ訳をつけるだけでは不十分。理解するのと、翻訳するのは全くの別物です。
6. 普段、「私は今○○語を話している」という意識がない
筆者は日常で日本語とフランス語と英語をどれも同程度使っているので、ごちゃごちゃに混ぜてしまっています。
7. だから「日本語しか話せない人」との会話でつっかえる
えっと…、préfectureじゃなくて…何て言うんだっけ?
8. とっさのリアクションや受け答えが外人
「ノン」とか、「パルドン」とか、とっさに出る言葉や話している時のジェスチャーがフランス人っぽくなってます。
9. ↑そんな自分が「ウザイなぁ」と思ってへこむ
10. 外国語を日本語の発音で言われると何のことかわからない
プレタポルテって何ですのん?
11. 独り言が外国語
明日あいつに会ったら、「○○」って言わないとなー
12. 寝言も外国語
Nooo!C’est pas vrai! と言って飛び起きたことがあります。
13. 笑いのツボが日本人とはちょっとズレる
皮肉っぽい笑いも笑えるようになったり、ブラックジョークを思いつくようになります。
14. 日本人同士での外国語での会話が嫌い
何となく居心地が悪くなってしまいます。
15. 外人+日本人の集まりで、外国語を話さなければいけない場になると、キャラ設定に困る
日本人にどう思われるのか?を気にしてしまいます。
16. 外国語の映画を観た後はなかなか日本語がでてこない
外国語脳になったあとは、日本語で話すのにつっかえます。
17. 日本で使われる変な外国語(カタカナ英語など)に腹が立つ
これがあるから外国語学習が紛らわしくなっちゃうんです。
18. 日本で「スペルミスのある英語」を発見すると、訂正したくなる
堂々とドでかく書かれた看板なんかの英語のスペルがあると、いてもたってもいられません。
19. 邦楽に妙な英語が入っていると、むず痒い
I want to dive lost mind?? I want feeling, I want feeling feeling over!? going the way you know…って何ですのん?
20. グーグルでは常に日本語と外国語で検索する
案外、日本語と外国語では意味や定義が違うこともしばしばで、その切り取り方の違いが面白いんです。
筆者が思いつく限りは以上です。ここには載っていない「多言語話者あるある」があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!