ホーム海外事情外国文化欧米に嫁いだ日本人妻がトホホ…クリスマスに苦労すること4つ

欧米に嫁いだ日本人妻がトホホ…クリスマスに苦労すること4つ

今日はクリスマス・イヴ!日本では恋人同士で過ごすクリスマスですが、欧米では「家族でゆっくり過ごす」のが一般的です。年に一度の楽しいクリスマスですが、欧米に嫁いだ日本人妻にとってはこの時期が一番何かと大変でトホホな時期でもあります。

そこで今回は、欧米に嫁いだ日本人妻が現地のクリスマスで困ることや大変なことを4つ紹介します。海外在住の国際結婚妻たちは、たった今、こんなことに“トホホ”しているはず?です。

 

プレゼント選びでどっと疲れて…トホホ

クリスマスの闘いは、クリスマス前からすでに始まっています!そう、家族全員へのプレゼント選びからがクリスマスなのです。12月のクリスマス商戦で賑わう週末のショッピングセンターに行き、人ごみを掻き分けてプレゼントを探すだけで、もう一苦労。広い店内を一日中歩けば、もうヘトヘトです。

クリスマスプレゼントは実際に使ってもらえるものをあげるのが一番ですが、「贈ること自体に意味がある」ものです。せっかく買ったプレゼントが気に入られないこともあり、それを承知でプレゼントを選びます。プレゼントという物々交換のシステムがとても効率が悪いように感じてしまうのですが、これは筆者が日本人だからでしょうか…。

食べきれなくて…トホホ

クリスマスの悩みの種の一つといえば、クリスマスディナー。クリスマス料理で摂取するカロリー国別ランキングでも紹介しましたが、欧米のクリスマスディナーは日本とは比べ物にならないほどのボリュームです。次から次へと、胃もたれするようなカロリーの高い料理が出されます。

当然、胃腸の弱い日本人はクリスマスのたびに胃を悪くしてしまいます。筆者はいつも消化を助ける胃薬持参でクリスマスディナーに挑んでいますが、周りの日本人在住者は「クリスマスディナーは自宅に招くようにしている」や、「最初から食べられないと伝える」など、工夫も様々です。

いらない物をもらって…トホホ

プレゼント交換でほしかったものをプレゼントされると嬉しいですが、実際は「もらうのはいらないものばかり」という人が多いです。特に、場所を取るような大きなものや趣味の合わない洋服などをもらったときは、その場では喜んでいるように見せ、心のなかで「トホホ」と思っているという人も少なくないのではないでしょうか。

最近は、プレゼントと一緒にレシートを渡して、クリスマス後に交換できるようにしている人もいます。ですが、クリスマス後のショッピングモールで“交換”に来た人たちの長蛇の列に並ぶというのも、それはそれで憂鬱な気分になります。

パーティーが長すぎて…トホホ

欧米の家族の集まりやパーティーは、日本のものと比べて特に長いです。筆者のフランス家族のクリスマスは、例年夜8時頃から食事が始まり、夜中12時にプレゼントを開け、2時からクリスマスケーキを食べ、朝の7時にお開きとなります。毎年、クリスマスパーティーは12時間です!

筆者もフランスに来たばかりの頃は、フランス語が全くわからず、とにかくつまらなくて、時間がとっても長く感じたものです。暇だから、つまんで食べてしまい、食べるから胃が痛くなる…という悪循環でした。

 

欧米に嫁いだばかりの日本人妻にとって、クリスマスはまさに最初の“試練の時期”。

決して楽ではない、国際結婚と海外生活。

今年もこの時期を乗り越え、いい思い出をたくさんつくりましょう!欧米に嫁いだ日本人妻のみなさんに、心からエールを送ります。

メリークリスマス!世界の日本人妻に幸あれ!

参照:Trausti Evans

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