人種差別に過剰反応する人のほうが、差別的。
このブログを通して、読者の方から「これは差別的じゃないですか?」と抗議を受けることがある。
しかし、偽善的な正義感を振りかざして、人種差別に過剰反応する人のほうがよほど差別的だと、マダムリリーは以前から思っていた。
例えば、「世界のコスプレ美女」を写真で紹介した記事では、このようなコメントをもらった。
〝黒人のコスプレイヤーを載せないとは、このサイトは人種差別と言われても仕方ないですね。意図的に白人と東アジア人だけを選んで記事にしている次点で、あなたには差別的な意図があると思われてしまいますよ? 気を付けてください。”
マダムリリーとしては、白人とアジア人だけを選んだつもりはなく、フェイスブックのファン数が多い各国の人気コスプレイヤーを紹介したにすぎなかったのだが、この言われ様だ。たまたま人気のコスプレ美女が白人とアジア人だったというだけの話なのに、早々に人種差別だと決めつけられてしまう。
それに、黒人を載せないことが差別だと言うのなら、ヒスパニックやアラブ人を載せないのは差別にはならないのだろうか。他民族のなかで黒人だけを特別扱いし、黒人だけを意図的に除外したと邪推する人のほうがよっぽど差別的な思考を持っているといえる。
このように、こちらが意図していなくても人種差別だと抗議されてしまう例は他にもある。
今年2月は、ももクロの黒塗りメイクがネット上で議論を呼んだ。日本のネットユーザーからも「黒人差別だ」と非難する声が高まり、署名サイトでは約4500人が賛同。日本人が自覚していない人種差別意識が問題になった。
これを受けて、ネットの記事では日本人の国際感覚の欠如や、人種差別の問題を認識できていない無知を指摘した記事が多く出されたが、何かにつけ人種差別だと騒ぎ立てる昨今の風潮はいかがなものかと思う。これは日本に限った話ではなく、海外のメディアでも言えることだが、「人種差別しないようにしよう」という過剰な配慮が、逆に差別してしまっているという滑稽な事態になっているような気がしてならない。
ももクロの黒塗りも、「馬鹿にしているつもりはなかったけど、傷つけちゃったならごめんね」という話で済んだはずだと思う。むしろ、こんなに無邪気に黒塗りできちゃう、配慮すべきポイントがわかっていない日本は、黒人に対するマイナスイメージがないという証明でもあると言えるのではないだろうか。
ももクロの黒塗りに関しては、日本在住でありながらそういう日本の文化背景を理解しようとせず、アメリカの人種差別の歴史や狭い価値観を持ち出して、黒塗りを批判したBaye McNeilさんのほうがよくよく考えてみると、勉強不足なのではないか。日本で生活しておきながら、考え方はアメリカのままでいる彼は、とても日本人の無知さを批判できる立場にあるとは言えない。本来なら、日本在住で黒人の彼こそが、「日本人に悪気はなく、黒人を馬鹿にしていない」という情報を発信していくべき立場である。
しかし、多くの記者が指摘するように、ほぼ単一民族国家である日本が、世界の人種差別問題に鈍感であるのは事実だ。無知は言い訳にならないし、無邪気だったら何を言ってもいいわけでもない。日本の国際イメージを下げないという意味でも、今後は国民一人一人がもっと世界や人種差別の問題に関心をもつ必要があるだろう。
ただ、本当に海外で外国人とうまくやっていきたいのなら、相手の無知にいちいち腹を立てていてはやっていけない。育った環境が違うのだから、自分の常識が相手の非常識だということは往々にしてあるし、自分の常識が相手より優れているわけではないからだ(黒塗りはダメだというアメリカの常識が優れているわけではない)。
だから、外国人と楽しく交流していくには、相手のダメなところを流してあげられる「寛容さ」が何よりも大切なのである。
逆に、狭い価値観での正義感を相手に押し付け、人種差別だと相手を責めるだけでは、外国人との溝はますます深くなってしまう。何かにつけ人種差別だと過剰反応する人は、一見すると異文化の相互理解を求めているようだが、実際はその対極にいると言ってもいい。むしろ、相互理解を望んでいるように聞こえるだけ、たちが悪い。
もちろん、一番悪いのは人種差別をする人だ。しかし、他人の差別意識を取り締まろうとしたり、人種差別しないように…という過剰な配慮が、逆に差別してしまっている。不倫した芸能人をネットで徹底的に叩くのもそうだが、被害者の代わりになって「正義」という盾をふりかざす、お節介な昨今の風潮が個人的にはあまり好きじゃない。
そもそも、それって本当に正義って言えるんですかね。
>不倫した芸能人をネットで徹底的に叩くのもそうだが、被害者の代わりになって「正義」という盾をふりかざす、お節介な昨今の風潮が個人的にはあまり好きじゃない。
全くの同意。
叩く材料(オモチャ)を発見しただけで、正義感は微塵も無いでしょうね。
むしろ、この部分だけをクローズアップして一つの記事にして頂きたいくらいです。
まさにその通り!
ダメなところを認めてこそ外国人と仲良くやっていけるのですよね!
昔から差別だのなんだのありますが、騒ぎすぎているとしか言いようがない。
理解がないだのと言われてしまいますが…
理解しているつもりになっている方がタチが悪い。
早くこんな風潮はなくなってほしいですね。
ばかばかしいです。この記事を
書いてくれてありがとうございます!
人種差別に過剰に反応する人たちは、誰を傷つけているのですか?
人種差別主義者よりそれを批判する人たちの方が罪が重い根拠がありません。
外国人がアジア人を真似するときにする目を吊り上げるいう動作を批判する外国人がいたら私は嬉しく思います。その正義に(筆者の言葉を借りるなら偽善的でお節介な正義)傷つくアジア人がいるとは思えません。黒塗りにするのも同じことではないですか。この手の差別表現は国際社会では差別と捉えられており、過剰ではありません。意図的にせよそうでないにせよ、差別と受け取られるようなことをしてはいけないのです。なぜなら傷つく人がいるからです。自国の差別的行為を批判することは関係のないお節介ではありません。不倫した芸能人批判とは全く違います。
外国と楽しく仲良くするには、って外国人も日本人も同じですよ。思いやりのある人は差別なんてしませんし、指摘されれば素直に受け止めます。
外国人と楽しくやっていくために差別に気づかない振りをするんですか?
ずいぶん卑屈で薄っぺらい人間関係ですね。
まあ批判的なコメントは掲載されないのでしょうが……
{海外のメディアでも言えることだが、「人種差別しないようにしよう」という過剰な配慮が、逆に差別してしまっているという滑稽な事態になっているような気がしてならない。}
→私はこの意見は正しくないと思います。それは、差別とは、差別された人にしか判らないからです。実際に今までの記事に書いたことも、日本にいる外国人が感じ取った心境を私が書いているわけですので。実際に差別を受けた人の実体験です。例えば、吹き替えについては今まであまり注目されてきませんでした。それでマダムリリーさんはそれは過剰反応だとおっしゃられるかもしれません。しかしマダムリリーさんは、差別されても、差別されなかったように振る舞えば、世界から差別がなくなると思いますか。無くならないと思います。
差別の種類には2種類あり、一つは個人的、もう一つは社会システム上での障害を感じることによる状況差別です。
フランスと言うところは色々な人種にかなり寛容な国です。ですが、法的に外国人が家を借りる場合、仕事に就く場合などにあまり保護がなかったりすることの差別が激しい国でもあります。外国人に対する状況差別はフランスと日本でも多くが未解決です。外国人は状況差別によって、住みずらい状況に陥れられています。これは紛れもない事実で、これが日本に外国人が定住しない理由の一つですし、フランスでは難民が押し寄せているから定住しないことが好まれますけどね。これもフランスのテレビでとりあげられているのを見たことがあります。こうした差別に対して、被害者が声を上げることによって、社会が良くなると思います。
そして個人的差別ですが、以前紹介した、黒人だけモザイクなし問題は、アメリカでは頻繁にとりあげられる話題です。
これは差別された黒人が自ら「人権侵害」だと訴えているのです。マダムリリーさんが声を上げるなと言うことはできないと思います。そしてヨーロッパの教養が低い番組でも時折、アジア人の東南アジア系の男女のモザイクだけがない時があります。それもその国に住んでいる東南アジア人に失礼なことである事は間違いありません。
確かに、日本のテレビは差別しようとして流しているわけではないことはよく解っています。しかしそれによって白人のイメージが作られることによって、社会現象が起きて差別されているのは実際に現在日本にいる私の妻です。
実際にマダムリリーさんも、日本人の外国人のイメージについて問題だとする記事も紹介なさっていました。
これは過剰反応ではなく、テレビやメディアが、人種のイメージを勝手に作っていることへの細やかな抗議だと思います。これに仮に反応せずに声も上げてはいけないのは、今後日本での外国人への見えないバリアをに対して声を上げるなと言うことに他なりません。
フランスが現在の民主主義を確立したのも、民衆が王政に刃向かったからだと思うし、それが継続できているのも、不満を抗議する素晴らしい文化が根付いているからだと思います。しかし日本では、低賃金層の抗議の声がほぼ閉ざされ、一部富裕層以外は極めて過酷な労働環境に晒されています。彼らは抗議しようにも団結する手段やタイミングを失っており、一人一人はやりたくても、だれもできないと言うのが現状です。そこで勇気のある数人が声を上げ始めることから社会を良くする現象が起きると思っています。
実際に差別を受けた人の声を、過剰反応だとするのはいかがなものかと思います。
最後に
「無知は言い訳にならないし、無邪気だったら何を言ってもいいわけでもない。日本の国際イメージを下げないという意味でも、今後は国民一人一人がもっと世界や人種差別の問題に関心をもつ必要があるだろう。ただ、本当に海外で外国人とうまくやっていきたいのなら、相手の無知にいちいち腹を立てていてはやっていけない。」
→これらは私ではなく、私の妻が感じたことを被体験者の経験を紹介したのであって、私の意見ではありません。私は黒人だけモザイクなし問題や白人の吹き替えなど、指摘されるまで気づきもしませんでした。妻が「差別だ」と言ったものであって、私ではない。マダムリリーさんが言うように、日本人が無知だから、日本のテレビが無知だから、ももくろが無知だからでは済まされないです。
まさにその通りだと思います。
筆者は差別に対して無知であるし、差別的な人間なのでこれ以上差別に関しての記事は書かない方が良いと思います。
毎回差別についての記事で批判が多くされてるにも関わらず何も取り入れずムキになって記事を書いているようにしか見えません。
筆者の方へ向けてですが、これ以上差別を否定しないでください。お願いします。
了解しました。これ以上書くつもりはございません。長い分を読んでいただいたことに感謝いたします。
無知云々というにはかったんさんのことではなくてマダムリリーさんについてです。紛らわしくてすみません……。
まさにその通りというのがかったんさんへの返事でした。
言いたいことをきちんと説明して頂けて全面的に同意です。
マダムリリーさんにも少しきつい言い方になってしまって申し訳ありません。
無知だから仕方がない、無知だから差別でない、 というのは笑いたくなるほど無知ですね。今後国際的にビジネスをし、インターナショナルな国の日本は、もっと自分も含め国際的な差別のルールを勉強早急に必要です
かったんさんの意見に同意です
顔の黒塗りなどは世界中でビジネスをする国がまともに
肯定出来る次元の問題ではありません。日本が今後
外国人の観光、ビジネスを歓迎しこんなレベルの討論になるのが残念です。我々は国際的な差別のルールとその起源を
自分も含め国全体がもっと基本教育の一環として勉強すべきですね。無知だから差別でないと言うのは現代日本ではとうりません。
マダムリリーさんの記事の通りだと思います。
世界は代表として黒人にまるで腫れ物に触るかのような扱いで、「肌が黒いから可哀想、だから仲間に入れてあげてよ!」と言っているように思います。
私は昔苛められていつも一人だった経験がありますが、クラスの一握りの正義感の強い子が「一人は可哀想だから」と言って私をクラスに馴染ませようとしていました。
その時ははっきりいって、惨めでした。私は可哀想な人間なのかと。私は何もしていないのに。
最近では某アパレル広告で黒人の子の頭の上に白人の子の手が乗っているというだけで黒人差別とバッシングされる事件もありましたが、肌が黒い、肌が白いというだけで取るポーズにすら気を遣わないといけないのかと驚きました。
「黒人枠」があるのは結構ですが、黒人がいなければ差別だ!取るポーズによっても差別だ!とバッシングされるのはどうかと。世界の標準、普通が白人なのだから仕方ないのかな?最近はそういう意識が日本にも中途半端に入ってきて、白人のマネして黒人を叩く日本人も見かけます。日本では「特別扱い」は見下され、叩かれますからね。
差別意識がなければ、そんな話にはならず、自然にしていられるのでは?と思います。
esu さんへの返事
世界は代表として黒人にまるで腫れ物に触るかのような扱いで、「肌が黒いから可哀想、だから仲間に入れてあげてよ!」と言っているように思います。。。。。 これは、差別するサイドからの浅い感想ですね。
黒人差別に関して言えば、幸いにも歴史的に日本はアフリカ大陸からの奴隷売買に関与しなかったし、興味もなかったわけで、反対にポルトガルなどに日本人奴隷を売買された歴史もあるわけで、現在の日本の国際化が直面する問題を深く理解し、少しでも差別される人々の立場、感情、その歴史などをもっと勉強しながら、日本の国としてのレベルを上げるべきですね。アメリカにおいて、歴史的に有色人種への差別がある訳で、奴隷売買で家族と引き離され夫婦も子供も引き離され売り飛ばされた後はプランテーション等で強制労働。家畜として女性は白人オーナーに家畜を増やすためにも強姦されることも多々あり、教育、結婚などは違法であった訳です。読み書き等勉強は特に鞭でしばかれる程違法でした。南部では特にリンチの語源通り、白人の気に入らないことがあれば男も女も果物の様に木からつられ、殺されました。これは、公民権運動の前後まで続ました。学校も別、ホテル、レストランなど南部では特に有色人種特に黒人差別が合法でした。簡単に我々は考えますが、差別される当事者は大変なことです。子供がトイレを使って罰せられたり、旅で疲れても食事、ホテル、トイレを利用できない訳です。そんなに昔の話ではなく1970年頃までの話です。今55歳位の人々は体験者も多々あります。
アメリカを終戦記念日、真珠湾攻撃の日等に訪れると、日本に原爆を2発落としたのは当たり前で日本が悪いと言う意見を聞きますが、そうゆう意見の殆どの人々は実際の原爆の怖さなどに無知で、感情論で話します。人種差別も基本的に差別される被害者の立場にたち、特に国際的に批判される”顔の黒塗り” などを無邪気で悪気が無いとかいう理由で肯定するのは信じられない程無知で日本人として恥じるべき事ですね。
話が平行線になりつつありますが、私はesuさんのおっしゃっていることがよくわかります。黒人差別や黒人奴隷をテーマにした映画もたくさんありますし、Mike kさんのおっしゃる歴史も理解しています。
しかし、それはやはり過去のことですし、時代だって移り変わっています。日本では黒人を差別したり奴隷にした歴史がないので、世界標準の認識からズレていても問題視するべきではないと思います。
確かに多くの方が指摘する通り、「無知だから」で差別が許されるわけではないと私も思います。
しかし、差別的なことをされたから差別した人が全面的に悪い、というわけでもないのではないでしょうか。そんな単純な、幼稚園生でもわかるような話ではないと思います。
当の本人に差別の意図がない場合だってあるわけで、その時は「誤解してたよ、嫌な気持ちにさせたならごめんね」で済む話だと思いますよ。
差別されたと躍起になって”争い”に持ち込む人のほうが、よほど(あなたの言うところの)無知で、感情論で話しているように感じるのですが・・・。
差別したつもりのない人に「差別された―!」と抗議するのって、的を得ていないし、論理的でないと思いませんか?
RIRI さんの言う、”それはやはり過去のことですし、時代だって移り変わっています。日本では黒人を差別したり奴隷にした歴史がないので、世界標準の認識からズレていても問題視するべきではないと思います。” は、全く恥ずかしい意見ですね。私は全く感情論など書いていませんが。。。
私は在米も45年近く、日本に帰る度に顔の黒塗りなどのニュースを見て、少しでも日本のさべつに対する認識を向上出来ればと思い書いていますが、コメンテーターのあなた自身の考えが非常にかたよっているようですね。
>私は全く感情論など書いていませんが。。。
>そうゆう意見の殆どの人々は実際の原爆の怖さなどに無知で、感情論で話します。
って書いてますよね?
確かにメディアが伝えることの責任はありますし、日本人ももう少し世界の人種差別について学んだほうがいいと私も思います。
しかし、個人レベルの話では目くじら立てて怒るほうにも、非があるのでは?以前、このブログで「日本人なのに目が大きいと言われて思ったこと」という記事を書きましたが、
差別したつもりのない人に差別したなー!と抗議するのは、バカにしたつもりのない日本人に「鼻が高いと言われた、人種差別だ」と言う白人と同じくらい馬鹿げています。
それに、「全く恥ずかしい意見ですね。」とか、「コメンテーターのあなた自身の考えが非常にかたよっているようですね。」と上から目線でおっしゃるのなら、
その理由を論理的に説明するのが筋ではないでしょうか。議論できないのですか?
議論以前の問題で、顔の黒塗り、アメリカでも日本人が黒縁メガネで出っ歯の人形やサタイヤーのマンガ等は禁止される様に、世界第3位のGDP国の日本はもっと国際的なレベルで差別問題も考えるべきだと思いますが、それに対し感情的にコメントされることは、理解できません。顔の黒塗りは今始まった訳ではなく、一回の誤解で、ゴメンねは解りますが、何回も繰り返されています。
上からの目線でなく、もっと理解のある国にならなくては、日本に行き、嫌な思いをする人達が多々あり、今後改善が必要だと思いますと言っているだけです。
それは私も賛成です!確かに、「知らなかった」では済まされないところまで来ているし、今後改善が必要だと思います。
今後、日本が国際社会のなかでうまく立ち回るためにも、こういった差別の問題や歴史を無視・無教養ではいられません。
同感です。
記事もコメントも全部読んで、それぞれが理に適ってるかなと思いました。
この”無意識の差別”に関して言えば、やはり考えには個人差があってもいいと思います。
中傷している訳ではないので。傷付く黒人さんもいれば、傷付かない黒人さんもいるでしょうね。
私も以前イタリアに居た時にルームメイトの友達が私の絵を描いたのですが、アジア人の友達があまりいない外国の方が思う様なザ・アジア人って感じの細いつり目で描いておりました。私は日本人からしたら目が大きく二重でハーフに間違えられることもたまにあるので、「イメージで描くんだなぁ」と正直思いました。実際にそう見えたのかもですし、悪気は全く感じなかったので、差別とは思いませんでしたが別に嬉しくもなく。
あとコメント欄を読んで思い出したこと。
前にNBAの黒人さんの選手が、ハーフの選手を交えてトークをしていた時に、「俺が最初に彼(ハーフ)に会った時、白人だと思ったんだ」と言い、周りの黒人さん選手が大爆笑していました。ハーフの選手も含め。
全員に悪気もなく、ネガティブな雰囲気もなかったので楽しく見ていましたが、コメント欄に「これが白人と黒人が逆だったら差別になったんだろうなぁ」というものがありました。正直、「あり得る」とは思いましたね。
もちろん社会の問題がなければ起こりえない矛盾なので、理に適っているのとは思いますが。
とても興味深いコメント欄でした。
ご存知と思いますが確か法律で、1/16 黒人の血が入った場合黒人と見なされ、見た目は白人にちかくても、黒人の人は多く、その反対はまずありません。白人が白人に対して”黒人だと思った”というケースは0にちかいでしょう。ただ、白人だと思ったといわれて、嫌な思いをする黒人もいます。黒人同士で”あんた白人かと思ったよ” という場合と、白人か他人種が
”あんた白人かと思ったよ”と黒人に対しては、あまりアメリカなどの現地では言いません。人により受け止め方が違うので、いらんこというな。ということでしょう。アメリカ人が日本人に、中国人かと思ったというのと、少し違いますが、人により受け方が違うということはにてます。
その法律は知らなかったので調べてみました。やはり差別の問題は本当に根深いですね・・・もっと勉強しなくては。アメリカの小学校の歴史の本を読んでいますが、本当に無知とエゴは怖いなと思います。
そのインタビューに関しては、”白人かと思った”という発言がどうというより、大爆笑した選手達がもし全員白人だった場合、どの人種のことを言ったとしても、メディアや視聴者は差別と捉えるのかな、と考えました。
例えば、白人さんが”あんた見た時一瞬アジア人かと思ったよ”→周り声を上げて体も大きく揺らして大爆笑→アジア人はやっぱり下かあ・・・と捉える人は多いかも。もちろんアフリカ系アメリカンがアメリカで受けてきた差別とは種類も重みも違いますが、アジア人の場合、劣等感や普段の小さな差別から来るものになりますかね。
ちなみにアメリカに行った時は短期旅行だったので差別は全く気になりませんでしたが、イタリアはアジア人差別酷かったです。Fワード使われたり。アジア人いないビーチでは隣からどけよと言われたり。バスから降りろと言われたり。大家さんに”今度来るアメリカ人がルームメイトに日本人がいるのは嫌って言うから出て行って”と言われたり。まー結構なものでした。今ではネタですけどね。明らかな”人種差別”ありましたねー。
日本もたっくさんありますよね。本当にやめてほしいです。
ちなみに中国人かと思った、と言われるのは100%差別だとは思いませんね、だって、私から見てもほとんど顔一緒ですもん。私たちだって世界でこの人どこの国の人、なんて見分けつきません・・・
アジア人皆顔一緒で見分けつかない、とイタリアの語学学校の先生が言ってましたが、笑 「私たちにとってもあなた達大体一緒よー」と返したら目の色とか髪の色違うじゃないーと言ってましたが、いやいや、「あーあなたは目が青いからマリア」みたいな判断しないのでね。 こういうやり取りも、返せなければそこで差別と捉えて終わりかもですし、返せればそれで楽しい会話が成立しますし。
すみません、話はずれましたが、一人一人が知識と思いやりを持てるといいですよね。私も精進します。
こういうのに誰も反応しなくなることが、差別がなくなったということになるのですが、
そういう理屈をまったく理解できず、未来永劫こういう”差別に気を使う文化”を残そうと
一生懸命な連中こそが、差別の根絶を遠ざけている。
こういう行為も法で禁止しない限り無理だよ。
N さん、差別を感じたり、見ても何も言わなければ、差別はなくなるということですか?差別に気を遣う文化とは、
加害者の意見と受け取りますが。。。。 差別に反対することを法で取り締まるということですか?
そうやって人間を加害者/被害者、差別者/被差別者と、二分法的に見ることが既に差別だと気づきましょうよ。
複雑極まる人間や人間集団をこんな二項対立でとらえるのは一面的かつ単純すぎます。
製作者側に差別の意図が無くても「差別だ」と糾弾することで世の中の「人種差別」の絶対数が増えていく。
肌が黒いことの何が差別なのでしょうか?アメリカのコメディ番組で黒人が肌を白塗りにして変装しているシーンも差別と言われてました
それを差別と捉えるということは肌の色で差別している、ってことですよね。
全く同意です。いちいちこいつらの意見を聞いてたらそのうち何も表現できなくなるでしょう。アホらしい。
人種に限らず自分で作り上げたコンプレックスを他人に過剰投影して「気に入らないからやめろ」という人ばかり。
他人にあれをやめろこれをやめろと言うだけで自分がステレオタイプを変えて戦おうという気はないのか?
こんなやつらが正義ぶって自由な表現を束縛したら世の中はどんどん腐ってしまいます
まず自分が変われっつうの、世の中を変えられるのは自分を変えられる奴だけだ
APP さん、自分で作り上げたコンプレックスとか、自分のステレオタイプを変えてとか、自由な表現とかそんな大袈裟な話ではなく、外国から来る旅行客や、在日のが外国人が、アメリカやヨーロッパで特に歴史的な背景のあるアメリカで違法な顔の黒塗りは、以前から何回も止めてくださいと、嘆願しているので、誤解もされない様に悪気が無いなら余計に止めろといってるだけのはなしですわ。何で多くの人が反論するのか解らんわ。。。。。。
他人がどう思おうが悪気が無いからええやんかという事か。。。。
かったんさん大人になろうよ。
フランスと言うところは色々な人種にかなり寛容な国です。ですが、法的に外国人が家を借りる場合、仕事に就く場合などにあまり保護がなかったりすることの差別が激しい国でもあります。
あまり保護がなかったりすることの差別が激しい国でもあります。
何でもかんでも差別差別といいなさるな
お金のある国ない国、お金のある家ない家、どこにだって事情があるでしょう。〇〇くん家は食後にデザートが出たのに〇〇くん家は出ない差別だ!!ってレベルの言いがかりですよ?そもそもお客だからってなぜ家主と同じ待遇が当然だと思えるの?君は友達の家に泊まる時宿代払うの?タダで泊まっておいてデザートもないとネットで悪態付くの?
テレビでモザイクとかは確かに差別的だけどさ、住まわせてもらってる以上多少は我慢するべきだよ。
それを不快に思ってる人がいるってのは必ず伝わるからさ。それでもいつまでも改善しないとしたらその程度の国だと見限ればいい。
最後にあなたは自分の事情ばかり知って欲しくて相手の事情はおかまいなしだ。自分さえよければいいという人が多いから奴隷なんてものがまかり通ったんでしょうが。
差別を生んだ人種まんまの考え方のあなたみたいな人が差別差別と声高に叫ぶのが滑稽だと言ってるんですよ
Mikekさんも同じこと。
傷つく人がいるんだからやめてって何度もいってるのにやめてくれない。それは分かります。やめればいいかもね。
でもさ、他人に理解ばかり求めて日本に悪気がないことはどうして理解しようとしないの?
レイプされて男性恐怖症の女性が「あたしに触らないでっていってるでしょおおお」
彼氏「それは可愛そうだけど悪い男ばかりじゃないよ僕と少しづつ前に進もうよ」
といってると思えばいいじゃん。
この例でいえば、触れなきゃ男女関係なんて進まんし、この男の子は決して常識外れなひどいことしてるわけじゃないよ?
Appさんも、一生被害者ヅラするよりも自分が変わってまともな人生に戻った方が幸せだって言ってるんですよ。
過剰な反応をする方が良いと思う。人間は基本アホの子だから定期的に自分の行動を振り返る意識が必要。そういう意味で過剰反応する人は必要
それと「考える」という行為は極論→軟化というプロセスが一番効果的だから、まず極端に走るのも正しい
過剰反応する人は自分も場合によってはそうなので反省の毎日ですが、黒人差別は歴史がないので問題視する必要はないっていうリリさんのレスにすごくびっくりしました。それで中立、差別心はないみたいなことをいつもいっているのはどうかと、、、汗。黒人だけでなくインド系、肌色の濃い南米の方(白人より見た目黒人や先住民に近い方って意味)差別ってありますよ、日本にも。黒んぼとか平気で使う人もいますから。
アフリカンアメリカンも、アフリカ系の人も日本にはいるし、そのルーツを引く人もいます。
こういうコメントを簡単にしちゃうから、名誉白人、白人と結婚して勘違い(実際はどうかしらんけど)っていう印象を受ける人が居るんだと思います。黒人系ハーフの方の記事をこれの前に読んでたので、載せるのは話題になっててアクセス数稼げるからなんだろなと思ってしましました。
差別に対して些か敏感になりすぎている場面もあるんじゃないのかな?とも思います
本当に能力も他の人種と変わらず条件も全く同じなのに、肌の色だけで解雇されたり給料が低かったりしたら差別と言って差し支えないと思います
でもその職場で条件や雇用予定数を決めて運用しようとしていた場合、当然採用枠が埋まれば雇用されません。
雇用してほしかったのにダメだった…そうか!人種差別ダー
いやいや、その場合人種が何でも同じじゃ・・・・?ってなります
例えば白人2,アジア人2,黒人2で予定していた場合アジア人2名が決定していたら後からもうひとりアジア人が雇ってくれとゴネても無理じゃないですか
昔NYに住んでいた時に、白人警察官にひったくりを働いた黒人が逮捕され、抵抗したので複数人で取り押さえられている場面に遭遇したのですが…仲間か知り合いかは分かりませんが、他の黒人の人達が「黒人だから何しても良いと思うなよ!」「差別だ!白人タヒね!」のような事を叫んでいました。結構な人だかりだったのですが、急いでいたので何とか人をかき分けて通り抜けようとしたところまさに差別を叫んでいた方が「黄色い猿が!お前らはさっさと国へ帰れ。目障りだ!」と…
この人達の言う「差別」は、自分達を”優遇”しない事による”後ろ盾の有る怒りの言葉”であって、他の人種が”人種差別”を受けてもどうでも良いんだなと学びました
日本人が日本にいる外国人に同じ事を言ったらどうなるでしょうか
差別ダー!ヘイトスピーチダーとお祭り騒ぎになりそうですよね
でも日本で外国人が日本人を貶める様な事を言ったりやったりしても平気なんです
何か間違ってる気がします
真偽さん、私はNYかなり長い間永住してますが、あなたのような経験は有りません。余程ガラの悪い場所だったのかな?
私の付き合うマイノリティー、白人、殆ど平和な人々ですが、ここにきて、政治のおかげもあり、差別問題が急増していることは間違いないようです。今ではボヂィーカメラもあり、警察の犯罪は取り上げられますが、今まではコミュニティーで、何があっても、ほぼ泣き寝入りでした。勿論反対の犯罪者が警察官を殺すことも多々あります。要するに、ケースバイケースで、自分の経験により意見もあると思いますが、この人達という、ある人種をひとまとめにするのはどうかと思います。
そもそも差別されている事を感じた人に対して反応しすぎだのスルーしようとかそういうやり方をしていたら、当事者に何も言わせずに問題がある事をなかった事にして誰も悪い事を自覚しない。危害を加えている意識さえなければ何をやっても良いのならいじめもあって当然なんですね?
物事の善悪への判断力の無い人間がこれからも増えていきますがそれについてはどう思います?