「フランスに住んでいる」と言うと、「それじゃあモンサンミッシェルも行ったの?」とよく聞かれます。フランス旅行と言えば、パリの次に日本人に人気なモンサンミッシェル。しかし、今年の夏に実際に行ってみて「モンサンミッシェルはわざわざ行く価値ないな~」と思いました。
あんな観光地化しすぎた所へ行くよりも、フランスにはまだまだ他にも魅力的な街がたくさんあるからです。そこで今回は、マダムリリーが「モンサンミッシェルには行く価値がないと思う理由」を6つ紹介します。モンサンミッシェルに行くべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
観光客が多すぎる

まず、人が多すぎます。小さな島のなかに次から次へと観光客が出入りするので、島内は常に人で密集しており、人の多さだけで疲れてしまいます。トイレに行くにも、レストランに行くにも、写真を撮るにも、どこに行っても人だかり…。今年はテロの影響もあり、日本人観光客は少なかったそうですが、それでも島内はとても混雑していました。
土産物屋しかない

モンサンミッシェル内は、全てが観光客向け。お店もお土産屋しかないので、ちっとも面白くありません。同じお土産屋でも一風変わった工芸品や、地元ならではの特産物などを売っているお店なら回っても面白いですが、売られているのは何の面白みもないTシャツやマグカップなどばかりで、はっきり言ってつまらないです。
路地には土産物屋しかなく、まるで観光客トラップ。「ここでお金使ってねー!」と言われているような感じです。
大して見るものがない

モンサンミッシェルは外から見れば美しいですが、島内は大して見るものがありません。唯一見物するものと言えば修道院ですが、これもはっきり言って微妙。ロワールの古城やヴェルサイユ宮殿、イタリアのサン・ピエトロ大聖堂などに比べたら、しょぼいです。
モンサンミシェルからの景色も確かにきれいですが、そこまで言うほどではないと思いました。人混みを避けるため、一人10ユーロくらい払って美術館に入りましたが、これもまた微妙。モンサンミシェルは、修道院とお土産屋以外、見るものがほとんどありません。
オムレツがまずい

ホテルの人に、「プラールおばさんのオムレツはトラップだから行かないほうがいい」と注意されていたものの、記念として、プラールおばさんではないレストランのオムレツを食べました(見た目も味も同じそうです)。写真で見ると、ふわふわしてとても美味しそうに見えますが、実際に食べてみて、がっかり…。
空気が卵に入りすぎて、空気を食べてるんだか、卵を食べているんだかって感じです。確かにふわふわですが、時間とともにしぼんでいき、お皿が気泡の混ざった卵液でいっぱいになります。卵の味自体も大して美味しくないし、何より卵とバターだらけで胃がもたれます。次の日まで消化できませんでした。
プラールおばさんのオムレツよりも、そこらへんのおばさんが作ったオムレツのほうが100倍おいしいと思います。ちなみにモンサンミシェル入り口付近にあるレストランがプラールおばさんのオムレツとして一番有名ですが、ここはボッタくりのお店なので注意しましょう。
いちいち高い!

島全体が観光客向けの場所となっているので、全ての価格が高いです。本来、ノルマンディー地方はパリに比べて物価が少し安いのですが、モンサンミッシェル内は水を買うにも、アイスクリームを買うにもいちいちが高いです。この中では何も買わないようにしたほうがいいでしょう。プラールおばさん以外のレストランも、全てが高い…。
めちゃくちゃ疲れる

モンサンミッシェルはディズニーランドのような観光スポットだと心得ておいて、いいでしょう。島までのシャトルバスがあり、次から次へと観光客がやってきます。島自体の面積はあまり広くないですが、島内は坂道となっているので、上り下りで疲れます。パリから3時間電車に乗ってモンサンミシェルに着き、それから人混みの中を観光をするとなるとあまりゆっくりはできないと心得ておいたほうがいいと思います。
おわりに
以上が、モンサンミシェル観光をお勧めしない理由です。はっきり言って「モンサンミシェル行ったよ」と自慢できるようにするため以外に、この場所にわざわざ行く理由が見つかりません。
ネットでは「モンサンミシェルに行くべきでしょうか」と質問する人が多いですが、悩むくらいの人は行かないほうが絶対にいいと思います。モンサンミシェルに行く代わりに、ノルマンディー地方を観光するのをおすすめします。
ちなみにマダムリリーは今年の夏、ノルマンディー地方をこんな感じで↓まわりましたが、一番のおすすめは、サン・マロ(Saint-Malo)です♪ (この話はまた別の記事で紹介します。)

