日本在住の外国人が集まる海外サイトを見ていると、たまに
日本人と結婚しても日本は住みにくい
というコメントを目にします。やはり、協調性と場の空気を重んじ、規則に従順な日本人社会に適応すると言うのは、外国人にとってはそれだけ難しいことなんだと思います。筆者も以前、フランス人の旦那と日本で生活していた時期がありますが、彼もまた日本適応には苦労したようです。
それでは具体的に、外国人との日本での結婚生活ではどんなことで苦労するのでしょうか。今回は、筆者自身の経験とネット上の体験談などを参考に、国際結婚カップルが「日本に住んでいるからこそ苦労すること」を5つ紹介します。
外国人配偶者の職探し
外国人と結婚して日本で暮らそうという話になった場合、まず最初にぶつかる壁がこれです。筆者の旦那も日本での職探しには苦労していました。
日本在住の外国人ができる仕事というと、「英会話講師」を思いうかべる人が多いですが、実際にはいくら英語がペラペラであっても「非英語圏の外国人」には英語講師の仕事はありません。日常会話が問題なくできるほどの日本語力があっても、書類が読めない&作成できないとなれば、日本企業で戦力として働くことも不可能です。接客業であっても、外国人に日本の礼儀作法やマナーをゼロから教えてくれるほど、人材育成に力を入れている企業・商店はほとんどありません。
となると、残るは誰でもできる簡単なアルバイトやALTくらいの仕事しかありません。この場合、何年働いても昇給や出世は難しいのが現実です。外国人と結婚して日本で生活するつもりでいる女性は、「自分が一家の大黒柱として家計を支える」と覚悟しておく必要があります。
日本&日本人に対する愚痴
外国人配偶者と日本で生活するということは、パートナーの「日本・日本人に対する愚痴」の聞き役になるということです。
|
これが日本ではなく相手国で暮らすようになると、今度はあなたのほうがその国の悪口を言うようになる…という意見もありました。いずれにせよ、国際結婚カップルは「何であなたの国ではこうなの!僕(私)の国では…」という夫婦喧嘩をする人が少なくないようです。母国を悪く言われると言うのは、やはり聞いていて嬉しいものではありませんし、これが積み重なって離婚に至るケースもあります。
手続きは全て自分が担う
『覚悟がないならやめておけ!国際結婚をおすすめできない理由4つ』でも少し紹介しましたが、外国人を日本に連れてきた場合、保険や不動産、税金、契約、行政関係の書類の手続きは全て自分で担うことになります。漢字が読めない外国人配偶者に「これはどういう書類で、どんな手続きをしているか」を口で説明しなければならず、基本的には相手に頼れません。
|
外国人配偶者の日本語のレベルにもよりますが、例えばちょっと市役所に電話で問い合わせるとか、病院、銀行、郵便局、不動産屋、子どもが通う学校などで、口頭でやりとりできる日本語力がない場合は、日本人側の負担が大きくなります。日本人同士の結婚の場合は、これらの手続きを夫婦で当分することができますが、国際結婚の場合はすべて母国に住んでいる側の人が担います。
英語やフランス語などに比べて、日本語は外国人にとって難解な「漢字」の言語なので、日本人が海外に住む場合よりも片方の負担が大きくなると思っておいたほうが良いでしょう。
外国人差別
「何をもって、どこから差別といえるのか」は個人によって大きな違いがありますが、外国人が日本で差別を受けたという話も珍しくはありません。
|
やはり、社会的に弱い立場にいる外国人を支えていくというのは、金銭的にも精神的にも簡単なことではないようです。いくら本人が日本人と同じように働こうという気があっても、社会にそれを受け入れる体制が整っていなかったり、何十年日本で暮らしていても「旅行者」のように扱われることに嫌気がさすという外国人の話をよく聞きます。
外国人夫はモテる
外国人男性は日本でモテます。なかでもアジア系以外の白人や黒人などは、自国では特に目立たない”普通”の見た目でも、日本では目立って「かっこいい男」扱いをされます。言い寄って来る女性も多いので誘惑が多く、日本人妻の立場からすると心配の種です。
|
筆者も昔、旦那と日本のファーストフード店で向かい合って食事していた時、旦那が店内にいた若い女の子たち数人に手を振られていたのを目撃したことがあります。フェイスブックやミクシーなどで、「英語を教えてください」というメッセージが来るのもしょっちゅうでした。
日本で生活する場合は、旦那が「外国人という理由だけでモテる」ということを念頭に置いておいた方がいいかもしれません。
