日本の学校いじめが社会問題となって久しい。最近では、陰湿で深刻な日本のいじめ問題が海外にも知られるようになり、欧米にはない日本独特ないじめのやり方が話題になることもある。岩手県の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題も、悪質で陰湿ないじめの全貌が明らかとなりつつある。
もちろん海外の学校にもいじめはある。しかし、日本型いじめとは構造や手段、心理などの点で異なり、日本のいじめが陰湿化する原因のひとつとされているのだ。そこで今回は、東京学芸大学の杉森伸吉准教授による「日本型いじめの研究」を参考に、日本のいじめの特徴と欧米とは異なるところを4点紹介する。
1.日本のいじめは4層構造
まず、日本のいじめのでは4種類の人間で構成される。それは、いじめられる人、いじめる人、はやしたてる観衆、無関心な傍観者であるが、この4層構造は欧米ではあまり一般的ではない。
アメリカやドイツでのいじめは力の強いものが弱いものを攻撃するという、『ドラえもん』のジャイアンが行うようないじめであり、これはしばしばニワトリのペッキングオーダー(pecking order)に例えられる。ペッキングオーダーとは強いものから順にえさを食べるというニワトリの性質を現したものである。強いものは誰か?を相手の示すために攻撃するというのが欧米型のいじめの構造だ。日本もその昔はペッキングオーダー型のいじめが主流だったが、時代や社会構造の変化により単純な「弱いものいじめ」から「集団による4層構造のいじめ」へと変化してきたといわれている。
ニワトリのペッキングオーダー
2.「集団から除外する」というやり方
日本のいじめは集団主義社会の問題点を如実に現している。日本では無視など人間関係から疎外する関係性攻撃が多いのが特徴で、反対に欧米では直接的な暴力によるいじめが多い。
国立教育政策研究所が2004年から2009年にかけて行った追跡調査では、「無視・仲間はずれ・陰口」を経験した人は、2004年の中学1年6月時点の41.6%から、2006年の中学3年11月時点では80.3%に増加している。さらに、2004年に小学校4年生だった児童が、2009年の中学3年生になるまでには、90.3%が「無視・仲間はずれ・陰口」を経験していた。
日本では子どものしつけとして、親が子どもに「出て行きなさい!」と言うことがある(参照記事)。家=家族という集団から追い出すことを「罰」として与えているが、欧米ではこのようなしつけはあまり見られない。欧米では「自分の部屋に行きなさい」と言ってしつけ、テレビやゲーム、外出などを禁じ、子どもの”自由”を奪うことを「罰」として捉えている。
このような文化の違いから読み取れるのは、日本では「集団の中に入れないのは苦しいことだ」と一般に認識されているということである。いつも仲間とつながっていないと不安になるような関係性を育む社会であり、関係性攻撃が被害者に大きなダメージを与えるので、日本では無視や仲間はずれが有力ないじめの手段となっているのだ。
3.空気を読む→エスカレート
「空気を読む」という日本独特のコミュニケーション方法もいじめを陰湿化させる要因の一つである。日本は本音と建前の社会だと昔から言われているが、「いじめてはいけない」という建前よりも、「本当はいじめたい」という本音が子どもたちの中で一種の空気になり、結果としていじめを助長してしまうようになる。
「いじめを見たときに、止めに入りますか?」という質問について「はい」と答える人の比率が、他国では年齢が上がるにつれて単純に増える傾向にあるのに対して、日本ではいじめの多発期(小学校5年生頃から中学校2年生くらいまで)には低下する傾向がある。思春期のころにはいじめがあっても、傍観したり、無視したりする子が、一時的に多くなるということだ。
逆にアメリカなどのような多民族・多文化社会の場合は、日本のようにホンネを全体で共有するのが難しく、タテマエのルールで動かないと成り立ちにくい社会でもあるため、「いじめはいけない」というタテマエが通りやすく、いじめを見たときに、止めに入るといじめが止むことがある。
4.悪いのは「いじめられる自分」
個人主義的な傾向が強い欧米社会では、自分の身は自分で守らなければならないという行動規範が強いため、自分がいじめられたときに、「自分は悪くなく、相手が悪い」と考えて自分の身を守る。
それに対し、「コミュニティのなかに入れない人が悪い」という価値観を教育されてきた集団主義社会の日本人は、いじめられた本人が「自分が悪いからいじめられた」と考えてしまうケースが多い。いじめられる自分が悪いと思う文化では、いじめで心理的に追い詰められたときに、うつや不登校、引きこもり、自殺などの自己否定的な反応を示しやすいのが特徴である。
また、真面目な日本人の気質もあいまって、日本人は他者から悪く思われないように、自分を改善する心性が強く、批判されないように自分の欠点を見つけて直そうとする傾向がある。だから批判された場合も、「自分が悪いから批判された」と自罰的になりやすいといえるだろう。自罰性が比較的強いうえに、日本でのいじめはほとんどが仲間内で起こるので、守り合うべき関係の中で攻撃されると、さらに自己の内部が強いダメージを受けると考えられる。この点が「いじめを苦にした自殺」が日本で多くなってしまう一番の原因だろう。
おわりに
ここに、日本人の国民性を表すこんな民族ジョークがある。
豪華客船が沈没して、多国籍の人々が救命ボートに乗りました。しかし定員オーバーで、男の人たちに降りてもらわないと沈んでしまいます 。 そこで船長は アメリカ人に対しては、 「あなたはここでヒーローになれる」 と言いました。アメリカ人は、ガッツポーズをして海に飛び込みました。 次にイギリス人に対して 「あなたは紳士だ」 と言いました。イギリス人は、うなずいて海に飛び込みました 。 ドイツ人に対しては 「あなたは、飛び込まなくてはならない、それがルールだ」 と言いました。ドイツ人は納得して海に飛び込みました 。 日本人に対しては 「あなた、飛び込まなくていいんですか?ほかの男の人は、みんな飛び込みましたよ」 と言われました。すると日本人は、左右を見渡すと慌てて海に飛び込みました。 |
日本人のいじめが陰湿化する一番の大きな理由は、「集団心理」だと言える。
“みんながしていることは正しい、みんながしていることを自分もしなくてはいけない”
という意識が、子どもに限らず大人も、日本人なら少なからずみんな持っている。この集団心理のおかげで、「人様(集団)に迷惑をかけてはならない」という意識が働き、日本は秩序的で平和だと言われる結果にも結びついているので、集団心理が悪だとはいえない。
しかし、価値形成が定まっていない子どもの社会では、集団心理が悪い方向に働きやすく、集団心理の犠牲になりやすい。
だから、これからの大人は子どもたちに「みんながしていることが必ずしも正しいとは限らない」ということを伝えていく必要があるように思う。
みんながしているからと安易に安心してしまうのではなく、「本当に正しいのか?」を自分の頭で考え、集団や社会に疑問をもつ”批判的思考力”を育てていかない限り、日本の学校現場から陰湿ないじめはなくならないのではないか。
農耕で栄え、今まで我々が知らないような経緯で発展した結果、このような「大人も子供もも無意識のうちに参加する」ようになったのでしょうか。
いじめは世界各国にありますが、ここまで酷い話は聞いたことがありません。
日本の陰湿なイジメは今に始まったことではありません。海外在住ですが私達日本人がどんなに人の顔色ばかり伺って暮らしているかがわかります。他人と同じでなければおかしと思われる雰囲気… 私は今50代ですが中学生、高校生時代、必ずと言っていいほどいじめられたいた子がいました。その子がいない間にその子の持ち物を隠したり、机、カバンの中の物を床にばらまいたり、でも誰も助ける事はできませんでした。
ともやさん>日本ではいちどいじめられたら(村八分も含む)再度浮上できる機会がとても少ないと思いました。
私が効いた中で、ミックスの子に対して一番いじめが酷い国は、イギリスと日本、人種差別が一番激しかったのはポーランドでした。
楠本裕子さん>私も海外に住んだ時に、日本人同士の嫌がらせや敵愾心を嫌というほど見てきました。
幸いながら、親切な日本人のご近所さんや留学生仲間と日本国内だとなかなか越えられれない壁(年齢とか、年収とか)をすっとばしてつながることが出来ましたが、今でも奥様同士や、ママともイジメはききます。悲しいです。
生産性がないし、誰も幸せにしないのに。
日本で陰湿化しているのは、学校内外でのいじめだけでなく、家庭内での親による虐待も同様だと思うことさえあります。
私は日本で留学経験がある韓国人です。私が属する大学院の研究室で一藩弱い学生がいじめられていました。私が一番先輩ですので研究室の後輩たちを呼んでいじめをやめなさいと言いました。そしてその理由を聞いて見たらた、単純にみんながいじめをするからと言いました。私には納得できませんでした。また不思議なのはいじめられた学生が卒業していなくなったら後から二番目で弱い学生が新しくいじめのタケットになりました。日本の社会は内部団結のためにいつも弱い人を犠牲させるのが昔からのやり方ではないかと思います。
MHMさん>韓国人留学生たちと知り合う機会があって、人種差別について聞きました。
彼らにいわせると先輩後輩の関係にたくみに人種差別を盛り込んでくると。
先日、駅で迷っている子がいたので声をかけたら春から日本の大学に留学するということでした。
18歳の大学一年生。名刺を渡すことが出来ませんでしたが、次にそんな子に合ったら、サポート団体をしっているので、ぜひ教えたいと思いました。それ以外にも日本に交換留学で来てくれた子が、留学が終わるころはすっかり日本嫌いになっていました。こういうことを私は少しでも減らしたいです。
日本においては日本特有のいじめがあり、それはそれで大きな問題だとは感じています。
しかし、欧米の場合は人種問題が絡み更に暴力度が高いという点では日本以上に深刻なものがあると思います。
集団でのいじめや暴行も増加しているのが実情ですしね。
実際、米司法省などが2011年に実施した調査によれば、アメリカの学校でのアジア系に対するいじめは、他人種よりも酷く、10代のアジア系アメリカ人のうち、半数以上が学校でいじめられた経験があると回答。
これに対して黒人やヒスパニック、白人では1/3程度である。フィラデルフィアの学校では2009年にアジア系の生徒に対する集団暴行事件が発生、被害者は1日で26人に上り、うち13人が重傷を負って集中治療室で手当てを受けた。
この学校では、アジア系生徒が身の安全が確保されるまで登校を拒否するストライキに発展した。
こういったこともあり、アジア系は、他人種に比較して、うつや自殺の割合が突出してる。
2009年、アメリカの司法省と教育省が10代の学生を調査した統計によると、31%の白人、34%のヒスパニック、38%のアフリカ系が「学校でいじめを受けたことがある」と答えたのに対して、アジア系学生の場合は54%に達するという結果が出た。
日本も欧米もいじめに関しては、どちらも同じように酷いことには変わりないですよ。
アメリカ留学経験のある教授がアメリカのいじめはすぐに暴力に発展すると聞いたことがあります。日本は精神的な暴力があるけれど、アメリカはより身体的な危害を与える傾向が高いのだと。
本当に、どちらも同じようにひどいですよね。
日本のいじめに関しては、日本を離れてから気づいたことがひとつ。それはテレビの内容。日本のテレビでは、必ず「デブ」だの「ブス」だのと言って誰かをいじめ、笑いを取っています。(「いじめられるキャラ」というのが存在していますね。でもその人たちはそれでお金をもらっている、という事実を子供たちは知らないし、気にもしていないでしょう)
アメリカではそんな「変える事のできない身体的・外的なもの」で笑いをとる、といったテレビは見たことないです。もしもテレビで誰かに「ブス」だの「デブ」だのと言おうものなら、言った人は激しいバッシングを受け、もうテレビには出られなくなるのは確実。
しかし、日本では貧困でさえも笑いものにされる格好の原因だという事実が・・・。
以前、ユーチューブに「家庭の事情で貧しく、学校でも引け目を感じてあまり友達も作らずにいた(アメリカの)高校生の女の子のために、下校時にランボルギーニでさっそうとお出迎え!!」といった画像がアップされていたのですが、それが日本のヤフ〇ニュ〇スにも取り上げられたため、日本からも(日本語で)コメントした人がいたんですが「どれだけ貧乏なのか、そんな恥をこんなところでさらすなんて!学校でいじめられるよ!」と・・・。それは典型的な日本の考え方ですか?その人は英語が読めなかったのでしょう、画像の最後には寄付ができるサイトが紹介されており、画像をアップした人は、たくさんの人からの寄付に感謝の言葉をコメントしていたのですが・・・。
日本では「太っている人は全員、怠け者だから」そして「貧乏なのは、働いてないから」という定義があるようにお見受けします。必ずしもそうとは限らないということは無視?それに、デブ・貧乏だからといっていじめたりしていいのではない、という教えは学校で空回り。テレビでは「楽しそうに」いじめているんだから、やってもいいと?それに「ブス」って?個人の好みのはずですが、それさえもテレビが、どんな顔が美しいのかを教え込んでいるんですよね。漫画もしかり。「ブスな顔=悪者」だという・・・。
かっこいい意見だと思いました。
moonのコメントに対するコメントです。
海外に留学していて異人種がうらやましかったのが、ほかの人種は、異人種からの差別に対して、同じ人種で団結することがおおいということ。日本人を含めアジア系は差別されても、団結しないで、個人の責任にする。留学したての英語のわからん日本人留学生に差別について話しても、日本のメディアのイメージを保持したい(異人種にビビっているから対立したくない)から、アジア人が差別されているのではなく、個人がいじめられているととらえ、自分はやる側だと思っている馬鹿が何人かいた。そういう馬鹿の何人かは、自分もアジア人で差別される側だと気が付いた時、恐怖で精神をくずしたり、日本に逃げ帰ったりだった。しかもそういうやつらは、差別を受けたことを話さない。なぜなら、そいつ個人が差別されたとしか、日本人の家族も友達も捉えないからね。日本のメディアは日本人がアジア人の一民族として馬鹿にされたりすることがアジア圏以外の国に内容に放送するのにうんざりするね。
もっとひどいことには、ストレスたまりまくった、海外の日本人コミュニティーでは、日本人お得意のいじめ(韓国人もとくいだけど)を同胞の日本人だけにして、ストレス解消してたりするから、始末に負えない。仲間をいじめて、アジア人を差別する異人種には媚びる、そういう糞みたいな奴らがうようよ海外にいる日本人(とアジア人)にはいたね。正直差別されてもしょうがないような、哀れなやつらだったよ。
日本で暴力的ないじめが少ないとは思えません
特に男子同士の苛めでは100パーセント殴る蹴るなどの暴力が伴っていました
それで亡くなった子供もいますね。
女子に対しても暴力を振るう男子がいました。他の男子も止めません。
女子高生コンクリート殺人とかも集団心理で誰も助けませんでした。
同じ民族同士で苛めて憂さ晴らしは、日本人が最も好む方法だと思います
外国で、運よく(?)他の国の人からは嫌がらせを受けなくても
同じ日本人から嫌なことをされることも多いというと
「同じ日本人同士なのに信じられない、なぜ助け合わないの」と驚かれます
日本人は「やられる方が悪い」という弱者を突き放し追い打ちをかける言葉が好きで
苛めや浮気など様々な場面で出てきますが
日本は被害者泣き寝入り文化、加害者側に加担し身を守り他人を生贄にする文化なのかもしれません
わかります。日本人同士のいじめはまともに向き合っちゃう人が被害者になりやすいです。他の国の人は完全無視、周りに人がいようが大声で怒鳴る人も多いので、怖くてできないだから、大人しい人を日本人同士って口実で鬱憤を晴らしているような。女性は細かいマウンティングが多いような。男性同士の海外でのマウンティングやいじめはあまりよく知らないので、どなたかよかったら教えてください。
暴力的ないじめは、今でこそ外に出るようになりましたが、それまでは隠蔽されいましたから。暴力を使った時点で私はいじめではなくて既に犯罪だと思いますが。
moonさんと「あ」さんの考えに賛成します。
英国人の社会人類学者ジェフリー・ゴーラーは「日本人は攻撃された場合団結しない」と言っています。
このことについて調べている際に、こちらの書き込みを拝見しました。
あさん、しろちゃん>すごいわかります。うまくレスかえせないけど、超どんぴしゃだとおもう!
欧米人は個人主義的性格で、日本人は集団主義だというのは間違っています。
安心社会から信頼社会へ、という本を一読して学んでください。
欧米とひとまとめにするのもまちがっているし、日本も多文化のかたまりですよね。
私もその本読んでみたいです。貴重な情報ありがとうございました。
しょうがないよね、日本人は醜い奴隷の子だから、みんなでやれば怖くない、
卑怯な民族なのだ!まぁ権力者からすれば飼いやすいよね。
一人前氏
あなたの言ってることは陰湿な人種差別者以外の何物でもない
日本の差別主義者(ネトウヨ)が韓国人は醜い奴隷の子、韓国人の差別主義者が日本人は醜い奴隷の子
白人の差別主義者が黒人は醜い奴隷の子と罵倒するのと何ら変わりません
自分を棚上げに人種論を語ってますが、陰湿で卑怯で醜いのはあなた自身ですよ
欧米とかのは言う暴力、見える暴力かも
日本は言わないでグループから省き。
先生の見えない所でやっと暴力って感じ
暴力性はともかく陰湿さはこの国トップクラスですね
ホント許せねえわ
いじめを正当化する意見も増えてるし
集団心理、そうですね。みんなが賛成しているこなら正しい、民意だから正しい、なら皆で一斉に袋叩きすることも正しいわけだ、冗談じゃない~とリガールハイというドラマであったが、日本人はその傾向が特に強いらしい、自分で考えることが大切ですな
日本人が結婚出来なくなってる。
特に還暦まで一度も結婚させてもらえていない人
彼女もいない人というのはイジメに遭っている。
人生において凄く損を強いられている。
誰かの楽しみのために犠牲にされているようなものである。
変に賢くなってみんな同じようにと誰かが社会を動かして悪くしている。
現実を分らないまま誰かに動かされて理論武装ばかり上手くなって
はみ出したものはそれを選択したかのように言う、これもイジメだ。
衣食住が充実していれば生きられる筈なのに
税金や保険、最近は高い家賃、日々の光熱費等の固定費が高くなって
生き難い仕組みにしていく。
何らかの方法で勝ち負けを決めて、
早いうちに生きられないようにイジメによって陥れて行く。
これは日本としても損失である。
モノを大事にしないで次々に新しいものを出して捨てて行くことも。
頑張って仕事をしても狙われてばかり。
個々人の幸福感がないのは悲しいね。
moonさん。
この話については冷静に観察した方が良い気がします。
確かにネットではアジア系は欧米に行くと差別を理由に最も虐められる、などの情報錯乱しています。
でもこうも考えられませんか?
アジア系の虐めの加害者は実は同じアジア系。
現在アジアでは日本に限らず韓国でも深刻な虐めが横行していたり、虐めなんてありえないと言われていた中国をはじめとする中華圏の国々も動画やネット情報により校内で残酷な虐めが横行していたことが明るみになってきます。
このような事から海外に行けば良い学校生活が送れるとアジアから欧米に留学させたり引っ越ししたりしている人は増えてるようですけど、国内の虐めの根本的解決なぞしていない状況で渡航しても、結局アジア内(この場合は東北アジア)で起きた虐めをそのまんま輸出してしまうだけだと思います。で、アジア系は同胞で固まりやすい傾向も指摘されています。なので他の人種には向ける事はできないが、同胞に対する虐めや暴力はエスカレートする可能性は高いんではと思います。他のブログで日系人の方が書いていた話、アメリカの私立から治安の良い状況でない公立の学校に一時的な転校した時のエピソードで、最もは厄介だったのは同胞のアジア系ギャンググループだったと語っていました。
ちなみにアジア系の54%の虐め被害の数値、実はそのまんま、日本で虐められた経験者の数字とほぼ近い数値です。
まっ私も日本の学校でしっかり虐めの洗礼を受けた一人ですが(汗)
日本のいじめのでは4種類の人間で構成される。
それは、いじめられる人、いじめる人、はやしたてる観衆、無関心な傍観者 というのはよく言われる話であるが、
傍観者は全員無感心なのであろうか?と思う。
関わりたくないとは思っていても無関心ではいられないはずだと思うが。
深入りするとやばい事が分かっているから無関心を装う人が多いのかも?
「かも」なんて憶測で書かないでほしい。
失感情症なので自分の気持ちをうまく言葉にできないけれど、いじめられる人の気持ちが理解できるから、常に冷静にどう改善すべきか考えて行動する人もいる。それは正義とか偽善とかじゃなくて、単に自分が何よりも不快と感じるから。
無関心を装うにしても、感受性の高い人には我慢の限界がある。
偏見の塊みたいな記事とコメント欄だと思いました。
日本のイジメの原因は集団主義と空気を読む文化という、ありきたりな偏見の塊みたいな結論ありきの分析です。
フィンランドやオランダのイジメでも集団から外すイジメがあったり、超個人主義と言われるフランスでさえ、周りと同調しないとイジメの対象になるとCNNでイジメ問題の特集が組まれていました。
空気を読むとは、単に女子高生だけが言っていた流行り言葉であって、
空気を読むことが良いなんて考えは、日本には元々ない発想です。
相手に気を使うことが、空気を読まなければダメだという発想に湾曲されて誤解された発想です。
個人的に日本人が日本人に対して一番偏見を持ってると思いますし、アメリカ人はアメリカ人に、フランス人はフランス人に一番偏見を持ってるなと思いますね。
つまり生涯で100も会わない日本人だが、生まれ育っただけに分かりきってると誤解して結果的に偏見に繋がってる。
ある!日本人同士だから分かり合えるはず、わからない方がおかしい、常識がないって海外在住日本人同士でトラブルあります。どちらも自分の常識が絶対だと思ってますから。年代や育った場所、家の方針で全然違うんだだけど、押し付け合い。
ある日、某国でフランスの高校生の集団と出くわしたのですが、朝から無駄にオシャレ。女の子はみんな痩せている。ドイツのダサい子やデカい子、オランダの私服の筈なのに制服みたいな子たちの集まりとは全然違う気がしたので、パリ在住のフランス人に聞いたらば、それはオシャレいじめがあるからだよ、オシャレじゃない子や綺麗(フランス的にbeau)じゃない子は、ハブられるからだよ。それにパリは拒食症の女の子凄く多いよと言っていました。
個人主義のイメージが強いフランスですが、なんだかんだ言っても結局他人に左右されることは避けて通れないのが人間なのねと思いました。
フィンランドは国民性が大人しくてシャイというか閉鎖的なので、社交的な人が逆に浮くらしいですね。いじめは人間がいる限り無くならないと思います。
詳しくはフィンランドにお住みの方教えてください。
>>ああ
その女子高生とやらがいつ言ったのか知りませんが空気を読まないと苛められるのはずっとやってますよこの国は
>4.悪いのは「いじめられる自分」
個人主義的な傾向が強い欧米社会では、自分の身は自分で守らなければならないという行動規範が強いため、自分がいじめられたときに、「自分は悪くなく、相手が悪い」と考えて自分の身を守る。
それに対し、「コミュニティのなかに入れない人が悪い」という価値観を教育されてきた集団主義社会の日本人は、いじめられた本人が「自分が悪いからいじめられた」と考えてしまうケースが多い。いじめられる自分が悪いと思う文化では、いじめで心理的に追い詰められたときに、うつや不登校、引きこもり、自殺などの自己否定的な反応を示しやすいのが特徴である。
また、真面目な日本人の気質もあいまって、日本人は他者から悪く思われないように、自分を改善する心性が強く、批判されないように自分の欠点を見つけて直そうとする傾向がある。だから批判された場合も、「自分が悪いから批判された」と自罰的になりやすいといえるだろう。自罰性が比較的強いうえに、日本でのいじめはほとんどが仲間内で起こるので、守り合うべき関係の中で攻撃されると、さらに自己の内部が強いダメージを受けると考えられる。この点が「いじめを苦にした自殺」が日本で多くなってしまう一番の原因だろう
正に島国根性で村社会の集団主義、全体主義の嫌らしい日本人型の特徴ですね。
私は日本に生まれたことを後悔します。
日本が大嫌いです。
単純に大人社会がいじめ社会だからだと思います。子どもはそれを移す鏡でしかないと思う。
こうやって被害者が悪いなどと意味不明な事を集団で共有しあうから
中学生です。いじめが多いクラスにいます。
誰かが何かしたりきっかけがあり、いじめられる→新しく孤立する人が出る→先生が入る→余計いじめられる→「それをやめよう」などと言いいじめられる人が出る
の繰り返しです。僕はクラスで中の下の位置を保ってるけど、僕より下の人は、奴隷と空気しかいません(扱いが
でも言いつけたら結局終わりません。
この問題はスクールカーストと関係性があると思います。
S,Aチーム(権力がある,サッカー上手い,流行に敏感)
Bチーム(S,Aに憧れてる人、面白系、クール系)
Cチーム(普通、優しい人、良いオタク、いじられ、趣味重視)
Dチーム(太ってる、キモオタ、運動も性格も勉強も顔もダメ)
E,Fチーム(いじめ対象、不登校、中二病、ぼっち)
と言う感じの段階でいじめがひどいクラスはだいたいS,Aがいじめをしていて、大丈夫なクラスは、S,Aがいじめ反対側です。
うちのクラスは前者です…
でも、この段階で上のランクの人に逆らうとランクがダウンします。なので、上の人の行動次第なのが現状です。
日本のいじめが独特なのは、なりすます人達のいじめが異常だから。
日本は、全てのっとられている国です。日本の人権問題、社会問題はほとんどそこに原因がある。
それに影響されてる日本人もいるとは思うけど、せめて日本人だけでも影響されずいじめをやめれば、少なくとも人口的には異常ないじめ社会ではなくなるので、皆でやめるべき。
素晴らしい分析ですね。
参考になります
日本人はこういう事実を見た時に受け入れる事が苦手で、大体は他の国も一緒だ!という回避パターンが多いのが残念ですね。大事なのは日本人の意識が成長することなのに!
あとこれは自論ですが、暴力的だったりハッキリとしたイジメは動物的であり、ある意味、動物的自然性を持ってると思います
日本のイジメの方は心理的なので、心理を1人で抱えこみ自ら自殺するなど動物界にはない、ストレスの強い悲しい心理だと思います。
それに心理的イジメは境界線があいまいなため社会人になっても、似たような事をしてる大人がたくさんいると思います。
日本の自殺率が高いのもそういう陰湿な部分から来てることはだいたいわかりますが、日本人はそれを思考しようとしないのでちょっと狂ってるのかな?と思ってきました
昔から考えてみれば切腹や神風特攻隊にしてもやっぱ昔から個人に死を正当化させる程、洗脳に近い同調圧力があるおかしい国なんだと思います。美化している部分が間違っている事に未だに気付いてない、むしろ世界一の国だと言っているのであと100年は変化なしかもしれません。