またもや日本のおもしろい発明が海外メディアを賑わせている。イギリスで最も古いタブロイド紙デイリーメールに紹介された『熟睡くん』だ。
『熟睡くん』とは、いびきによる無呼吸を防ぐまくらであり、早稲田大学の研究班が開発したクマ型ロボットである。就寝時に無呼吸になれば、クマが自分の頭を反転させてくれるという優れものだ。『熟睡くん』にはマイクが内蔵されており、大きないびきを感知するとクマの手で優しく頭を押してくれる。
大きないびきや呼吸が止まるいびきをする人に働きかける画期的なまくらで、睡眠時無呼吸症候群によって引き起こされる様々な健康障害を防ごうというものだ。
シーツの下にひくセンサーシートによって、睡眠者の情報をキャッチするしくみになっている(写真左)。さらに就寝前に手のセンサー(写真右)を取り付けることで、血中酸素濃度と脈拍数を自動的に図り、睡眠時に血液中の酸素が危険な降下をした時に本体のクマ枕に知らせる役目を果たす。
「オーマイガッ!クマーって本当にいたんだ。」
「いいね、これ!役に立つテディ。」
「だらんとした腕で起こされて、クマに押されても気にしない…そんな自分にビビりそうだ。」
「多くの人に向けた良い発明だと思う!」
「寝てる人が空手ができるってことを忘れてるな。ヘッドタックルでクマの手なんて跳ね除けちゃうぞ。」
「うるさい息子のために1つほしいな。家のなかの別のエリアに息子を連れて行ってくれるやつがいい。
「次は顔を爪でひっかく枕が登場するぞ。」
「これっていつ発売されるんだ?こいつは天才だ!」
「熟睡しすぎている人のための“ひっぱたきモード”はあるのかな?」
「もう販売されてるのか?これ使いたがりそうな奴を何人か知ってるんだが。」
「ジャパン!あんた、いつも問題解決法が突飛すぎるぞ。」
「夫婦関係改善のための素晴らしい策だな。」
写真:Jeff Hill