全国の企業、官庁で2日、入社式や入省式が行われ、東日本大震災や就職難を乗り越えた若者たちが社会人の仲間入りをしました。共同通信の取材では約80万人と推定されている新社会人たちですが、経済誌フォーブスでは「幸せな職種ベスト10」を発表しています。日本の場合とは違う点も多いかもしれませんが、シカゴ大学の国家研究機関が実施した一般調査によると、世界で最も幸せな仕事は以下のとおりです。
1.聖職者
専門家によると、社会的相互作用が仕事の満足度に影響しており、聖職者が最も幸せな仕事として挙げられても不思議ではない。
2.消防士
私たちは起きている時間のほとんどを仕事に当てている。消防士の80%は自分の仕事に「とても満足している」と答えており、人命救助に使命とやりがいを感じているようだ。
3.理学療法士
これもまた、社会的相互作用と人の役に立つ仕事である。「他の人との関わり」と「人を助ける」というのは、幸せな仕事の必要条件なのかもしれません。
4.著作者
ほとんどの著者の場合、収入は途方もなく低いか、ゼロに等しいですが、自分の心の内容を書き留めるの仕事の自由度は、明らかに幸せにつながります。
5.特別支援教育教師
収入の額を気にしない人にとっては、とても充実度の高い仕事です。年収は500万程度だといいます。
6.教師
教師という仕事は一般的に幸福度の高い職だといえます。新米教師の半分が5年以内に辞めていますが、この職は多くの若い理想主義者を魅了しているようです。
7.芸術家
自分の創作した作品で生計をたてていくのはとても難しいですが、彫刻家や画家の多くは高い仕事の満足度を示しています。
8.心理学者
一日中、人々が抱える問題を聞かなくてはならない職ですが、意外にも満足度の高い仕事だそうです。
9.金融サービス代理販売
金融サービスのセールスの65%以上が仕事に満足していると言います。快適なオフィス環境で週40時間労働、年間平均9万ドル以上稼げるという点に魅力があるのでしょう。
10.オペレーティングエンジニア
オペレーティング·エンジニアは、ブルドーザーやショベル、大型ポンプ、空気圧縮機のような巨大なおもちゃで遊ぶように仕事をしています。
このリストと「最も嫌われている仕事トップ10」を比べてみると面白い結果になっている。「幸せな仕事」よりも断然高い収入を得ているのに、仕事に嫌気がさしている人が多いようだ。
「最も嫌われている仕事トップ10」
- IT系管理職
- セールス&マーケティング管理職
- プロダクトマネージャー
- 上級Web開発者
- 技術専門家
- 電子技術者
- 弁護士の助手
- テクニカル·サポート·アナリスト
- CNCのマシニスト
- マーケティングマネージャー