海外旅行中に現地の人から「Are you Japanese?」と声をかけられたり、いきなり日本語で話しかけられたりした経験はありませんか?観光客の多いところで働く人は特に、日本人をその他のアジア人と見分けることができるそうです。さらに、現地で生活してる日本人と観光に来た日本人をも見分けることができるといいます。それでは、どのようなところで区別しているのでしょうか?
そこで今回は、一目でわかる!日本人観光客にありがちな行動とその特徴を7パターンご紹介します。これらを参考にして現地に住む日本人に紛れ込んでしまえば、スリや金銭トラブルの被害を避けられるかもしれません。
やたらおしゃれ
特に女性に言えることですが、海外でやたらおしゃれにしているアジア人がいれば大抵が日本人観光客です。身につけているものがきれいで清潔感があり、ちょっとしたブランド品を身につけている人が多いです。当然ながら現地の人たちは普段着で、日本人のように細かい部分にも気を使っているおしゃれな人は少数派です。あまりにも小奇麗な服装は、海外ではかえって目立ってしまいスリの対象になりやすいので気をつけてください。
キョロキョロしている
海外在住の日本人と観光客を大きく分ける行動の違いがこれです。行先や方向がわかっている人とそうでない人をわける行動ともいえます。当然といえば当然の違いですが、観光客以外の人も多い場所ではとても目立つ行動ですので、気をつけましょう。
カメラか地図を持っている
観光客のトレードマークといえば、カメラと地図です。これは日本人に限らず、他の国の人でも観光客なら持っている必須アイテムですが、日本人観光客はカメラや地図をすぐにカバンの中にしまうのではなく、手に持ったままの状態にしている傾向があると思います。欧州やアメリカ人観光客は反対に、カメラなどはすぐにカバンの中にしまいます。防犯意識の違いがこんなところに表れているなと感じます。
しっかりメイク
あるパリに住むフランス人は「日本人女性を見分けるには化粧を見る」と言っていたくらい、日本人は他のアジア人女性に比べてしっかりと化粧をする傾向にあるといいます。つけまつげや目の周りが黒いメイクは日本人女性の特徴で、現地に住む人はだんだんと現地人化するので化粧が薄くなるといいます。
愛想がいい
何かを注文するときに愛想笑いをするなど、やたらと愛想のいいアジア人がいたら日本人観光客です。そもそも欧米人には愛想笑いという習慣そのものがありません。会話の中でWhy you laugh?と不思議そうに聞かれた経験がある人もいるでしょう。場合によっては相手が怒り出す事だって十分にありうる、結構危ない習慣です。逆に、海外で現地の人とコミュニケーションをとることが多い日本人は無駄に笑顔をつくることが減り、愛想が悪くなってしまいますが…。
現金払い
財布の中にやたらとキャッシュが入っている人は現地に銀行口座のない観光客です。現金での支払いについては、小額でもカードで支払うことが普通の国と、1万円以上でも現金で支払う日本国内での文化の差もあります。欧米ではあまり高額の紙幣を持ち歩かないのが一般的であるため、“高額の紙幣で払う人=日本人”とイメージされがちなようです。
コミュニケーションしない
日本ではレストランやショッピングの際に、店員から「いらっしゃいませ」と声をかけられても、これといって言葉をかえさないのが一般的です。店員と会話を交わすのは何かを頼む時だけで、それ以外の会話はよっぽど意気投合しない限りありません。ところが欧米では、お客さんも店員も1対1の対等な人間という概念が強く、お店に無言で入ってきて、何もいわずにいて、出て行ってしまう人はあまり良く思われません。ちょっとお店をのぞくだけでも、お店に入る際には「こんにちは」と声をかけ、何も買って帰らなくても「さようなら」ぐらいは声をかけるようにしましょう。