ホーム海外事情日本との違い日本人がパリに来てイライラしがちな13のこと

日本人がパリに来てイライラしがちな13のこと

『華の都』と呼ばれるように、パリは芸術、文化、ファッションのあこがれの地として世界的に有名です。多くの観光客が1年中通して訪れますが、全てがいい思い出とはいかないこともあるようです。特に、便利さで言えば世界一の日本で育った私たち日本人にとってはパリに来て不便さや不快さにイライラしてしまうことも少なくありません。そこで今回はパリに観光に来た日本人が思わず愚痴ってしまう、イライラしがちなことを13ご紹介します。

 

トイレが有料なこと

初めてフランスに行った人が驚くのがこれ。そうです!フランスのトイレは有料なのです。入り口に座っている人に50サンチームほど支払って中に入れます。トイレが有料であることも驚きのひとつですが、パリの街中にトイレがないことにも最初は驚くでしょう。トイレに行きたいのに見つからなくてイライラ・・・。フランス人はトイレに行きたくなるとカフェなどでコーヒーを一杯飲み、カフェ内のトイレを利用するという人が多いです。パリに長く住む日本人も、パリのトイレ事情を熟知しており、「外出先ではできるだけトイレに行かない」という人や「レストランで食事して出る前には必ずトイレに行くことにしている」という人なども少なくありません。

地下鉄がストで運休

毎日決まった時間にきっちりと走る日本の電車や地下鉄になれきってしまっていると、パリの電車や地下鉄にイライラしてしまうかもしれません。特に、パリ滞在がストの時期と重なってしまうと最悪です。電車内で何時間も待たされたり、次の駅まで歩く羽目になります。ストが日常茶飯事であるせいもあり、パリジャンたちはストがあれば素早く対応しています。通勤をバイクに変えたり、早起きして次の駅まで歩いたりとすぐに切り替えます。パリ地下鉄の1番線(観光客が最も多いライン)が完全無人自動運転になったのは、頻発するストが背景にあるのかもしれません。

ピックポケット

旅行者はスリの対象として狙われやすいです。パリの地下鉄では、運悪く財布を盗まれたという人がとても多いです。観光客が最も多いパリ地下鉄の1番線では、時々「今ピックポケットが車内に入ってきたので持ち物に注意して下さい」というアナウンスが流れます。旅行先でスリに会ってしまったら、ショックで悔しくて、つまらない思いをすることになってしまいます。スリに合わない方法はこちらを参照→http://www.2011/09/14/

ジュースを買おうと思って自販機にお金を入れたのに反応なし

のどが渇いて自販機にお金を入れる時は注意!つり銭の必要がないようにしましょう。自販機が壊れている場合が多々あります。できるだけ小さい小銭から投入するのもパリの自販機で飲み物を買う時のコツです。パリの街中で自販機を叩いている人や自販機に向かって怒っている人は飲み物やつり銭が出てこなくて怒っている人です。その自販機は利用しないようにしましょう。

ニセジャポネ

チーズやパン、バターの多いフランスの食事に飽きてきたらやっぱり日本食が食べたくなりますよね。パリの日本食レストランに行く日本人観光客は実はとても多いのです。ですが、いざ入った日本食レストランが中国人の経営する通称“ニセジャポネ”だったという人も少なくありません。寿司といっしょにご飯がついてきたり、天ぷらうどんがえびフライうどんだったりと、おかしな日本食が出てきてビックリです。

観光地のチケット売り場や入り口などがどこかわかりにくい

オペラやベルサイユ宮殿など、観光客の多い場所に初めて行ったとき、どこに行けばチケットが買えるのか、どこが入り口なのかがわかりにくくてイライラしたという声をよくききます。実際にわかりにくいところにあったりして、もう少しわかりやすく表記しててほしいのになぁと思ったりします。

トイレの便座がない

フランストイレ事情のイライラ第2弾です。トイレの便座は盗まれる可能性があるので取り付けていないという所が少なからずあります。女性にとってはとても不快なこの“便座なし”トイレ。やはり外出先でのトイレはできるだけ控えるようにした方が賢明です。

店員が無愛想

パリのカフェやアパレル店員の対応が無愛想でイラッとしたことのある人は多いはず。特にフランス語をうまく話せないお客に対して露骨に嫌な顔をする店員さんもいます。「こっちがお客さんなんだぞ!」とイライラしてしまいますが、諦めるのが賢明です。そんなゆるーい接客がパリの良さなんだと思える心を持ちましょう。

フランス人の日本食の変な食べ方

日本食レストランに入ると周りのフランス人が変な食べ方をしていることに気が付くはずです。白ご飯に焼肉のタレをどぼどぼかけて食べる、みそ汁をスプーンで飲む、麺類はスープだけを先に飲むなど、「その食べ方はおかしいですよ!」と思わず注意したくなっちゃうかもしれません。

どこに行っても平気で待たされる

迅速でスピーディーな対応が良しとされる日本とは違い、フランスではどこに行っても待たされイライラしてしまいます。店員さんも、「急がなくちゃ」とか、「お客さんを待たせている」という意識はなく、自分のペースでゆっくりと対応し、待たせることが平気のようです。また待っている側のフランス人も、おしゃべりしたり携帯をいじったりと慣れたご様子。パリではごくごく日常の風景です。

歩きたばこ&ポイ捨て

室内ではレストランもどこでも禁煙が徹底されているフランスだけあって、歩きたばこ&ポイ捨て率がとても高いです。日本のように個室の喫煙スペースがあるわけでもないため、パリでは歩きたばこをしている人をよく見かけるはずです。ポケット灰皿を携帯している人も少なく、みんな道端のそこらじゅうにポイポイ捨てていきます。華の都であるパリが本当は汚い街だと言われてしまうのはこの辺りからくるのかもしれません。

「ニーハオ!」と声をかけられる

当然ながら(?)、中国人と日本人を見分けられるフランス人はあまり多くありません。東洋人を見たら、とりあえず数の一番多い中国人だと疑ってやまない人もいます。

凱旋門の周りの道路

パリ市内を運転してみて下さい。凱旋門の周りの道路は円形になっていて、色んな所から車が出たり入ったり。慣れないうちはイライラするはずです。通勤ラッシュ時は全く車が動かず、これまたイライラ。特にパリは道が細く、日本のようにきれいに区画整理されていない部分が多いので運転には苦労すると思います。

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