世界遺産にも指定され、海外の有名なセレブたちにも人気が高い日本食。「夕飯はお寿司の出前をとる?」なんて会話も海外では日常的にされるようになりました。しかしながら、世界の人に愛されている日本食ですが、日本人にとっての”日本食”と外国人の思う日本食ではその認識に微妙な違いがあるものです。
そこで今回は、外国人が日本食に対して誤解していることを5つ紹介します。外国人には日本食がこのように映っているようです…。
1. 寿司はダイエットにいい
「今はダイエット中だからディナーはお寿司にするわ」という外国人女性が意外に多いです。日本人からすると、寿司はカロリーが高く、ダイエット向きの食品ではないですが、”日本食はヘルシー”という認識が定着している海外ではお寿司がダイエット料理です。脂肪の多い他のジャンクフードに比べれば確かにヘルシーですが、ダイエット中にお寿司を食べる人って日本にはあまりいませんよね。
2. 醤油はソース
醤油をsoy sauceということから、醤油をソースとして認識している外国人が多いです。そのため、白いご飯やお魚などにもドボドボとお醤油をかけて食べます。しかし、日本人的な感覚からいうと、醤油は塩。ただでさえ塩分の多い日本食なので、塩分を摂りすぎないように注意しますが、外国人はお構いなしにドボドボ醤油を使います。
3. 白ご飯と醤油はセット
日本人は白いご飯とおかずを一緒に食べる三角食べをします。ある意味で日本食は、味のない白いご飯までを含めて一品です。しかし、海外では一品一品で味が完結していることが多いので、味のない白いご飯はただの味気のないご飯でしかありません。そのため、ご飯に味をつけるために醤油をかけます。醤油はご飯にかけるためにあるものだと思っている人も多く、「ご飯にかける用の醤油ある?」と聞かれることもしばしばです。
4. わさびは醤油の小皿で溶く
これは日本人でもやっている人が多いですが、厳密に言えばマナー違反です。理由としては見た目の美しさが損なわれてしまうことのほかに、全部同じ味になってしまい、色々な薬味を楽しむことが出来ないからだと言われています。しかし、この食べ方をしている日本人を見て、「日本ではわさびを溶いて食べるのか!」と間違って学んでしまう外国人もいます。筆者も「日本ではこうやって食べるのがマナーでしょ?」と外国人に聞かれたことがあります。単に面倒だからという理由でこの食べ方をしている外国人もいますが…。
5. 日常的にクジラを食べる
クジラ捕鯨の問題が海外のメディアで大きく報道されるからでしょうか。日本人は日常的にクジラやイルカを食べているといった誤解をしている外国人もいます。実際のところ、「くじら肉、いるか肉大好き!」という日本人は少数派なのではないかと思います。いわしやマグロのように日常的にクジラを食べていると勘違いされているようです。
口内調味を前提として料理を作ってるのは日本料理ぐらい。
食文化の貧しい国ほど口内調味の概念がなく、皿の上でぐっちゃぐちゃに混ぜてから食べるという悲惨なことになっちゃう。
わさびは醤油の小皿で溶くのはマナー違反ではありません(そのようなマナーは存在しない)。
和食に長く携わっておりますが、いつもこのような話を聞くたびに苦々しく思っていました。
良く茶道が云々とかいうこじつけの根拠を述べる方がいますが(週刊誌の知識のないライターが適当に書いた記事が元だと思います)
自分の意見を他人に押し付けないでください。わさび醤油のマナー違反は聞いたこともない話です。
そもそも世界遺産に登録された「和食」って日本料理と言うよりか、
「料亭で出される高級料理」ですよね。そう言う意味では自分はあまり
好きじゃありません。日本の家庭料理と料亭の味は明らかに違うし、
将来的に日本に移住した外国人が「懐石料理だと思ったら全然違う!」と
憤慨するのではと、心配はしております。
日本人は、まあアメリカ人もどこの国も同じですけど、やたら「美化」しますよね。
ったく欧米人はこれだから(´д`|||)
3と5は、確かに日本の習慣にはないかもしれないけど。各国が自国の文化に合わせるのは良いことだし堅苦しい事を言うのはちょっとね、日本もお互い様ですし。
しかし、ご飯に醤油だけかけて食べるアメリカ人なんて見たことないな。
1に関しては、寿司がダイエットに良いのは合理的、最も鮮度が重要とされる料理で、米というほぼ完全食である食材がベースになっている上、魚のフィッシュオイルは表記上のカロリーを実質より高くみせているが表記カロリーが高くても実際にはフィッシュオイルは、肉などの動物性脂質どころか植物性脂質よりヘルシーで、フィッシュオイルは余分には吸収されない性質があり他の脂質より遥かに身体に優しい、しかも魚は抗酸化効果もあり免疫力アップ老化防止など日本人の平均寿命世界一の理由の一つとして日米の専門家の間では言われているぐらい。ちなみに日本のボディービルダーやボクサーの減量期には必ずと言って良いほど魚と米を食べる、プロフェッショナルも御用達のダイエット食なのである。
2は、読んでビックリだった。醤油が只の塩だと?いやいや、塩分は多いが塩とは完全に違うでしょ。
醤油はソースの一種ですよ。醤油の原型である醤は日本や古代ローマ帝国でも広く一般的に使われていたソースの一種です。醤油の歴史的経緯から判断してもソイソースで間違いありません。
4は、これは大半の日本人がやっている事だし、無理矢理あら探ししてて意地悪な書き方をしたように見える。ワサビを醤油の小皿に溶いちゃダメなんて何処かのローカルなマナーなんじゃないの?東京だけのマナーかもしれないね。東京の人間でも醤油の小皿にワサビを溶く人ばかりだけどさ。
アメリカ在住です。
醤油にワサビを溶かすのは、マナー以前に見た目がすごすぎる。
どわーっと小皿になみなみ注いで、同じくらいの量のワサビを溶かす。
小皿から溢れたら、大きいお皿に移し替えて気がすむまで醤油ワサビの調整をする。
一組客が来れば瓶一本空きます
中欧の国に住んでいますが、日本人経営でない寿司レストランに行ってアラカルトで注文したら、1番最初に味噌汁が運ばれてきて、平らげるまで他の物が来ませんでした。スープは最初のお皿という認識なんでしょうね。
日本のフランス料理店で全ての物がお膳に乗って一度に出てくることはないのに、外国の和食のお店でスープを最初というルールにするのは納得いかないんですが、如何なものでしょうか。
あー、それわかります!
ヨーロッパのほうが、日本よりも欧州式食事の仕方を押し付けている感じがして、個人的には不快だと思っていました。
米に味がないって……味覚音痴かまずい米しか食べたことない貧乏人かな