「こんなはずじゃなかった!」
楽しみにしていた海外旅行先のホテルでこんな後悔はしたくないですよね。旅行は安全が第一。トラブルを未然に回避できるように、海外旅行先のホテルではチェックインしたらすぐに部屋の安全確認をきちんとするべきです。そこで今回は、アメリカの旅行会社smartertravelによる「ホテルについたらまず確認すべき8つのこと」をご紹介します。
1. トコジラミ(南京虫)がいないか
刺されると強いかゆみを伴う害虫「トコジラミ」。オーストラリアやアメリカでも、近年になって再びトコジラミが大発生し、観光業界に大打撃を与えています。旅行先のホテルに着いたら、まずマットレスやベットフレーム、ヘッドボードなどを徹底して隅々までチェックしましょう。トコジラミは普段は明かりを嫌い、壁の割れ目など隙間に潜んでいるので見つけにくいので注意が必要。トコジラミが吸血した時に垂れた血液のシミがシーツの下のマットレスについていないかも確認してください。
2. 除菌されているか
ホテルは綺麗に見えるかもしれませんが、衛生的ではないかもしれません。ホテルの清掃員はバスタブやトイレなどの掃除はしているかもしれませんが、リモコンや電気のスイッチ、ドアノブなどの除菌まではやっていないことが多いです。除菌ジェルや除菌シートなどでこれらの場所をさっと拭きましょう。
3. 人が隠れていないか
ホテルの部屋でリラックスする前に、ベットの下やクローゼットの中などの隠れられる場所に誰かが潜んでいないか確認しましょう。「ちょっとそれはやりすぎじゃない?」と思われるかもしれませんが、実際に被害が出ています。あなたより一足早く部屋に侵入した誰かが、あなたを待ち受けているかもしれません。ある被害者は、ホテルの部屋から奇妙な臭いがするとクレームを言い、ホテルのフロントがチェックに来たところ、ベットの下に長い間死体が隠されていたことが判明したそうです。
4. 空調が壊れていないか
ホテルの空調が壊れていないかはチェックイン後すぐに確認しましょう。夜、暑すぎて(寒すぎて)目を覚まし、空調が壊れていることに気がついても遅すぎます。海外では日本のようにすぐにメンテナンススタッフが来てくれることもないので、問題があってからでは遅いです。
5. ベットカバーはきれいか
ベットシーツや枕カバーなどは簡単に洗濯できますが、ベットカバーはどうでしょうか。アメリカの主要ホテルチェーンで客室ハウスキーピングをしていた元支配人のReneta McCarthyさんによると、ホテルのベットカバーは洗濯する頻度が少なく、年に4回しか洗濯しないホテルもあるそうです。ベットカバーの上に寝転がる前に、汚いベットカバーははずしてしまいましょう。
6. 目覚まし時計が設定されていないか
あなたの前にホテルの部屋を使った人が目覚まし時計を設定したままになっているかもしれません。次の日の朝4時に起こされでもしたらたまりません。部屋に入った段階で、目覚まし時計が設定されていないか確認してみましょう。設定の変更が難しいようであれば、自分の携帯電話を目覚まし代わりに使うこともできるので、ホテル備え付けの目覚まし時計はコンセントから抜いても大丈夫です。
7. 「do not disturb 」を掛けたか
ホテルの部屋では、自分が鍵を開けて部屋に入るのと同時に「Do Not Disturb」を賭け、部屋を出る時に裏返すという癖付けておくと便利です。そうすれば、清掃員と鉢合わせるという気まずい経験をしなくてすみます。
8. 非常口、避難経路はどこか
忘れがちですがこれも大切な確認のひとつです。ホテルの部屋には必ず非常口と避難経路を載せた地図があります。実際にこれを使うことはほとんどありませんが、さっと確認してもしもの時に備えましょう。ちょっとした行動があなたの命を救うことになるかもしれません。
まとめ
なかには「え?そんなことも必要なの?」という項目もありますが、参照元サイトのコメント欄を見ていると、「これはやりすぎではない」、「これくらい当たり前」という声が多く、訴訟の国アメリカの人たちにとっては珍しくもないようです。「うちの弁護士の息子も必ず確認しているよ」というコメントもありました。