国の違いが一目瞭然！世界の面白い国境線の画像あれこれ

こっから向こうは別の国という境界線を表す国境。日本は島国のため、あまり国境線に馴染みがないですが、世界には一風変わった面白いボーダーラインがあります。そこで今回は海外サイトより、「15枚の写真で見る世界の面白い国境線」を紹介します。国の経済力の違いや環境問題が一目でわかるものもなかにはあって、面白いです。

オランダとベルギー

オランダの領地の中には、ベルギーの飛び地があります。そのため、オランダの町の中にはこのように国境がいくつもあります。この地域の郵便局員は大変そうですね。

ドイツとチェコ

右がチェコで、左がドイツ。

スペインとポルトガル

手前がスペインで、車線がなくなっているところからがポルトガルです。道路の質の違いが歴然です。

アメリカとメキシコ

左がアメリカ、右がメキシコ。ここの国境線は定規を引いたようにまっすぐ。アメリカのほうが田舎で何もなく、メキシコはビルや建物が多いです。

ノルウェーとスウェーデン

何とも北欧らしい国境線。左がスウェーデンで、右がノルウェーです。2国の国境となるこの道は、1,600kmにも及びます。雪国でこの急斜面は何とも危なそうな道路ですね。

アメリカとカナダ

左がアメリカ、右がカナダ。定規で引いたようにまっすぐです。

ハイチとドミニカ共和国

右の緑が多いほうがドミニカ共和国、左がハイチ。ハイチでは森林伐採が大きな環境問題となっています。1990年から2000年にかけて毎年平均700ヘクタール、10年間で7,000ヘクタールの森林が消えたとされています。

アルゼンチンとブラジル、パラグアイ

南米大陸のアルゼンチン (80%)とブラジル(20%)の二国にまたがる世界最大の滝、イグアスの滝。グアス川をほんの２０キロも下ると、パラナ川という川と合流します。その合流点が、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの３国国境地点であり、観光地となっているそうです。

ポーランドとウクライナ

国境をまたいで描かれている大きな魚。両国のアーティストが一緒に緑の種を植え、「自然と文化は国境を越える」ことを魚のアートで表現しているのだとか。2か国合同の芸術作品ともいえる国境線です。

アメリカとメキシコ

ドナルド・トランプ氏が思い描く、メキシコとの壁がここに実現！？現地の人は国境線を遣って、呑気にバレーボールで遊んでいます。

エジプトとイスラエル

左がエジプト、右がイスラエル。海岸線近くの青い部分が、パレスチナ自治政府の行政区画であるガザ地区です。

ブラジルとボリビア

左上がブラジル、右下がボリビアです。ブラジルの都市開発が進んでいることがわかります。同時に、ブラジルがどれだけの森林を伐採してきたかも見ることができます。

スウェーデンとデンマーク

デンマークとスウェーデンの間のエーレスンド海峡（オーレスン海峡）を結ぶオーレスン・リンク。海底の土をさらって埋め立てられた島で、さらったその溝にコンクリートを流し込んで4キロのトンネルが建設されました。まるで海に吸い込まれるような感覚を味わえる国境です。

ドイツとオランダ、ベルギー

ここでは、ドイツとオランダとベルギーの国境が交わるところ。

スペインとポルトガル

手前がスペイン、奥がポルトガル。国境をジップライン（ワイヤーロープをプーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りる遊び）で越えてみるのもいいかもしれません。時速80キロまで出るスリリングな国境越えです。川幅150メートルを1分間でまたぎます。料金は15ユーロ。

いかがでしょうか。国境を見るだけで、国の違いがわかるというのもなかなか面白いものです。海外でしかできない”国境越え”をあなたはどこで体験してみたいですか？

参照：freeyork.org