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海外在住プロブロガーという生き方。メリット&デメリットはこれだ!

マダムリリーは、最近もてはやされている(?)、いわゆるノマドワーカー、ブログ飯だ。最初は、日本に住む家族や友人への近況報告のために始めたこのブログも、3年後にフランスで個人事業主(auto-entrepreneur)として起業し、現在では旦那が明日無職になっても生活を支えていけるくらいの安定した収入を確保できるようになった。

しかし、「海外在住ブロガー」という何ともお気楽な響きに隠された苦労やデメリットもある。もちろん、海外に住んでいるからこそのメリットも大きい。そこで今回は、海外在住プロブロガーという生き方のメリットとデメリットを5つずつ紹介する。これを読んだら、海外在住プロブロガーの実態がわかるはずだ。

 

メリット1: 日本人コミュニティに依存しなくて済む

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海外に暮らす日本人は駐在員を除いて、ほとんどが現地採用だ。現地の外国語ができてもできなくても、日本語力を生かした仕事に就く人がほとんどで、日本食レストランや日本食スーパー、美容師、マッサージ師など、日本人相手の客商売をしている人が多い。要するに、必然的に日本人の多いエリアでしか仕事ができないということになる。配偶者の仕事の都合で、地方へ転勤してしまったら、同時に職を失ってしまうのだ。

その点、ブロガーは海外だろうが、地方だろうが、インターネット接続さえできればどこででも仕事ができるという利点がある。配偶者の仕事の都合に「常に」合わせることができ、収入が居住地に左右されないのは大きなメリットだ。

 

デメリット1: 周りに理解されない

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「仕事は何してるの?」と、海外にいると本当によく聞かれる。日本でなら、「会社員です」、「主婦です」と一言いえばそれで済むが、欧米人の会話では、どんな会社のどんな部署で、どんなプロジェクトを手掛けているかなど、かなり具体的な話をする。会社勤めの場合は周りに仕事内容を理解されやすいが、個人事業のブロガーと言っても、周りの人にはなかなか理解されない。

「それって趣味とは違うの?」、「どうやったらブログでお金が稼げるの?」というような基本的な質問をされることもしばしば。私の説明が下手なのもあるのだろうが、謙遜の文化で育った日本人としては、自分の仕事を自画自賛するような説明にならないよう気を配りすぎて、誤解されることも多い。

 

メリット2: 語学勉強に時間がさける

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海外在住歴10年以上の日本人でも、現地の言葉が全く話せない人は案外多い。理由を聞いてみると、「仕事で忙しいから」という人がほとんどだ。確かに、フルタイムで働きながら、しっかりと勉強時間を確保するのはなかなか難しいだろう。時間が不規則で、付き合いの多い飲食業界はなおさらである。

ブロガーなら在宅なので、基本的に自分の好きな時間で仕事が組める。スケジュールの組み方を工夫すれば、家事&子育てと、勉強、仕事を両立させることだって難しくはない。

また、海外在住者は定期的に日本へ一時帰国する人が大半だが、この帰国時期も他人に合わせることなく、自分の好きなように組めるところもブロガーの利点だ。配偶者の休みに合わせて、自分も休みをとれるので、家族全員で日本へ帰国することも可能だ。

 

デメリット2: 自己管理能力が必須

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自由にスケジュールが組めるということは、それだけ自己管理能力が求められるということ。もっと記事を書け!、アクセスを上げろ!など、プレッシャーをかけて、お尻を叩いてくれる上司がいないので、怠けようと思えばいくらでも怠けられる。常に目的意識を持ち、自分で自分を管理、 コントロールする力がないと、はっきり言ってプロブロガーは務まらないと思う。

どんな仕事であっても、自己管理能力は必要だが、ブロガーの場合は特にこの能力が必須である。逆に言えば、怠け者で自発的に動くことが苦手な人は向いていないのでやめたほうがいい。

 

メリット3: 面白い!

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同じ仕事でも面白いと感じる人と、そうでない人がいるだろうが、マダムリリーはブロガーという仕事はとても面白いと思う。自分が面白いと思うことを記事にしているので、当然といえば当然なのだが、ここまで続けられてこれたのは、真にこの仕事を面白がってやっているからだ。

世の中の人が興味を持っていることを追い、アイデアをひねり出して、説得できる文章力を探求する…。学ぶべきことはたくさんあるし、伝えたいこともたくさんある。海外在住者の読者から「励まされました」なんていうメッセージをもらった日には踊りだしたくなるほど、嬉しい。ブロガーは十分、やりがいのある仕事なのだ。

 

デメリット3: 孤独

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とはいえ、普段は毎日がパソコンとのにらめっこなので、孤独な仕事であることは間違いない。嫌いな上司や面倒な職場の人間関係から解放されているぶん、さみしい仕事だ。読者からのコメントやSNSの反応である程度は予測できるが、「もっとこういう風にしたら?」という提案も、「こういうところがダメだよ」というフィードバックも直接されることはない。

実は、マダムリリーは割と外交的な性格なので、これが結構辛い。この反動で、週一で趣味のサークルに通ったり、友人関係を大切にするようになったので、結果としては良かったのかもしれないが…。

 

メリット4: 学歴関係なし

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フランスは日本以上の学歴社会だ。フランスで、良い会社に入って、出世したければ難関のグランゼコール(高等職業教育機関)を卒業していないと難しい。最低でも大学院を卒業していないと、一生安月給のままである。

マダムリリーは学部卒だが、院卒ではない。フランスで修士号を取得するという選択肢もあるが、フランスの大学の授業についていき、単位をとれるまでのフランス語力を身に付けるだけで数年はかかってしまう。学士号だけしか持っていない、フランス語力がネイティブに満たない人が仕事できる場所は、かなり限られているのだ。

ブロガーは、学歴や語学力で入り口を制限されることが、まずない。本人の努力次第で、グランゼコール出身のエリートと同じくらい稼ぐことだって可能だ。ブログ運営は、誰にでも平等にチャンスが与えられているので、海外ではスペックが低くなりがちな外国人には有利な職業だと言えるだろう。

 

デメリット4: 安定した収入になるまでに時間がかかる

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しかし、ブログを開設したらすぐに生活できるほどのお金が稼げるかと言えば、そんな甘いことはない。競争が激しいネット社会で目立ち、一定数のリピーターを確保し続けるのには年月がかかる。ブログを初めてみて気が付くだろうが、ブログで飯を食うことのできるのは、本当に氷山の一角だ。ここまでたどり着くには、運も必要だし、何より途中で止めないことが大切だと思う。

よほどの文章スキルと運、コネなどがない限り、ブログを立ち上げてすぐに収入になる人はいないだろう。ブログだけの収入で生活できるようになるには、最低でも3年はかかると思う。ここに到達するまでに、あきらめて脱落していく人のほうがはるかに多い。ブログ飯になるには、何よりも根気が必要だ。

 

メリット5: 海外で必要な自己表現力が身につく

海外在住プロブロガーという生き方。メリット&デメリットはこれだ!

海外生活者は今すぐブログを始めるべき!おすすめする7つの理由」という記事にも書いたが、ブログを書き続けると、「自分の意見」を論理的に説明する訓練になる点がいい。欧米人との会話では、「自分の意見を言う力」が大切だが、ブログを書くことはこの力を鍛える上でとっておきの方法だと思う。

他人の受け売りや事実を解説するだけにとどまらず、そこに自分のオリジナルな考えや分析を加えることで、外国人との会話がもっと面白いものになり、打ち解けやすくなる。

日本人はよく外国人に「何を考えているかわからない」と表現されることが多いが、これは自分の意見を論理的に説明することに慣れていないことからくるのではないかと思う。ブログを書きながら、いつも「自分はどう思うか?」、「どうすればわかりやすく説明できるか」と問い続ければ、おのずと自分の意見を論理的に説明することに慣れていくはずだ。

 

デメリット5: そんなに楽じゃない

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ブロガーやユーチューバ―など、楽してお金稼いでるようなニュアンスがあるが、実際はそんなに楽じゃない。インターネットを生業にするなら、匿名の誹謗中傷に耐える強い精神力も必要だ。いつも面白いことが思いつくわけでもなく、アイデアが尽きることだってある。世の中の流れを知るために、膨大な量の情報を仕入れなければならない。そうやって勉強しても、常に自分の知らないことはあるし、個人事業主特有の先が見えない不安もあるだろう。

 

おわりに

自由を手に入れる代わりに、精神的疲労が多いのが、ブロガーの特徴なのではないだろうか。人気が上がるにつれ、ファンも増えるが、アンチも増える。そして、不安も増える。これがプロブロガーの実態だと思う。

 

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